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コンゴトモヨロシク

もしも初対面の人間に「好きな作品は何?」と訊かれたら

俺はまっさきに「ペルソナ4」と答える

そしてテンションの挙がった俺は一方的にペルソナシリーズについての魅力を語り出す

きっと相手はもう話しかけてはくれなくなるだろう


ともかく

それ程までに俺はペルソナが好きなのである


俺は元々「ゲームは好きだがそこまでやりこまないし、やりこんでいだとしても深く理解はしない」タイプの人間だった


ペルソナだけは違ったのだ


と言うのも

ペルソナシリーズは(環境や経済的に3以降しか遊べていないのでここではペルソナシリーズとは3以降のことだと認識していただきたい)一貫して

登場人物の内面や人と人との関わりをテーマにした作品だからだ


ゲームを進めれば

自ずとキャラクターへの理解が進んでいくし

どのキャラクターも(もちろんモブに近いキャラクターまでもが)まるで一人の人間のように作り込みが深い


それに加えどのキャラクターにも

人として未熟なところが見受けられる


それぞれのキャラクターと親交を深めることが出来るイベント・コミュニティ(コープ)では

選択肢によってキャラクターが見せる反応もとても繊細で

どことなくリアリティがある


特に

ペルソナ4のバイト先で出会える塔コミュニティの少年や

同じく悪魔コミュニティのナースなんかはそうだろうと思う


難解な行動を取ってしまう人間の心理のようなものが表現されていてとても興味深かった

よく考えたら俺もそうだしな


とにかく

それぞれのキャラクターに人間としての味がしっかりとあるのだ


だが

一箇所だけリアルでない点があるとするならば

それはキャラクター達がみんな素直だということ

とにかく素直すぎるくらいに素直なのだ


自分が嬉しいと思うことを主人公が言えば素直に喜ぶ

嫌なことを言われたら素直に怒る


多少リアリティにかけているとしても

そんな素直な感情表現をしてくれるキャラクターが俺は好きだ


ちなみに

なぜペルソナ4が好きなのかと訊かれれば

答えは簡単である


刑事ドラマが好きだから


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