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いざ、マングローブの正体へ迫る❗️

どうも皆さんこんばんにちは!
《シマのウチ》のゼロです!
今回の記事は、
「マングローブ」についてです!
実際にゼロが夏休みにマングローブカヌーをしてきたので、それの写真をもとに解説していきます!

マングローブについて

・熱帯および亜熱帯地域にある。
 →塩性湿地にて植物群落や森林を形成する常緑の高木や低木の総称。
 塩性湿地は,塩分の入った河のことであり、海と川の間に位置している。湿地帯にマングローブは育っている。

熱帯にしか育たないとは!?

マングローブは熱帯にしか育たず、世界最北端にあるのは鹿児島県種子島です。
それよりも緯度が高いところには育たないというのは驚きです🫢‼️
*正確には育たないと言うわけではありません。自然に生えると言う点で育たちにくいというだけです。日本の一部地域でも人工的に移植された場所もあります!

マングローブの最大の特徴は体を支えるための根にあり、その形状は種類により様々!!マングローブの根元ではカニやハゼなどが生息し、それらを捕食する哺乳類や鳥類が集まり、根が海水に浸かると幼魚や小さな生物の隠れ家となります。こうしてマングローブ特有の生態系が構築されるのです!!海岸沿いに生えているマングローブは高潮から人々を守ってくれることもある!!!
マングローブは多くの魚介類の漁場ともなっています。東南アジアでは近年、炭の原料とエビ養殖場の造成のために広大なマングローブが消失してしまいました。((とても悲しい現状です😭😢
 現在では、生態系維持のために沖縄をはじめ各地で盛んな植林活動と積極的な保護活動行なわれている!
マングローブの伐採や採る行為は
やめよう❗️

マングローブの正体!?

実はマングローブという木は存在しません。なら,どうして、マングローブというのか。

→マングローブは海水と淡水が混ざり合う特別な環境の「汽水域」と呼ばれるところで育つ植物の総称です。

→つまり,マングローブは塩分の入った水(海水)でも生きていけるのです❗️普通の植物なら枯れてしまうものの、生きれるのはすごい!

→なぜ,マングローブは生きていけるのか。

→ それが何故なのかは、マングローブが持つ特殊能力にあります。実はマングローブといっても、海水ほどの塩分は欲しくありません。やはり,普通の植物同様の真水が欲しいのです。それでも、マングローブは汽水域で生きていくことを選びましたが、その過程で海水から塩分を取り除き、真水のみを成長に使う能力を身に付けた!!
いや,植物の進化もすごいですね。

主な種類

先程,マングローブは

海水と淡水が混ざり合う特別な環境の「汽水域」と呼ばれるところで育つ植物の総称。

と言うふうに言いました。
 だから,世界中で100種類近くあるといわれる!マングローブの定義によれば,もっと少ないと言われることも。
 日本には広く数えると20~30種類くらいあるといわれる。
 特にマングローブ的な要素が強いものとして、7種類のマングローブがある。
 メヒルギ、オヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギモドギ、ヒルギダマシ、マヤプシギ、ニッパヤシ です。 
 奄美大島ではメヒルギ,オヒルギが主要なので,今回はそれの2種類のみに限って紹介していきます。

メヒルギ


植物分類
・科名:ヒルギ科 
   /Rhizophoraceae リゾフォラ
・学名:Kandelia obovata
   /カンデリアオボバタ
・英名:Yellow Mangrove
   /イエローマングローブ
・別名:リュウキュウコウガイ(琉球笄)、   
   インギー
・保護:準絶滅危惧NT
   /鹿児島県版レッドデータ

(準絶命危惧NTとは、絶滅危惧種と指定されてるものの中では1番可能性が低いものであるが,絶滅危惧種に指定されてるだけでも、危うい現状である。)

・寒さにいちばん強いマングローブ
→日本でも頑張って生息している❗️
・葉っぱは丸みを帯びている。

メヒルギの葉っぱと幹

・木の形:
 樹高としては、中木~低木になる。日本では最大で7~8mくらい。海外ではもっと高いものもあるとか。国内のマングローブの中では樹高が低いらしい。

・幹:
 木が板を立てたような形に発達すること。→木を支えている。
板根(ばんこん)と呼ばれる。

・花:
 開花時期は初夏。細長い5枚の萼(がく)があり、かわいい白い花を咲かせます。。花弁(はなびら)は糸状で細い。
→初夏の時期に観に行けば,見れる可能性絶大!!

オヒルギ


・科名:ヒルギ科
   /Rhizophoraceae リゾフォラ
・学名:Bruguiera gymnorhiza
   /ブルギエラギムノリザ
・英名:Orange Mangrove
   /オレンジマングローブ
・別名:アカバナヒルギ、
   ベニガクヒルギ、タンガラ
・保護:絶滅危惧II類VU
   /鹿児島県版レッドデータ
(絶滅危惧II類VUとは、絶滅危惧種と指定されてるものの中では2番目に可能性が低いもの、3番目に可能性が高いものであるが,絶滅危惧種に指定されてるだけでも、危うい現状である。)

・とっても特徴的な根を成長させる!

オヒルギ
オヒルギ

・葉っぱ: 比較的大きく、先端がとがっている。

・幹:逆V字のような形。曲げている膝の形に似ているところから膝根(しっこん)とか屈曲膝根と呼ばれている。

・花: 真っ赤な萼がとても目立つ!
→初夏の時期に観にきたら観れる❗️

・木:樹高としては、高木にはいる。日本では最大で10mくらい。海外では20mを越えるものあるとか。国内のマングローブの中では樹高が高いほうである。

生息している動物たち!

陸性・海性の動物が生息している。
マングローブに住む動物たちも、マングローブを形成する上で重要な役割を果たしていて、1つの生態系の中で生きている。
広大な干潟には、シオマネキ・ガザミ・ミナミコメツキガニなどの甲殻類が活動していまる。
干潮時に干潟が広がり、ここで生息する動物の楽園となっている!
奄美ではカニなどの種類が多いものの,海外ではワニなどの生き物も暮らし,生態系を築いているのです。

写真↓↓↓

ゼロがカヌー体験で撮った、撮ってもらったものです。

通称:マングローブのトンネル
どこを見てもマングローブ❗️
あらら😅カヌーが下手で衝突w
綺麗な青空とショット!
カヌーはこんな感じでーす。楽しいよ!
山とマングローブの区別がつかないw
こんな至近距離で観れるカヌーはおすすめ!
幹をドアップw
倒木もあるが,それも含めて自然!

カヌーは楽しいよ!みんなもぜひ奄美大島に来てカヌー体験してみてね!


最後まで読んでいただきありがとうございます😊時間が有れば,ぜひ他の記事も読んでくれると嬉しい限りです❗️
頑張って継続するので,応援よろしくお願いします🤲

執筆者:ゼロより

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