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NEAT001、Reignのドラマー。 旅行記から、食レポ、韓流、マンガ、アニメ、音楽…

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NEAT001、Reignのドラマー。 旅行記から、食レポ、韓流、マンガ、アニメ、音楽、スポーツ、読書感想文、歴史にITネタまで、節操なくなんでも書きます。

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  • 「大長今(宮廷女官チャングムの誓い)」の続編ストーリーを妄想

    「大長今(宮廷女官チャングムの誓い)」の続編ストーリーを妄想してみました。時代・風俗考証や地名の位置関係は、WikipediaやGoogleMapで調べられる程度でかなり適当ですが、妄想ならではの自由な発想(?)をお楽しみください。

  • 歴史、言語、雑学

    歴史や言語学、またそれらにまつわる雑学ネタの記事をまとめています。

  • 音楽・バンドネタ

    音楽関連のネタや自身のバンド活動に関する記事をまとめました。

  • 宇久島旅行記2022GW

    長崎県五島列島の最北端にある宇久島。 この宇久島への行程や島の観光情報などをまとめています。

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2024年大河ドラマ「光る君へ」への期待

「光る君へ」が年明け1月7日からいよいよ始まりますね。 平安時代が大河ドラマの舞台となるのは2012年の「平清盛」以来。 1976年の「風と雲と虹と」に次いで史上2番目に古い時代を描くドラマになるんだそうです。(wikipediaより) 主人公が紫式部ということで、2022年5月の制作発表から大変楽しみにしていたのですが、紫式部を除き私がこのドラマで最も注目している登場人物は清少納言なんですよね。 しかし藤原道長に請われて紫式部が宮中に上がったのは清少納言が宮仕えを辞し

    • ボイジャー号がまだ現役ってご存知でした?

      先日、facebookのフィードにこんな記事リンクが表示されました。 ボイジャー1号は1977年に打ち上げられたNASAの惑星探査機です。 (タイトル画像はボイジャー2号:パブリックドメイン) 1970〜80年代前半は、パイオニア10/11号やボイジャー1/2号などの探査機が相次いで打ち上げられ、それらにより多くの新しい知見が天文学にもたらされた時代。 さらにはスター・ウォーズが起爆剤となってSFがブームになったり、カール・セーガンの「コスモス」がゴールデンに放映される

      • 「宮廷女官チャングムの誓い」の続編ストーリーを勝手に考えてみた [第一話]

        すわ、ついに「大長今(宮廷女官チャングムの誓い)」の続編が制作決定か!?。。と思いきや、どうやら「続編」ではないらしいですね。 もともと「大長今」では「甲子士禍(生母尹氏の処刑にかかわった人々が燕山君により粛清された事件)」や「中宗反正(燕山君に反発した勢力によるクーデターと中宗の擁立)」などの史実以外は全てイ・ビョンフン監督と脚本家による創作でした。 その脚本家さんが「医女チャングム(仮)」との関連性を否定したということはつまり、ミン・ジョンホやクミョンなど「大長今」の

        • 「宮廷女官チャングムの誓い」がより面白くなる、かもしれない雑学ありマス

          ※注:ネタバレもありマス 「大長今(宮廷女官チャングムの誓い)」とは「大長今(邦題:宮廷女官チャングムの誓い)」とは、2003年から2004年にわたって韓国MBCで放送されたTVドラマです。 本国で最大57.8%、平均でも45%を越える高視聴率を記録したほか、日本や中国などのアジア圏のみならず中東やアフリカ〜ヨーロッパでも放送され、大変な人気を博した、韓流時代劇の金字塔とも言える作品です。(日本でいうところの「おしん」といえば分かりやすいですね) ドラマでは主人公の長今

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        2024年大河ドラマ「光る君へ」への期待

