タイトル生成-13

COREDO 坐禅会 2016.9.21

今月もCOREDO室町「橋楽亭」で坐禅会を開催しました。

坐禅では正しい姿勢を保ち、正しい呼吸法で坐禅を組めるようになれば、身心ともに調(ととの)うという考え方を現す「調身・調息、調心」という言葉があります。

COREDOで行なっている坐禅会では姿勢だけでなくストレッチによる「調身」を行なった後に坐禅を組むことで坐禅のコンディションをより高める方法を行なっております。

【調身・ストレッチ】

今回も前回に引き続きプロゴルファー、フィジカルトレーナーの石渡さんにお越しいただき「調身」を担当していただきました。

仕事をしている方々の多くが悩む肩こりに効くストレッチや、その他全身満遍なくストレッチを行い、身体をほぐしていきます。

仕事後の時間帯ということもあり、効果を実感される方も多いようでした。


【坐禅】

ストレッチの後は坐禅に入ります。

元吉さんに簡単な坐禅の組み方を説明していただき、まずは10分坐禅に入り感覚を掴んで頂いた後に、さらに15分坐禅を組みます。


【ビジネス法話】

COREDO坐禅会では島津清彦が毎回様々な禅語の紹介とともに仕事や禅に付いて話す「ビジネス法話」というものを行なっております。

今回紹介した禅語はこちらです。

【住する所なきを、まづ花としるべし】
一つの場所に安住しないこと。同じ演目ばかりを演じていては珍しさも無くなるから別の演目に変えていくことが大事である。
世阿弥

ビジネスの世界でも無常です。どんどん変化しています。成功体験にしがみついたり自分の立場を守ろうとすればするほど、業績は下降し、自分の立場は危うくなります。常に自分を更新・アップデートすること。それこそが本当の創造です。


【目前心後】(もくぜんしんご)
舞台に立っている時は、見所(観客席)から見る自分の姿を常に意識せよ。「我見」でなく「離見」で見た時に初めて本当の自分を見る事ができる。(離見の見という)普段でも目は前に、こころは後ろに置く(目前心後)
世阿弥

ビジネス・職場においても自分を客観的に見れない人は、他人の心も理解できない人が多い。いわゆるEQ(心の知能指数)というものを意識し高めていくことで、言葉遣いや立ち振舞いも変わり、仲間や観客の信頼を高めていくことにつながります。

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【イベントPR】

来月は2016年10月29日(土)~30日(日)1泊2日のスケジュールで青森県十和田高雲山観音寺にて「禅リトリート」という坐禅のイベントを行います。

リトリート(Retreat:静修・隠れ家)とは仕事や家庭などの日常生活から離れ、自然や自分たちだけの時間に浸ることで自分を見つめなおす場のことです。禅リトリートとは、欧米で人気の高まっているリトリートに禅を組み合わせた独自のプログラムです。

観音寺での本格的な坐禅に、蔦沼での坐禅をあわせると計7回、延べ210分以上の坐禅を行います。またこのプログラムの最大の特徴は、前田憲良老師と一対一で行う“独参”が含まれていることです。“独参”ではあなたの仕事、人間関係、人生、あらゆる質問に老師が答え、あなたの悩みや課題を根本的に解決へと導きます。

詳しくはFacebookイベント、又は公式HPへお問い合わせください。

【Facebook】
https://www.facebook.com/events/1759777927580356/

【公式HP】
http://www.shimars.co.jp/



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