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大事な余談|選考官が聞きたい「趣味」の話

面接官は、なぜ趣味の話を聞きたいのか。就活をする学生にとっては、謎ではないですか?
狙いの1つに本人のエネルギー量を知る目的もあるかもしれませんが、好きなことに対する熱量は誰しも持っているはずです。たとえば、スタバ好きが年間支払った金額を積み上げたらなかなかの値段になる人もいるでしょうし、推し活に費やした歳月は通学中の時間もバイトの時間も含まれるかもしれません。本人が熱量たかく取り組んだこととして理解はできますが、業務として対応してる選考官の共感を得られるかは、難しいように思います。そもそも、エネルギー量なんて可視化できないですしね。
やはり、仕事をはじめたら「好きなことだけをやれる」ことはまずありません。しかも、気が乗らない仕事は今だけでなく、この先も必ずついて回ります。それでも根気強く取り組んだり、面倒くさい仕事もゲーム感覚でこなしたりしてくことで、できることや信頼を積み重ねていった先で、いつの間にか得意になったり好きな感情が芽生えたりと、自分のやるべきことに変わっていくもの。
今回は面接で良くある雑談のような「趣味」の話に、ちゃんと目的や意図があることをお伝えしようと思います。

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結論から申し上げると、趣味の話は、本人のセルフマネジメントする力を知ることが目的です。
選考官が学生に真面目な印象を持ったら、趣味や好きなこと・休日の過ごし方に話題をふる場合があります。学生本人がストレスのはけ口やガス抜きの方法をちゃんと把握しているか、それによって入社後のメンタル不調の懸念を図っています。

❚ 趣味のない人は不合格になるのか

とはいえ、趣味の無い人もおられるでしょう。私も胸をはって、その一人として立候補させていただきます!では、どうやって答えるか?
趣味と誇れるものは無いのですが…の前置きに続けて、例文を考えておきます。

┗ 最も時間を割いていたもの

趣味と誇れるものは無いのですが…
「やるべきこと以外で最も時間を割いていることは、料理です。キャベツ1玉切り続けるとか、玉ねぎを1時間ずっと炒めてカレーをつくるとか、とにかく無心になれるので台所に立っている時間が多いです。」

┗ 習慣

趣味と誇れるものは無いのですが…
寝ることです。とにかく、寝ることにこだわったルーティンを実行していて、疲れた時とか何か上手くいかなったときは、しっかり寝て、次の日から前向きに活動できるようにしています。」

┗ 所属しているコミュニティ

趣味と誇れるものは無いのですが…
「行きつけのショットバーに行くことです。ビール1杯が1000円くらいするところなのですが、マスターや顔見知りの常連さんと話すのが楽しみにで通っています。同世代のいないコミュニティに身を置くことで、感性や思考の刺激をもらうようにしています。」

面接官の意図から逆算をして、相手の知りたい情報で回答してください。学生が伝えるべきは「わたし大丈夫、ちゃんとセフルマネジメントやってますから安心してください」というメッセージです。
もし相手先の企業にサークル活動など業務外で社員が集まるような取り組みをされていれば、ご自身に趣味がないことを逆手に取って、積極的に参加したいという前向きなコメントも添えてもらえれば好印象を残すことができるはずです。

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