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自己紹介

「感情知能のすゝめ by しまき」こと、松原 司牧(まつばら しまき)です。


この Note の目的

感情に対する知性による人生の豊かさと、心理的安全性による家族の幸せを、全ての家庭に届けるためのコーチ、トレーニング、相談サービスを提供していく場としていきます。

私が感情知能と出会ったのは、大学で経営学修士(MBA)を取得するために勉強していた時でした。ある研究によると、世界の優秀な社員の90%は感情知能が高く、また、世界経済フォーラムによって特定された需要の高いプロフェッショナル・スキル・トップ10の1つとして感情知能が挙げられているなど、その内容は、これからのプロとして成功するために不可欠な能力であるというものでした。

私はビジネスで成功するためのツールとして感情知能を学び始めましたが、むしろ、この感情知能のビジネス上の科学的根拠を、家族の幸せへ応用することに大きな興味を抱きました。もちろんこれは私の仮説にすぎませんが、より多くの家庭に届け、より多くの大人や子供たちが、仕事と生活の両面で豊かな人生を送る手助けができる日を夢見ています。

感情とコミュニケーションと成長

この Note の三大テーマは、「感情」、「コミュニケーション」、そして「成長」です。

感情

普段はあまり意識していないかもしれませんが、喜怒哀楽などの感情を生み出しているのはあなたの脳です。学生時代、足し算や引き算から微積分まで、徐々に高度な計算ができるようになり、成長を感じたことだと思います。それと同じように、感情も鍛えられ、成長することができるのです。

自分自身の感情、上司や顧客からの感情、子供の感情、日常生活は感情に溢れており、多くの人が感情によって何らかのストレスを感じているのではないでしょうか?このように、感情は私たちの人生において非常に重要なものであり、感情知能を通じて、感情に対する脳を鍛えるための情報を発信していきたいと考えています。

コミュニケーション

コミュニケーションは生きていくうえで欠かせない行動です。その際、自分の感情を相手に伝えることをどれだけ意識していますでしょうか?コミュニケーションを成功させるために最も重要な要素は、話の内容や話し方ではなく、感情だと考えています。感情知能が重要なリーダーシップ・スキルである所以はここにあります。

感情は伝染すると言われています。大胆に表現すれば、感情を通じて相手の考え方や行動に影響を与えることができるのです。これこそがコミュニケーションの意味でもあり、自分の存在価値を認識する有効な方法であると考えています。

成長

人は皆、赤ちゃんと呼ばれる未熟な状態で生まれ、肉体的には老いていっても脳は成長し続けると言われています。もし人生に目的があるとすれば、それは不老不死やお金持ちになることではなく、脳を成長させることではないでしょうか?それは、インターネットに溢れているような知識を得ることではなく、感情を豊かにすることだと考えています。

あなたが育んだ豊かな感情は、コミュニケーション能力を高め、コミュニティーを成長させるでしょう。人との強いつながりが、組織や家庭、社会でのあなたの居場所を作ってくれると信じています。

感情知能とは

感情知能は、EQ(Emotional Quotient: 感情指数)とも呼ばれることもあり、IQ(Intelligence Quotient: 知能指数)と比較され、人の脳が提供するもう一つの知能として知られています。

脳の最も大きい部位である大脳は、右半球と左半球で異なる機能を持っていることはよく知られています。例えば、左半球は言語や論理的思考に関連し、右半球は幾何学や芸術的分野に関連しているといわれます。一方、感情も脳が提供する機能の一つですが、脳内の複雑なプロセスを得て処理されるようです。主に、島皮質偏桃体海馬側頭頭頂接合部前頭前皮質と呼ばれる部位と関連しているとされています。

数ある感情知能のモデルの中でも、世界に感情知能を広めたと認知されているダニエル・ゴールマンの感情知能は、EI(Emotional Intelligence)と呼ばれています。米国では「CASEL」と呼ばれるプログラムを通して学習の機会を提供している学校もあります。ビジネスの世界では、「Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー)」などの出版物を通じて、リーダーシップのソフトスキルとして広く認識されています。特に2023年時点では、人工知能の出現により、感情知能の重要性はより高まっているようです。私の感情知能のモデルは、ダニエル・ゴールマンの EI を基礎としています。

心理的安全性とは

心理的安全性は、グループのメンバーが皆で成長し合うために、いろいろな意見をリスクを感じずに議論し合える確信のことです。

皆さんもグループで活動するとき、質問ができない、アイデアが出せない、間違いを認めないなど、さまざまな感情との葛藤から行動をためらった経験があるのではないでしょうか?上司やパートナーにそんなことを言ってもいいのだろうかと、そんな葛藤を押し殺す日常が半ば当たり前になっているかもしれません。

心理的安全性の世界的な第一人者であるエイミー・エドモンドソンは、この概念とチームの成長思考を組み合わせることで、チームはさまざまな困難も乗り越える力を得られると信じています。新しいアイデアを歓迎し、グループの学習意欲を刺激することで、進化し続ける集団になるのです。

主な学歴

  • 2023年、ダニエル・ゴールマン エモーショナル・インテリジェンス(EI)コース

  • 2023年、マサチューセッツ大学 経営学修士(MBA)

  • 1995年、東京理科大学 情報科学学士(BS)

職歴などは Linked In にまとめています。


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