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自分のトリセツ「コンフォートゾーンを理解する」

「自分はこういう人間だ」という思い込み

心理的に居心地がよい場所というものが、人には必ず存在します。

「わたしは○○なんです」というセリフの「○○」の部分に、自分のことを表現する言葉を入れてみてください。

・わたしは自信がないんです
・わたしは臆病なんです
・わたしはいつも上手くいかないんです
・わたしは男運がないんです

敢えてネガティブなものだけを並べてみましたが、もちろんポジティブなものが入る方もたくさんいらっしゃると思います。

ただし、もしネガティブなものが入っているとしたら、それは自らがそのような人間であると決めてしまっている状態であって、ポジティブなものに変わることはなかなか難しかったりします。

その理由は、この自分にとって当たり前にしている状態や状況が、コンフォートゾーンと呼ばれる、自分にとって非常に居心地が良い場所であり、実はその場所を自らが選択しているからです。

このコンフォートゾーンという場所については、ほぼ無意識で選択をしていますので、自分がそれを選択していることすら気づかない場合がほとんどです。

よく、「人生とは選択の連続である」なんて言葉が使われたりしますが、正確には「人生とは無意識による選択の連続である」ということになるのです。

コンフォートゾーンから抜け出す

例えば恋愛がうまくいかない人に多い心のテーマとして、「わたしには価値がない」「わたしは愛されない」というものがあります。

「わたしには価値がない」から、「パートナーが別の人のもとへ行ってしまうのではないか?」という不安に駆られ、その不安がどんどん大きくなってしまう。

そうすると、パートナーが別の人のもとへ行ってしまうような、言動を自ら選択していってしまうのです。

無意識のうちに…

実は「わたしには価値がない」という信念が、パートナーと一緒にいることを不快に感じてしまうという状況を引き起こしてしまっています。

つまり、価値がない自分に、愛する人が側にいるという状況は極めて不快であり、愛する人が自分のもとを離れ、価値のない自分として孤独に生きることがコンフォートゾーンになってしまっているのです。

「わたしには価値がない」という信念ができあがった過程には、幼少期の親との関わりが関係している場合が多くあります。

・親から愛された記憶がない
・いつもひどい言葉を親から投げかけられてきた
・親にいつもダメだと言われて育てられてきた
・親から認められてこなかった

そんな経験が、心のブレーキとして、恋愛の際に顔をだしてきたりしてしまうのです。

こんな人は、「わたしのことを本当に大切にしてくれない人は、必要ありません」というぐらいの気持ちで、自分のことを大切にしてあげることが「はじめの一歩」になります。

パートナーと幸せな関係を築く(=目的)を実現するため、わたしには価値がない(=現在地)という信念を持ってしまっていることに気づき、自分のことを大切にする(=はじめの一歩)という選択が必要なのです。

変化を恐れない

コンフォートゾーンとは、長い年月をかけてつくりあげてきた居心地の良い場所ですから、いくら良くなりたいと思っていたとしても、変化を恐れてしまう感覚がおこってきます。

今まで体験したことのない未知の世界だからこその恐怖、ということになるのでしょう。

だから、人は口では「変わりたい」と言っていても、なかなか変化のための行動を起こしたがらない生き物だったりします。

心の奥のほうでは、「今のまま」「現状維持」を望んでしまっていて、だから、現実の世界がなかなか好転していかないのです。

そして、コンフォートゾーンから抜け出せない理由を、何かのせいや、誰かのせいにしてしまったりします。

・上手くいかないのは、生まれた環境のせい
・上手くいかないのは、親の教育のせい
・上手くいかないのは、時間がないから
・上手くいかないのは、周りの人間のせい

上手くいかない理由を探したら、いくらでもその理由は出てきますが、それは、ただ単に居心地のよい場所から抜け出すのが怖いから、その理由を見つけているだけなのです。

上手くいくことに許可をだす

「自らの意志のみが現実を創造する」という言葉の通り、わたしたちは何の意志も持たなければ、永遠に居心地のよい、コンフォートゾーンから抜け出ることはありません。

過去から現在までの延長線上の人生を生き続けることになります。

「変わりたいのに変われない」は嘘です。

「変わりたくない(と潜在意識が願っている)から変われない」のです。

今の人生を変えたいと願うのであれば、まずは自分が上手くいくことに許可をだすことが重要です。

それは別の言い方をすれば「(上手くいく)覚悟を決める」ということになります。

今、上手くいかないことがある人にとって、その事柄が上手くいくということは、幸せよりも恐怖の方が大きいので、上手くいくことに覚悟を決めなければ、その恐怖は乗り越えられません。

そのようにして、覚悟をもって自らの人生を切り開いた偉人たちの言葉で、今回の記事を締めくくらせていただきます。

何か上手くいかせたいことがあるのであれば、より良い現状を手繰り寄せたいのであれば、覚悟を決めて行動をしていくしかありません。

いつだって忘れないでほしい。
全てはたった1匹のネズミから、始まったということを。

(ウォルト・ディズニー)
アインシュタインは2度も落第した。
ベートーベンは耳が聞こえなかった。
ヘレン・ケラーは目が見えんかった。
チャンスはあるはずだ。

(映画『ロッキー』より)
私の人生は楽しくなかった。
だから私は、自分の人生を創造したの。
(ココ・シャネル)
束縛があるからこそ、私は飛べるのだ。
悲しみがあるからこそ、私は高く舞い上がれるのだ。
逆境があるからこそ、私は走れるのだ。
涙があるからこそ、私は前に進めるのだ。

(マハトマ・ガンディー)

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