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#おかあさんだから

今ネットで子供番組用の歌の歌詞が大炎上してるようで、見てみたら確かに大炎上するよねという内容だったのでしましまの感想を!
今回すっごく長文なので覚悟をww

あたし おかあさんだから と言う歌。


って言う、「サザエでございま~す!」くらいの主張感がすごいですね。
サザエはいいですよね、妻、母である前に、サザエでございますんで!

やたら炎上してるなと思って歌詞を見てみたら、なんだか気に障るこのもやもや感。
内容自体は決してお母さんがたをディスるものでもないのに、なんで子供用の歌でこんなに不快な気分になるんだろうと考えた時に、ある歌が浮かんできました。

部屋とYシャツと私。

まさに平松愛理ワールドですよ!

部屋とYシャツと私。初めてこの歌を聞いた時はもちろん当時ネットなんてありませんでしたから、自分の身の回りの人に意見をいうくらいしかできませんでした。

この歌はしましまの人の判断基準だったりします。

部屋とYシャツと私って、こんな歌詞

読みましたーー??部屋とYシャツと私!
もう、自ら私は女でございまーーーす!のステレオタイプを利用して生き抜くみたいな、そういうノリです。

過去に付き合っていた彼氏が、この歌を大絶賛していまして、それでドン引きして最終的にこっちから別れを告げましたが、とにかくしましまブログを読んでくれている方はわかっていると思いますが、女だとか男だとか、そういうジェンダーのくくりみたいなの超苦手です。

一方、パタパタママという歌もありますね。

パタパタママも、あたし、おかあさんだから!の歌なわけですが、
おかあさん目線で単に一日忙しく家事労働をするというただそれだけの歌。
事実を客観的に述べることで、色々と想像力が膨らむ歌です。専業主婦は時間単位で動いてるのね、等。

それにくらべ、「あたし、おかあさんだから」の歌詞はどうでしょう。
気に障るポイント1
子供をバカにしている。

歌の主人公はおかあさんなのに、子供にわかってもらいたいがためにあえて「あたし」と言う一人称を使うところに、相手への強制理解みたいな、同調圧力みたいなものを感じますね。不快!

日本だと、自分を指す言葉にいろいろあって、あたし、わたしなどなどありますが、海外なんて大人も子供も共通の一つしかないわけです。だから、日本と違って子供に対してやたらアニメ声で話すおかあさんなどは皆無!低音で落ち着いたマダムボイスというか、子供であろうと大人であろうと声質は一緒の世界。

日本はエレベーターガールとか電車アナウンス、女子アナもとにかく専用の声を使ってますが、それこそWhy Japanese people!と言いたい。
子供相手に、「あたし、おかあさんだから」というのがとにかくうざい、そう思いました。かがんで目線を合わせて話すのはありですよ!

気に障るポイント2
子供に対して押し付けがましい。

敏感な子供だったらこの歌聞いてどう思いますかね。
母親の人生を奪ってしまって申し訳ない、そう思いませんかね。
自分を犠牲にして私のために色々頑張ってくれて嬉しいなんて思う子供は多分超素直なしまお14歳みたいなキャラだと思います。
子供に自分の過去を奪われた感が半端ない上に全部子供のせいにしている、そう言うのをビンビン感じます。

気に障るポイント3
楽しいという感情が一切ない
過去のことばっかり振り返り、気楽で美しかった過去が楽しかったという懐古系。
おかあさんになったから楽しいことは全部諦めたという自己犠牲感。
確かに育児には我慢がつきもので、自己犠牲がとても多く、歌詞の内容も、おっしゃるとおりでございまーーーす!という感じですが、
全員がそう思っているわけではなく、たまに、ごくたまにそういうネガティブな思いは湧き出てきますが、だったら子無しの過去に戻りたい??と言われるとNO!な人がほとんどかと。。。。
あの頃は若かっただけです!子あり、子無しに関係なく若かっただけです!
若いととりあえず楽しいことが多いだけです!
別に子供がいなくたって、服装も動きも年相応に変化していくわけで、
あたし、おかあさんだから!じゃなくて、あたし、老いていくから!という方がしっくり来ますね。

そして、母になるということに対してやたらネガティブな感じのするこの歌詞。
宝くじとか株だってそうですが、リスクは有るけど買わないと儲からないわけです。
なんだってそうですよね。何かするにはリスクがつきもの!
子育てだってそうで、子供に対してかかる時間、費用、自己犠牲は半端ないですが、それ以上のものが得られるわけです。

気に障るポイント4(最終章)
他人依存感が半端ない

子供に合わせすぎだろ!と思います。
子供がいたって、ハイヒールも履けますし、ネイルもできます。
できるというかしたい人はすればいいし、なんだってよくないですかねぇ。。。
そして、別に、子供のために料理作ったりポケモンの名前全部覚えたりとかする必要は一切なく、子供を通じて料理を覚えて相手の喜ぶ顔を見るのが幸せだし、ただたんにかわいいからOR泣いてうざいからでもいいですが、おかずを分け与えたりするし、
面倒くさいけどポケモンスタンプラリーを一緒に回ることで楽しかったり、変なポケモン見て笑ったり、別にそこで親がポケモンの名前を必死で覚える必要はないわけで、覚えたい人が覚えればいい話で、苦労して子供に合わせることはないです。
子供に合わせて子供に喜んでもらうのはおかあさんだからってのがどうも腑に落ちない。
別に劇やってるんじゃなくて、生活の延長上で人間として生きてきて、子育てしてるだけであって、その中に幸せに思うことが一瞬あったり、9割がうざいと思うだけの生活ですが、別に子供のためにどうとか、おかあさんだから子供のために尽くします的なことを他人にはっきりと言われるとなんだかムカつく、そういう感じですね。子供にフォーカスしすぎ!そして美化しすぎ!

確かに専業主婦だと子供中心、子供100%になります。アキラ100%並に!
でもそういう時期を超えて、だんだんと子離れと言うか、子供率が100%じゃなくなるわけです。なのにこの歌、おかあさんだから常に尽くします的な、そうじゃないといけないというか、それが当たり前でしょみたいなところが気に障るんでしょうねぇ。。。。

まあ人の趣味はそれぞれありますし、部屋とYシャツと私も大ヒットしたわけですが、こういう歌にドン引きしたしまダンナと結婚して上手く行ってますので、
歌をきっかけに相性も判断できるので、賛否両論がわかれる話題性のある歌で、ある意味いい歌なんじゃないかと、そう思います。

しまダンナにも歌詞を見せてみてどう思うか楽しみです。

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