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自分もまわりも自由に  

2021年ふり返り

今年は驚いた一年だった。夏に両親を見送り、春には猫まで脳梗塞であっという間にあの世へ旅立った。
母親はいつもと同じように「おやすみ」と布団に入ったのが最後だったため、文字どおり呆然。父親は老衰死だったので、少しずつ心の準備をしながら自宅で看取りをできたのがせめてもの幸いだった。

自分にとっては一大事でも、朝になれば太陽は昇り、夜になれば月は輝く。そんなときでも犬の散歩に朝夕行くという、ささやかな習慣の繰り返しで日常にもどれた。

昨年のいまごろは、ままならない介護生活にぼやきまくってストレスをためていたけど、いまではすべての時間を自分のペースで好きに使える贅沢にまみれている。まだうまくは使えてないけど。

自由

学生時代に流行ったクイズで、4,5種類の動物を好きな順番に並べると、自分のいちばん大切にしているモノが分かるというのがあった。たしか、愛情、お金、名声、プライド、自由とかだった。

人によりいちばん重要なモノが違っておもしろく、名声やプライドがいちばん大事という友人を見ては「へーっ」そんな人もいるんだと驚いた。私のいちばん大切にしたいのは「自由」。きっと友人も「自由をいちばん大事にしたいなんて、変わってる-」と思っていたんだろうな。

あこがれは、フーテンの寅さんや「ティファニーで朝食を」のホリー・ゴライトリー。トランク一つでふらりと旅立つ身軽さがたまらなくカッコよかった。ティファニーで朝食をはハッピーエンドじゃないけど、そこもよかった。

自分が自由でいたいので

自分の自由を大切にしたいので、人の自由も尊重したい。10人十色(じゅうにんといろ)と言うように、人の好みも意見もさまざまだ。自分の好きなモノもやりたいことも他人からあれこれ指図されたくない。おなじように、友人知人も私からあれこれ口出しされたくないはずだ。

なので、他人の行動や考えにおせっかいしないようにしている。家にいるのが好きな人、とにかく外に出かけるのが好きな人、ウワサ話の好きな人。みんなやりたいようにすればいい。若いころはつい「こうしたら、この方がいいよ」なんて言ってたのが、いまとなっては申しわけない。余計なお世話だったな。

自分には自分の考え方があるように、人には人の考え方がある。たとえ、その考え方は自分には受け入れられなくても、違う意見をリスペクト(尊重)したい。おたがい自由にしていこう。

やってみなはれ

自由にやりたいことをするためには年齢を気にしないようにしよう。「もう歳だから」と年齢のせいにしたくない。「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」をモットーにする。


2022年にやりたいこと、
・低い山でハイキング
・推しの追っかけツアー
・ライター組合オフ会、名古屋以外の場所に参加
・海でボーッとくつろぐ

2022年

来年はなんと還暦!!あの世が身近になってきた。周りでは、急な病で50、60代で突然亡くなる方も出ている。自分の残り時間はわからないんだよな。

ということで、2022年は仕事も遊びもたのしむ。そして自由を満喫する。明日は来ないかもしれないので、いまに集中だ。ちなみにわが家の猫(2匹いたのでもう片方)は、カッとなるとすぐに飼い主の私をひっかいてくるほど自由気ままである。

人生最後の瞬間に「あーっ、面白かった」とつぶやくのが目標。ぼちぼち上手くいったり、大失敗して笑ったりしながらの日々にしていきたい。

#ライ組 #アドベントカレンダー

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