売り物の基本は、「感動」、売り手自身が惚れ込んでこそ❗️

私は、良くアニメオタクと息子に言われる笑
アニメは、現実的な匂いが薄いから、素直に見られて、陶酔出来るからだ。

泣きたい時や強くならなきゃって感じる時は、実写版の映画を見ます。

心や意識って面白いもので、その気になるとなんか力が湧く。
ヤクザ映画見た後、肩で風切って歩いてた事ないですか？
私は、スーパーマンにも矢吹丈にもなります笑

だから、本人の意思って大切なんだ。

話を戻しましょう。

「売り物」

美容師にとっての一番の売り物は、「技術」と答える方も多いかと思います。

技術が下手ですと駆け出しの美容師さんは、別として、スタイリストとしてに下手は、ないよね。
少なくとも、自覚してちゃヤバいよね。

次に多く言われるのが、「人柄」。
美容師として良ければ、お客様的には、OKでしょう。

本来、接客業は、「人となり」を売る仕事。
毎日通うみせなどは、美味いからと言って毎日行きませんよね。
でも、人は、飽きないから商いが出来るんですよ。
飽きない人が好かれます。

深みを持ちましょう。

「なんか会話してたらつまらなくなった」経験は、ありませんか？

これは、会話に飽きたのではなく、相手に興味がなくなったからです。

相手の理解を超える所に自分の意識がいたら、「面白い」と興味が湧きます。
つまり、人としての「深み」を磨きましょう。


例えば、トイプードルを飼い始めました。
可愛くて愛おしくて、たまらなくて。
飼い始めた頃は、
美味しそうに食べたり、じゃれたり、寝顔とか最高って。
段々大きくなり、慣れて来たある日。
ドアを「カシャ！」と開けた瞬間、今までは、寝てたトイプーが、慌てて玄関に走って来た。物凄い勢いで。
「お腹空いてんのか？」と思って餌の準備をしました。

餌を横目で見はしましたが、私の膝あたりに手を付き立って、互いに見合わせる。
「なんだ？なんだ？」と抱き上げた瞬間、「こいつ、ご飯よりもまず抱っこして欲しかったのね！」
こうなると、愛犬会いたさに早く帰る。

そんな経験ありませんか？


トイプーに限らず、犬は、飼い主に従順でありながら、好かれたいとあの手この手をしてきます。またそれが愛おしくなるんだよね。

犬は、本能でそうしています。人は、生立ちなどで、本来従順な生き物なのが、ひねくれてしまったりします。
しかし、沢山の経験や知識、修羅場の数、立ち振る舞いで、人は、深みを持ちます。
また、それが魅力にもなります。

魅力を増してきましょう。

魅力って、あなたの想う価値観じゃなく、相手が魅せられている価値観にする事が大切です。

「私の魅力は、目なのよね！」って本人に言われたら、そうかもしれないけど、ひきませんか？
私は、ドン引きです。

魅せる力が魅力なんだから、魅せるのは、本人、魅せられるのは、相手。
だから、相手が感じなきゃなんにもならない。


昔、私は、「色気がないよね」って若い頃言われました。男の色気ってなんだろう？

私は、悩みはしなかったけど、色気のある俳優さん、例えば、佐藤浩市とか江口洋介とか長谷川博己とか。

共通点ってなんだろう？
私との違いってなんだろう？

そもそも、作りが違うしってあるけど、その方曰く顔の良し悪しじゃないらしい。
漂う何からしいのだ。

私は、こう定義して見た！

「シャドー」「ミステリアス」

何となく影があったり、
シャイな一面があったり、
落ち着きがあって、
肝が座ってる感じ？みたいな。

開けっぴろげの軽い奴って言う私の逆？？（笑）を目指すって感じでしょうか?!

しばらくは、そんな感じで生活してました。
1年後、そのせいがわからないけど、色気が出て来たと言われて、良し！って嬉しかったですね。
1つ、魅力と言うか キャラが増えた気がしました。

あなたの「売り物」は、何ですか？

長々と例え話をしました。
例えになってないかな？難しいややこしい言い回しだから（笑）

さて、売り物。
それは、簡単で単純。魅力なんだよね。


先程から話してる内容は、「人の魅力」。
引きつける波動と言うか、興味を持たせる波動とでも言いましょうか?!

それと同じ位、サロンのメニューも技術も当てはまるとこがあります。
しかし、「メニューの魅力」は、永遠ではありません。はっきり言って、興味を持たれた時が最高に華やかな時だからです。

では、同様に「技術の魅力」は、どうですか？

技術は、メニューと違い成長もしますし、進化もします。

では、魅力的かと言う問いには、多少とでも言うか。

技術は、職人である以上当たり前と言う、相手には、思いがあります。だから、はなから魅力からは、対象外なんですよ。

むしろ、技術は、その人を色ずけるスパイスみたいなもの。
チャンピオンとか世のカリスマとかの肩書きの認識が皆にあれば、期待値は、十分高く魅力的であろう。
それ以外は、職人レベルの興味しかない。


つまり、結論は、「人レベルの魅力」を上げよ。
人間力そのもの。

仕事で言えば、業、コミニケーションで言えば、
寛容や包容、知識で言えば、学、心で言えば、器。
人生で言えば、義じゃないかな。
難しい例えだけどね。

人として、相手の四方六方に気を向けて、興味を持つ。

そして、自分も他人同様に、四方六方に興味を持て。
魅力ある者は、どこかに突き抜け、どこかに穴があるものだ。

魅力的なのは、不完全だからこそ、歪だからこそ興味を持つものだ。