何度でも立ち上がろうな!【しまさんの読むラジオ】
ごきげんよう。暑い日々と突然の雨の日々が続いてますがお元気でしょうか。
※日曜日、車を運転していたら超豪雨になってビックリしました。ぽつぽつからドカ雨…
前も少し話題に出しましたが、5月から「集まった100人と100日で」ミュージカルを作るプログラムに参加しています。
ずっと土日はミュージカルを作り上げるために集まって練習しているし、最近は平日夜も自主練したりオンラインで集まって話し合ったりして表現を深めています。(オンライン会議が手足のように使えるようになったのは、コロナ禍の大きな功罪だと思います)
練習のときに、歌に救われた話も書きました。
そんなミュージカルの公演まで、この前の土曜日で14日を切って、いよいよ佳境となってきて、全てのシーンを通しで演じきる稽古が始まってきています。
通しでやる、となるとどうしても細かいところまで全体で見ることはできない、流れているから細かく練習できない、うまくいかないから個人で悩むし解決の糸口も見当たらない…というループになってきてしまい、さらに余裕もないからお互いコミュニケーションも取れず…という状態になってきます。本番も近づくのにね。
そんな中、この前の土日は、合宿形式で、泊まりがけの練習。
日曜日の通しの前に、コミュニケーションをめちゃくちゃ密にとろうと、率いてくれるチームのリーダーが「今の思いを語り合おうよ」と時間を作ってくれて、その場でみんなの思いをぶちまけあって、切り替えてその日の通しを迎えました。
あふれ出す想いに、涙する人もいて。僕も堪えるものがあって。
そんな集まりの後、僕が不意に口をついて出てきた曲が、今日のラジオで話す(物理的には書く)ネタです。
何度でも幕は開けるよ
それは、ゆずの「タッタ」でした。
終わったとたんにサビのこのフレーズを歌いだしてました。
気が付いたら、いろんな壁にぶつかって、消耗して、ってなりがちだけど、「死ぬほど転んで見つかる大切な宝物もある」って思えたら意外と悪くないんじゃない?ちょっと寄り道もしようぜ?(本来だったらフリの確認とかすればいいのに)でもこうやってお互いの気持ち話したからこそ立てるスタートラインもあるんじゃない?
と言われている気がしました。なんで急に歌いだせたのかはよくわからないですが。
カッコつかない自分だって
でもこの曲、改めて全部聞き直して、歌詞も見直してみたら、恥ずかしいくらい自分に向かって歌ってるのかな?って思ってしまいました。
同じ舞台に立つ、YOPPYこと保延洋介さん(黄)が、やたら僕をいじってくるのですが、このときだけは全然違う雰囲気でこう言ったんです。
これって、思いっきりこのフレーズじゃん!って思ったんです。
正直全然カッコつかない(スカートはカッコつけ、ということにしておいてほしい)くらい不器用な自覚を持ったので、もうここまで来たら「こっから始まるんだぜ?」っていう気持ちでいろいろ出し切ろうかな、と思うように。
残りたったの2週間を切った中でも、「こっから始まるんだぜ?」の心意気で行きたいな~。
さらにラジオで彼は僕に言います。
これに関しては、
本当に、これでいいのだろうな~と。
今追い込み時期だし、周りはダンスも歌もみんな上手い。劣等感ばかりが募って、舞台から降りたくなるんだけど、この仲間たちがいるなら、その先へ、もっと先へ、まだ行ける、そんな気持ちで進めるのかもしれない。
立ってまた歩き出そうぜ
もう時間がない。もう少ししかない。もう終わりなんだ。
そう思って焦る気持ちもあるけれども、やってみようと思うことをみんなやってみる。ちょっと寄り道もしちゃう。
そのくらいのマインドでもいいのかもしれないな、と思いました。力み過ぎ厳禁。
僕たちが参加しているミュージカルプログラムは、「同じ演目を、でも一度として同じ人たちでやらない」という特徴があります。(20年そのスタイルを崩していない!)
だから、どんな人が参加していても、「いなくなるなんて言ってないで」、って思います。だってみんな主人公だもの。
一度として同じ人たちでやらない、だから「誰もたどり着いたことないゴールテープを切ること」ができるはず。
さあ、走り抜けよう、よーいドン!
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