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2023年度 島本町PTA連絡協議会会長挨拶

皆様におかれましては日頃からPTA連絡協議会にご理解とご協力下さり、ありがとうございます。

今回、コロナ禍が落ち着きつつある中、久しぶりに敢えて皆様にお集まりいただく場として予算総会の場を準備いたしました。やはりこういった場がないとなかなか皆さんが繋がり合うのは難しいご時世になりました。しかし直接会ってこそ情報共有できることもたくさんあります。本日は先生方、各PTAの多くの皆様にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。
(総会の後は役員交流会もあります)

私事ではありますが私自身がPTAに関わる事になったきっかけは、我が子がどのようにして周りの方々に支えられて育ってきたのか知りたいという思い、そして、実際に地域で積極的にPTA活動をされている先輩保護者の方々の眩しい姿をみて、私もいつか何か参加したいという思いがあったからです。

コロナ禍になってからの二年間、小学校のPTA会長をさせていただいて知ったことですが、先生方には各保護者からの不安の多くの個別の声が直接届き、日々その対応に追われる学校現場を目の当たりにしてきました。これは、コロナでそれぞれの皆さんが繋がり合えなくなり人と人とのつながりが希薄になった結果かもしれません。いざという時こそ子供たちのために保護者と先生が速やかに動けるように今までのPTAという組織があったのだと、コロナ禍の時に改めて実感しました。

島本町の各校では多くのPTAが、行事を行えないコロナ禍の間、その時にしかできない多くの見直しを行ってきました。それは決してPTAをなくすためではなく、できるだけ多くの保護者が気軽に参加できるようにするためです。保護者同士、学校、地域とつながっている事で子どもたちの安全、防犯に繋がります。また、子供たちもその保護者たちの様子をみて安心します。

PTAという組織は保護者・教師による独立した任意の自治組織であります。何か、誰かから何かを強いられることなく、子どもたちのために、今ならできるという事をみなさんが主体的に一緒に考えて動ける貴重な組織です。

また、PTAという組織は合意形成の場でもあります。「うちのPTAは」とPTA役員がPTAを主語にして話す場合には十分に気を付ける必要があります。「私一人の意見」はPTAの意見ではありません。PTAとして動くには多くの合意形成のステップを踏まないといけませんし、これがなければ説得力がないということを、私自身もPTAに携わってきた間に学んできました。

そういったことを踏まえた上で、それぞれの独立した任意団体のPTAさんには子どもたちのために、ぜひ自由に活発に活動していただけたらと思います。

とは言うものの各PTAだけでは動けない事、できない事、情報共有して協力した方が事がスムーズに進む場合もあります。今年度は各PTAが学校、行政、地域と連携しやすいような連Pの組織を目指しています。
みなさま、ぜひこれからも連P活動にご協力とご参加をお願いいたします。
一年間、よろしくお願いいたします。

2023年度 島本町PTA連絡協議会会長 小林麻美子
(元島本町立第二小学校PTA会長)


ご挨拶
受付


決算総会と次年度予算総会の案内 五江渕連P副会長による