プロフィール

紆余曲折、まさにトライアンドエラーな人生


薬学から歯科医へ

当時、自分に満足感がなく、
初めは薬学の大学院進学を考えていましたが、
薬学最終学年後半人体に触れる仕事に強い興味を抱き、
学士編入試験のチャンスを見つけて阪大へ進学。

薬学の卒業後、歯学部に編入し、4年間の学びを経ましたが
それでも自分に満足できることはできず、アメリカのニューヨークのコロンビア大学や開業医から最新の情報を集めるためにインタビューを敢行。
後にアメリカの国家試験をハワイ大学で受験しました。
この後、様々なアドバイスをもとに歯科矯正の専門医養成を経て、臨床医としてのスキルを高めました。

気づき

歯科矯正学講座に入り学位と並行して、
歯科矯正専門医養成コースに入り大学病院で治療を担当。
その終盤、
「私をこの治療から、キレイにしてほしい」という女性が現れたのです。
それは、私にとって驚愕させる出来事でした。

その、『キレイにすること』に私の琴線が触れたのです。
このことは人間の顔の研究に向かわせるきっかけとなりました。
まさか、歯科医がキレイの中心となる仕事だとは、
もちろんこの時は知りませんでした。

じっくりと話を聞いて、治療をする。その変化を見る。
治療前後での顔の変化は、てきめんに効果が現れました。
しかもなぜか、不定愁訴がほとんど取り除かれることにも
気づいていくのです。

この辺りから、
歯科と顔のキレイについての本を書こうという気になりました。

しかし一つ納得のいかないことがあったのです。
なぜ顔がキレイになる中で、こころもキレイになるか?ということです。

阪神大震災を経験

阪神大震災を経験し、人に迷惑をかけない
ボランチィア活動(施設の子どもへの無料の歯科矯正治療の提供)を
始めました。
このことは後に、心とはなにか?
ということを私に気づかせるきっかけを作ったのです。
さらに西宮に移転し、患者の対象年齢が、子供から、
歳を重ねた方々にシフトしていきます。

この方達とのコミュニケーションによって、
自分の治療がいかに心に触れているのか、を実感することになります。

このことによって、こころが非言語(顔の表情)と言語(発語)コミュニケーションによって、表されることを知ったのです。
それをコントロールする中心地が、『あご』なのです。

患者との触れ合いを通じて、こころと顔の一体性を理解し、それを広く伝えるべく、現在は健康や美容に関する本の執筆に取り組んでいます。

経歴

  • 1963年生まれ。

  • 都立小石川高校卒業(現都立小石川中等教育学校)

  • 東京薬科大学卒(原昭二氏に師事)

  • 大阪大学歯学部卒

  • 歯科矯正学講座にて博士課程修了(作田守氏に師事)

  • 歯科解剖学第二講座に移籍(故重永凱男氏に師事)

  • 自宅兼診療所を開設(宝塚市)

  • 西宮市に診療所を移設、現在に至る。

歯科医師、博士(歯学)。
ピエール・フォシャールアカデミー会員
大阪倶楽部社員

全国初のボランティア活動
(児童養護施設の子どもへの無料の歯科矯正治療の提供)により、
日本社会貢献学会第一回奨励賞(2013)、
社会貢献者賞(社会貢献支援財団)(2017)、
毎日新聞(2015)、神戸新聞(2017)、
毎日放送(2017)、NHK(2017)、
日本保険医協会(2017)より取材を受ける。


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