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宇久島旅行記 (6) 2022GW

前回はこちら↓

五島列島最北端にある灯台、対馬瀬灯台

対馬瀬灯台はテレビCMのロケも度々行われている、宇久島を代表する観光スポットです。

海の安全守ります

青い空と水平線、白亜の灯台、緑の草原。

こんなにフォトジェニックな場所なのに、実家に写真が1枚も残ってないのはなんでかしらと思ってたら、看板に「初点灯1978年」とあるので私たちが島を離れた後に設置されたんですね。

灯台のスペックなど

灯台の向こうは磯になってて、数人の釣り人が見えました。
何台か停まっていた車は彼らのものだったようです。

灯台の足元

黒井健の絵本に出てきそうな、かわいらしい灯台ですね。

対馬瀬から城ケ岳(宇久島の最高峰:標高約259m)方面を望む

さてお昼近くなってお腹もすいてきたので、いったん平地区に戻ります。

なるべく沢山の風景を目にしたいので、往路とは違う道を使ったところ、これまで以上に起伏が激しく、ヒーコラいいながらチャリ🚲を走らせます。

国立公園エリアを離れると、一部メガソーラーの工事が始まっていて、資材が山積みになっているような土地がぽつぽつと散見されました。

姉が通った宇久小学校と中学校。

姉が通っていた頃はおそらく千人以上の児童が在籍していたと思われますが、現在は同一学年でクラス編成が出来ず、複式学級になっているそうです。

ところで五島列島では、宇久島と寺島だけが佐世保に編入されています。(なので学校も「佐世保市立」になっている)

平成の大合併で福江市が五島市になったと聞いた時、私はてっきり五島列島全部で五島市になったと思っていたのですが、実際には下五島の福江、奈留、久賀島が五島市に、中通島と若松島は新上五島町、平島と江島は西海市、小値賀島と野崎島は北松浦郡のまま、そして宇久島は佐世保というように、五島列島と一口に言っても少々複雑な行政区分になっています。

五島列島の行政区分(wikiより)↓

なぜそうなったのか、調べてもはっきりした理由は分からなかったのですが、北端の宇久島から南端の福江島まで80kmもの距離があり、例えば宇久島からの場合、中通島や福江島より佐世保に行っちゃう方が早いという地理的な条件が大きいでしょうね。準備編でも触れましたが、宇久島⇆福江島は1日1便しかない上に4時間もかかります。あと江戸時代は属してた藩も島によって違ってたとか。

なお、「五島」といいながら実際には129もの島々から構成されていて、うち有人の島だけでも18島(2020年の時点)あるそうです。

一山越えてようやく平港が見えてきました。

山側から見た平港。

朝から当たりをつけていた港の喫茶店でお昼ご飯にします。

喫茶店の定番、ナポリタン

宿に戻り、Aさんがお仕事から戻られる時間まで、休憩がてらSNSに投稿したり姉にLINE入れたり。

また、Aさんは宇久島の歴史をまとめた書籍の、私に関係のありそうなページに付箋を付けて観光協会に預けてくださっていました。それにも目を通すなどしているうちに予定の時間になりましたので、Aさんのお店に向かいます。

宇久島旅行記(7)に続く


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