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          「光る君へ」第一回放送見てみた感想

          タイトル絵画:松岡映丘 「春光春衣」 より(パブリックドメイン) 昨年末に「2024年大河ドラマ『光る君へ』への期待」というタイトルで記事を投稿しました。↓↓ 放送開始に向け、NHKが次々と投入してくる関連番組を漁るように見ては期待(妄想?)を膨らませる中、ついにスタートとなりましたのでその記念すべき第一回の感想を書き連ねてみたいと思います。 ※※以下ネタバレあり※※ まずオープニング。 フィギュアスケートファンにはお馴染みの、ラフマニノフのピアノ協奏曲を彷彿とさせ

          「光る君へ」第一回放送見てみた感想

          松武秀樹氏と"タンス"を見てきた件

          先日、このようなイベントに行ってきました。 わたくし、小学生の頃からのYMOファンでして、facebook等で時折YMOネタを投稿しているのを見ていた友人がわざわざ教えてくれたのでした。 メインアクトの山口美央子さんについては、失礼ながら全く存じ上げなかったのですが、調べてみると80年代に松武秀樹さんや土屋昌巳さんとアルバムを共作し、それらが海外でも高く評価されるなど「シンセの歌姫」として活躍されていた方なんですね。 コーセー化粧品CMソング『恋は春感』 テロップに山口

          松武秀樹氏と"タンス"を見てきた件

          大黒屋光太夫と北槎聞略

          三重県鈴鹿市にある大黒屋光太夫記念館。 大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)は江戸時代(18世紀後半)の船頭です。 雇われて乗船した千石船「神昌丸」が嵐で遭難し、7ヶ月もの漂流ののちアリューシャン列島を構成する島の一つ、アムトチカ島に漂着。 たまたま現地に滞在していたロシア人や島民に助けられ、その後大勢の仲間を失うなど大変な苦労をしながらも数年かけてロシアを横断し、サンクトペテルブルクでエカテリーナ2世への拝謁が叶ったことでロシアの外交使節団の一員として日本に帰国を果た

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          第九と日本人と"Eagle Fly Free"

          日本の年末の風物詩といえばアメ横の買い物客、今年の漢字、東西本願寺の煤払い、干支の置物の制作風景、そしてベートーヴェンの「第九」。 「第九」の正式名称は「交響曲第9番 ニ短調 作品125」で、4つの楽章からなる交響曲ですが、多くの日本人が「第九」と聞いてまず思い浮かべるのは最も盛り上げる第四楽章のあの合唱パートでしょう。 ちなみに第九が日本で初演されたのは1918年なんだそうですが、その後なぜ第九が年末の風物詩となったかは諸説あるようです。 それと同時に、なぜ日本人はこ

          第九と日本人と"Eagle Fly Free"

          「杜子春」と「西遊記」

          人間椅子のアルバム「苦楽」の1曲目に収録されている「杜子春」 シンプルで重厚なリフもさることながら、♪杜子春ドドドド♪杜子春ドドドド♪というサビは、一度聞いたら脳内でエンドレス再生されるほどの中毒性があるので注意が必要です。(朝聞くと一日中頭の中を回ってる😅) ところで「杜子春」と聞いて、私は実家にあった朗読レコード付きの赤い鳥名作集を思い出しました。 子供の頃、全5巻のシリーズうち芥川龍之介の「杜子春」と「蜘蛛の糸」が収録されている第1巻が大のお気に入りで、LP盤がす

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          「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ」観てきました

          注:この記事はファイナルファンタジーⅩ(以下FFX)を未プレイの方、FFX歌舞伎をご覧になっていない方にはネタバレを含みます。 4月7日にIHI STAGE AROUND TOKYOで開催中の「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ」を観てきました。 あの大人気タイトルのFFXが歌舞伎でどう表現されるのか、制作発表当時からものすごく興味があったのですが、結論からいうと想像していた以上に良かったです。 もともとFFXはビジュアル面で和の要素を多く取り入れていたので、歌舞伎と

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          大野晋と藤堂明保(日本語の探求 対談集)

