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レフとエルのお引越し、マヌルロック及びマヌルアマルハン完成、上野のペアに子供誕生、「マヌルネコのうた」発表~日本のマヌルネコ年代記:2021年

(※このシリーズはWEBコンテンツや一般向け書籍を基に、執筆時点でわかる範囲で書いています。新たな情報が得られれば、その都度補足していきます)
(※新たにカバー画像を追加。左から2022年5月筆者撮影のポリー、同年同月同じく筆者撮影のボルです)

【できごと】

2021年1月19日

東山動植物園の雄のマヌルネコ、レフ(2014年生まれ)が繁殖のため神戸どうぶつ王国に移動。

また、入れ替わりに神戸どうぶつ王国の雄、エル(2019年生まれ)が東山動植物園に移動。

2月2日

東山動植物園にて、エルの公開開始。

2月5日

神戸どうぶつ王国にてレフの公開開始。同じ頃、レフとアズ(2019年生まれの雌)のお見合いがスタートしたとみられる。

3月9日

埼玉県こども動物自然公園にて、「第3回アニマル基金」で寄せられた寄付により建設されたマヌルネコの屋外展示場「マヌルロック」の公開が始まる。

3月28日頃

上野動物園の雌のマヌルネコ、プリームラとノボシビルスク出身の雄との間に2頭の子供が誕生。

4月1日

那須どうぶつ王国公式YouTubeチャンネルが「マヌルネコの歌」予告編を発表。

4月15日

同じく那須どうぶつ王国公式YouTubeチャンネルにて「マヌルネコのうた」のミュージックビデオが発表される。

7月22日

那須どうぶつ王国にてマヌルネコの新展示場「マヌルアマルハン」が完成し、公開開始。

11月初め

東山動植物園の雌のマヌルネコ、ハニーが左手首を骨折していることが判明。当面の間、バックヤードで療養することになる。

(2022年1月、東山動植物園にて筆者撮影)


【筆者のひとこと】

・レフとハニーのお見合いは残念ながら「不成立」となったようです。
新たなペアとなった2014年生まれのレフと2019年生まれのアズは「年の差カップル」として注目されましたが、結果やいかに。

・ロータス君がマヌルロックを満喫する様子。

・上野動物園で生まれた子供たちとその母プリームラの動画が見られる記事。

この3頭と、子供の父親である雄(どうやら名前なし)は上野動物園に来園以来、あるいは誕生以来非公開のままでした。
2022年7月、子供のうちの一頭である雄が繁殖のため、神戸どうぶつ王国に来園することが発表されます。

>アズのお婿さん候補として、東京都恩賜上野動物園から当園にマヌルネコのオスがやってきました。

雄はのちに「ナル」と名付けられ、現在公開中です。

本文中でご紹介している東京ズーネットの記事の4枚目の写真は、もしかしたらナル君かな?(面影があるので)
そして3枚目の写真の左端の子もナル君っぽいかも?

・「マヌルネコのうた」はクリエイティブディレクターの富永省吾氏によって発案され、制作されました。
「中毒性がある」と評判を呼び、2022年8月12日現在、297万回再生を記録しています。目指せ300万!

(2022年8月17日追記)
ついに300万回再生を記録したと、富永氏及び那須どうぶつ王国公式ツイッターにて発表がありました。おめでとうございます♪

富永氏のインタビュー記事↓

那須どうぶつ王国の総支配人、鈴木和也氏などに取材した記事↓

・ハニーさんの骨折療養ですが、結局、年をまたぐことになりました。

・ごくごく個人的な話ですが、筆者はこの年の10月頃から「マヌル沼」にはまり始めたのでした。

※今回はアルパカざえもんさんの動画などを参考資料とさせていただきました。

(2023年1月9日追記)
「マヌルアマルハン」についての記述が抜けていたので、追加しました。マヌル特派員さんの動画を参考資料とさせていただきました。
なお、この施設名はクラウドファンディングによって命名権を獲得した方が名付けたそうです。

宇都宮市のホテルのブログ記事でも紹介されています。


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