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Q. なんで受検票でしか試験会場を教えてくれないの?

A. 2つの理由があります!

色彩検定の受検を申し込まれた皆さんには、試験の10日前までに受検票を送付します。受検票は圧着ハガキになっていて、ペロッとめくっていただくと中には生年月日やお名前の他、受検に関する情報が記載されています。その中に「会場」が書かれていて、この時点で初めて試験会場を知ることになるのですが・・・

受検票は試験日の10日前までに発送しています。

毎年XなどのSNSでは「直前にならないと会場がわからないのは不便・・」という投稿があったり、「事前に自分の会場を知りたい!」というお問合せが必ずあります。確かに不便で申し訳ないなと思いながらこちらの記事を書いております。

というわけで、今回は「なぜ受検票でしか会場を教えてくれないの?」という疑問にお答えします。

【理由1】申込み期間が終了してからしか会場の割り振りができないから

色彩検定協会では受検者のお申込み情報(お名前や希望受検エリアなど)と、各地の会場の情報(席数など)をシステムに取り込み、どの方がどの会場のどの席に座るかを割り振りしています。

その処理を早い段階からやればよいのでは?と思われるかもしれませんが、受検の申込みって、ほとんどが「申込み期間の最終日」に集中します

というわけなので、申込み期間の前半までに会場の割り振りをしてもあまり意味が無いというのが現実なのです。先着順にするというのもちょっと違う気がしますし・・何か良い方法があれば教えていただきたいくらいです。

【理由2】受検者の安全のため

「じゃあせめて事前に試験会場を公開してほしい!」という意見があることももちろん存じております。しかし会場を公開しないことにも当然理由があります。それは受検者の皆さんの安全確保です。

色彩検定の受検者は女性が多くを占めています。試験日時はホームページに公開していますので、会場まで公開するとなると、当然ストーカーなどの被害に遭う可能性が高くなります。

特にSNSを利用する方が増えた昨今、何気ない投稿がそのような被害の原因になるため油断は禁物です。

そういうわけで「会場リストの公開」にメリットがあることは重々承知していますが、デメリットの方が上回るという判断により「非公開」としております。少々不便ではありますが受検者の皆さんの安全には換えられません。ご理解いただけますと嬉しいです。

最後に

とはいえ、なるべく受検者の皆さんにとって便利であることが理想ですね。例えばマイページ上で早めに(とはいえ受検票到着より少し早いくらいですが)会場をお知らせするシステムなどは比較的すぐに実装できるかもしれません。引き続きコツコツと改善して参ります。

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