          昨年、相方が3週間の入院ののち無事退院した日のこと。 指定された時間に迎えにいったものの、このご時世で病室には入れず、準備ができるまで談話スペースでしばし待つことに。 空いている椅子に腰掛け、ふと壁の棚に目をやると池波正太郎や司馬遼太郎の本に混じって大野晋氏の著書があるのに気づきました😲 へえ〜、こんなところで大野晋の本を見つけるとは。 そしてその「日本語の探求」手にとってみてビックリ。 対談者のページに藤堂明保氏の名前がありますやん!! 以前、藤堂氏の本の思い出につ

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          さらに「新しい景色」を見るために〜チームスポーツの強化って時間かかるよねという話〜

          日本代表が活躍したことはもちろん、波乱含みの面白い試合が多かったW杯カタール大会。 GLではほとんどの組で最終節までどの国が突破するか分からないというスリリングな展開でした。 決勝Tもレベルの高い試合が目白押し。特にフランスvsアルゼンチンという顔ぶれになった決勝は、最終的にはPKでの決着になったとはいえ両者最後まで攻め続け、痺れるようなシーン続出の見応えのある試合になりました。 メッシも素晴らしかったですが、笛が鳴る最後の瞬間まで諦めずに仕掛け続けるエムバペを、私は心底

          さらに「新しい景色」を見るために〜チームスポーツの強化って時間かかるよねという話〜

          攻殻機動隊とブルガリアン・ヴォイス

          映画"攻殻機動隊"で使用されている楽曲の中でも、特に印象的な曲「謡」 "攻殻機動隊"を見たことがない人でも、一度くらいは聞いたことあるんじゃないでしょうか。 この「謡」を初めて聞いた時。既視感というか既聴感というか、な〜んかどこかで聞いたことあるように思えて、その後もずっと気になってたんですが、最近その謎が解けました。 こちらの記事を書くために探した、1984年10月30日のサウンドストリート(火曜・坂本龍一)の録音↓ そうです、これだったのです。 デビッド・シルビ

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          80年代の音楽の楽しみ方〜地方在住の高校生の場合〜

          こんなに立派なリビングではないにしろ、テレビやステレオは居間にでんっと鎮座し、家族全員が同じTV番組を見て同じ音楽を聴くのが普通だった70年代。 それが80年代に入ってラジカセやミニコンポが普及すると、音楽はリビングで聴くものから各自が自室で聴くものに変化していきます。 中でも可搬性に優れたラジカセは音楽の聴き方・スタイルを大きく変えたという点で、ウォークマンやiPodに匹敵するエポックメイキングな製品だったのではないでしょうか。 さらに進んで、私が青春時代を過ごした8

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          忍耐のち歓喜のスペイン戦を振り返ってみよう。

          日本vs.スペイン戦における両チームのボール支配率はなんと17.7%対82.3%。 この17.7%という数値は、W杯でポゼッション率の記録が残る1966年のイングランド大会以降、勝利したチームの中で最も低い値なんだそうです。 ポゼッションサッカーの権化、スペインが相手としてもこの数字はなかなか衝撃的ですね😅 ただ、シュート数を見るとスペイン6本に対して日本3本。うち枠内シュートはスペイン5本で日本が3本。 ドイツvs日本戦の時のドイツが25本シュート(うち枠内8本)だった

          忍耐のち歓喜のスペイン戦を振り返ってみよう。

          衝撃と歓喜のドイツ戦を振り返ってみよう

          権田の怒涛のファインセーブやVARやドイツの再三のシュートミスにも助けられましたが、やはり森保監督の思い切ったシステム変更が効きましたよね〜。 日本がカナダ戦などで3バックを試したことはドイツも当然知っていたはず。 でもさすがにこんな極端な攻撃偏重の布陣に変えてくるとは想像してなかったんじゃないでしょうか。 前線に浅野、南野、堂安、三笘に伊東って、ウイイレかっていう(笑) まさにハイリスクハイリターン。 「(点をとるための)リスクを取らないサッカーは塩胡椒のないスープと

          衝撃と歓喜のドイツ戦を振り返ってみよう