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日本で働く途上国の知り合いはとにかく明るく動きが速い(44)



昨日途上国のRさんと久しぶりに会った。
僕の知り合いは圧倒的にミャンマー人が多いが、
彼はイスラム教徒の国から来ているイスラム教徒である。
ファミレスに行ったが、まずメニューを見て
このメニューの中から豚を抜いてくれ
とウエイトレスさんに言っていた。
幸い豚入っていなかった。
もっと敬虔なイスラム教徒なら
一緒に入っているだけでもダメであるし、
料理する鍋類も豚を使ったものは駄目であるはず。
彼は軽いイスラム教徒かわからない。
話をしていると僕がミャンマーで
いつも行っている小学校の横に小さな中学校を作った事
を知っていたのもあり、自分で本国に学校を作ったと言う。
そこで日本語を教えると言う。
何ヶ月かで○万円の月謝を取っていると言ったので、
僕はそんなお金を取る様なことはしないと言うと、
現地のスタッフに支払うのが必要だと言うことがわかった。
ほとんど遠隔授業でしているのでは無いらしい。
彼はそこで日本語の勉強をさせ
将来彼らを日本で働ける様にさせたいと言う。
彼は国では日本の大学で博士号までとったエリートであり、
現地のリーダーで国の人の世話をしたいという夢がある。
日本人にとっては
強引で少々厚かましく感じる人が多いかも知れないが、
外国に出て何かしようと思っている人は
これくらいでなければダメであろうと思う。
が彼に日本にいるならもっと自分の言ったことを守る様に忠告した。
時間にルーズで約束をしても来ないこともあるらしい。
約束を守らないということは
嘘をついていることになり
嘘は何故いけないかいろんな宗教でも何故言っているのか
理由を話したが納得した様だった。
守るかどうかは別。
いつか酷い目に遭うまでわからないかも知れない。
彼と同年代の中国人の知り合いも
この人に輪をかけてよく働き動きが速い。
仕事仲間は中国人だけらしい。
共通しているのは非常にに明るく、
小さいことはクヨクヨせず日本人と比べると頼もしい。
僕の知り合いの日本人で中流の人は
ほとんど真面目で保守的
(自分ではそうは思っていない)で変化を好まない。
日本でも戦後何年かは彼らの持つ活力はあったのだろう。
まあ日本に来る様な途上国の外国人は
ほとんど強い意志を持って来るのだろうし
一概に国内にいる日本人と比べるのはいけないのだろう
がやっぱり日本は外国人を受け入れないと衰退していく様に思われた。
ほとんどの日本人は時間とお金があると
旅行したり美味しいものを食べたりして同じ様なことをするし、
僕が思うにそんなとき使う1日に使うセリフまで
ほとんど同じでないのか。
おいしい、きれい、感動する等使っている単語も同じで
これは見方によれば
平和でいいことかも知れない。

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