見出し画像

愛育病院出産レポ(産後ケア編)

https://note.com/shikibum/n/n99c185f77d66 の続き。

2022年2月の出産時は新型コロナウィルス対応で愛育病院の産後ケアは産褥入院から継続しての利用のみ可能だった。本当なら退院して1週間ほどしてから利用したいと考えていたが、面会禁止で夫が赤ちゃんに会えないことも考え、産褥入院から2泊3日の利用とした。

港区の産後ケア助成金対象だったので金銭的な負担も少なく利用できた上に、特室で運用しているらしく、普段なら差額が1日7万円かかるところを1日3500円で利用することができ、なかなか体験できない病室に泊まれて楽しかった。

設備

愛育病院特室
広い、ひたすらに広い
産褥入院は大部屋だったのでギャップに笑ってしまった

部屋が広い、とにかく部屋が広い。子供と2人では持て余す広さ。
このご時世でなければ、本来は家族が宿泊できるらしい。ソファがソファベッドだった。
2021年夏から愛育病院では産後ケア入院を始めたため、まだ家族と一緒に宿泊は出来ていないが、パートナーが一緒に泊まって赤ちゃんのお世話に慣れたり、上のお子さんと赤ちゃんの関係形成をしたりすることができるらしい。家族と泊まれる産後ケアホテルは都心にはないのでよさそう。

流しとレンジもあるので、ご飯が冷めても安心
お風呂はシャワーのみだが、いいやつ
平面図を見るに特室は大部屋(4床)と大体同じ広さ

過ごし方

どのように過ごしたいのかの聞き取りで「家に帰った時を想定して、できるだけ自分で赤ちゃんのお世話をして、夜間は少し預かって欲しい」と希望する。同時に母乳が少し出始めていたため、授乳を見てもらいたいこと、沐浴に自信がないので沐浴指導をお願いしたいことを伝える。

滞在中にオプションケアと沐浴指導×2となったため割と慌ただしく過ごした。とはいえ食事が出てくるし、冷めてもレンジが使えるのでQOLは産褥入院中より大幅アップ。

病院食
部屋は豪華だが、食事はみんな一緒
入院時のスケジュール

沐浴指導はお願いしてよかったな、と思う。産褥入院中の沐浴指導は赤ちゃんを触っているだけで精一杯で細かいところまで頭に入ってこないが、3回目ともなると色々余裕が出てきて、赤ちゃんの汚れの溜まりやすい箇所や、顔の洗い方をしっかり聞くことができた。おかげで産後2週間の助産師訪問や、1ヶ月健診でも肌トラブルがなくてきれいな赤ちゃんといってもらえた。赤ちゃんの赤ちゃん肌は親のケアによって維持されている、学んだ。

1日目の夜の睡眠中、歯の根がガタガタするような悪寒があり、室温を上げてもなかなか収まらなかった。コロナかと焦ったが、翌朝熱を測っても平熱。検索したとこと戦慄悪寒というらしく、疲労から来たものらしい。疲労していないわけがない状況だったので仕方ない。翌日夜にも軽いながらも同様の悪寒があったが、病気ではなさそうなのでスルーする。

オプションケア

2022年2月時点のオプション

愛育病院HPに掲載されているオプションケアと同様だったが、当日の看護師さんのシフトにより受けることが可能なものが決まっていた。産後はなかなか行けないだろうと、アロマトリートメントとベビータッチケアをお願いした。ケーキセットは入院中の食事の量が多く、おやつも用意されているので正直食べる余裕がなかった。

アロマトリートメントはオイルの香りが選べたり、ゆったりした音楽がかかっていてとてもリラックスできて、絶対に寝ないぞ!と思っていたが、あえなく寝落ちした。助産師さんがやってくれることで産後の身体にも安心。

ベビータッチケアも同じ助産師さんが指導してくれたが、とにかく初産で赤ちゃんを触ること自体が怖かったので触り方を教えてもらって、どういう触り方が嫌で、どういうのが好ましいのかというのがわかってよかった。

感想

産褥入院では母乳が出始めて右も左も分からない内に退院になるので、2泊3日ではあるが、助産師さんの指導が受けられる期間が伸びて良かった。また、産後ケア入院中に助産師さんに「自立している」といってもらえて少し不安が軽減された。

個人的には7日分の産後ケア入院助成なら、産褥入院からの3日間、一旦帰宅し色々疑問が湧いた頃の10日-2週間の3日間、自費追加で1ヶ月半頃の2日間の利用がよさそうかと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?