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殺人看護婦

バタリアン 1985年アメリカ
     ダン・オバノン監督/脚本

アメリカ陸軍が極秘に開発してた"トライオキシ245"なる薬品。死体を蘇生する作用がある。甦った死体は頭部を破壊しても死なないし、言葉を話し、ずる賢い。また、動きも素早のゾンビの最大の特徴などの脚本を執筆したダン・オバノンの初監督作品。当初はトビー・フーパーが監督をやる予定が『スペースバンパイア』の監督に決まったので、ダン・オバノンが監督を引き受ける。ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・リビング・デッド』をベースにコメディ要素も加味した傑作ゾンビ映画!

原題は『The RETURN OF THE LIVING DEAD』で邦題のバタリアンは大群、大軍の意味。日本では配給元の東宝東和がいい仕事をしている。バイオSFX方式上映というハッタリ!、バタリアンの個性的な名前を命名。

【タールマン】アメリカでもタール塗れの人(Tar-Painted person)でほぼ同じ。

【ハーゲンタフ】ハゲでタフな野郎だからと言う造語。アメリカではYellow Manが通称。

【オバンバ】老女でよく喋るからオバハンをイメージしたのかな?死んだら苦痛で、その痛みを和らげるために脳みそを食うと語る。アメリカでは1/2Lady Corpseで半身女性の死体の意味。

その他にパンク野郎たちのひとりで、ストリップ女性のトラッシュ、その友達のフレディなどが印象的。

音楽もパンクバンドのダムド、クランプス、45グレイヴ、TSOLなど豪華な内容。残念ながらサウンドトラックにオープニングに流れる曲『トライオキシン』のテーマは収録されていない。

1年の内に1回は必ず見たくなる病みつき映画⁉︎
"MORE BRAIN!MORE BRAIN!"

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