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四国巡礼チャレンジウォークって?

しまなみ野外学校があります、株式会社今治.夢スポーツでは、代表取締役会長 岡田武史が学園長として務めます、ヒストリック・キャプテンシップを育むことを目指した「FC今治高等学校 里山校」の授業の一部を今年度から担当することになりました。

しまなみ野外学校では、「ヒューマンディベロップメントプログラム」として1年生では【四国巡礼チャレンジウォーク】を展開していきます。その様子をこちらでご覧いただければと思います。

*FC今治高等学校の詳細はこちらから

記念すべき第1回目の授業は…

1.「四国巡礼チャレンジウォーク」全体オリエンテーション
2.四国八十八ヶ所霊場 第57番札所 栄福寺住職 白川密成さんのお話

の2本立てでした!


1.「四国巡礼チャレンジウォーク」全体オリエンテーション

このお遍路旅は、1期生から2期生、3期生へとバトンをつなぎ、1200kmの旅をします。

四国巡礼って?お遍路って?これから何していくの??未知数なことの方が多く…
がってん小話からはじまり、だんだんとお遍路がどんな風に進んでいくのか見え隠れしてきた中で、たったひとつのルールを与えられます。

「スタートしたらチーム全員でゴールすること」

この旅でのルールはたったこれだけ。

旅の途中では、たくさんの人に出逢うでしょうし、その出逢う人々は様々な想いを胸に多様なスタイルで四国を巡っていることだと思います。その中で、近くの人と生きることや仲間にバトンをつなぐこと、成し遂げることを大切にし、歩くことができたらいいなと思います。

2.四国八十八ヶ所霊場 第57番札所 栄福寺住職 白川密成さんのお話

四国八十八ヶ所霊場のお寺のひとつで住職を勤めている白川さん。白川さんご自身は、24歳に住職に就任されたのち、歩き遍路をし、その出来事が映画になったり、執筆して本を出版したり、お寺の住職としては様々なチャレンジをされています。

白川さんが実際にお遍路を歩いて感じたこと、考えたこととして
「宗教ってなんだろう」
「空海は何を考えていたんだろう」
「仏のイメージは?」
「四国遍路のイメージは?」
「実際に歩いてみたら人としてのスイッチがこんなところに入ったよ」
といったことをお話していただきました。

長距離を歩くこと、人が祈ること。こういったことは、何万年も前からずっと人間がやってきたこと。

改めて歩くことでその場所で感じたり、想い出したりすることがある。きっとこの【四国巡礼チャレンジウォーク】でも歩くことで様々な想いが溢れてくる旅になると思います。

白川さん、貴重なお話をありがとうございました。

すでにこのお遍路の旅ははじまっていますが、想像だけではなかなか追いつけないこのスケール。「お遍路ってなに?」「歩くことの意味は?」わからないことの方が多いようで、ここからどう「自分たちのお遍路旅」にしていくのか、どんな風に自分と仲間と向き合っていくのか。9月までの時間を共に歩みたいと思います。

次回は、
「お遍路旅に必要な個人装備とグループ道具編」と生徒たちにお知らせしましたが、「3チームに分かれてみる編」になりそうです。また来週〜!

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