瀬戸内海の島々を巡っているしまたび夫婦と申します。
今回は広島県尾道市にある向島へ行ってきました。
向島はしまなみ海道の一つでもあり、尾道から一番近い島でもあります。
尾道からは船で5分程で行くことが出来ます。

今回も自転車の旅です。
訪れた場所が3つあるので紹介させていただきます。
一つめは港の近くにある後藤鉱泉所。
昭和5年創業の5と後藤さんのゴをかけてマルゴサイダーと名付けられたようです。
一番のおすすめはマルゴサイダー、他にもミルクセーキやクリームソーダ、オレンジジュースやコーヒー牛乳など、昔なつかしのドリンクを楽しむ事が出来ます。

瓶のデザインも可愛く、外観も含めて、どこかなつかしい、タイムスリップしたような感じの空間でした。
後藤さんが話してくださったのですが、こちらのマルゴサイザー、実は「マツコの知らない世界」のサイダーでなんと一位を獲られたそうです。
そんなお話を嬉しそうに自慢げに話してくださる後藤さんを見ながら私たちも微笑ましい気持ちになりました。
サイダーも甘さ控えめでとても美味しかったです。

続いて、向島の海沿いを通り半周したあたりにある「立花食堂」に向かいます。
目の前は砂浜になっており、お庭にはヤシの木があり、リゾート感を満喫できるような空間になっています。

お店自体は古民家を改装したような造りになっていて、お料理はヘルシーで体に優しいご飯をいただく事が出来ます。

隣には、life styleというお店があり、立花食堂で出てきた食器やパンに付いているジャムなどを売られているお店があります。
こちらのジャムは「kosakuu（コサクウ）」と言いますが、中には小さなキッチンがあり、窓からジャムを作っているところを見学することもできます。

私たちはこの場所が大好きで、実は今回訪れるのが3回目になります。
サイクリングの途中にふらっと立ち寄るにもちょうどいい場所にあるのでおすすめです。

3つめに訪れたのは、サイクリングコースからは少し外れますが、「USHIO CHOCOLATL（ウシオチョコラトル）」というチョコレート屋さんです。
こちらも立花という地域になりますが、場所は少し山奥へと入って行きます。
登り始めは家がいくつかあるのですが、途中から家がなくなり、山道をひたすら歩いて、「こんなところに建物があるんだろうか」と少し不安になる頃にちょうど建物が見えてきます。（笑）

外観は施設のような感じなのですが、2階に上がって行くと異空間な場所があります。
そこがウシオチョコラトルさんです。
店内はチョークボーイさんという、色々なところでチョークアートを手がけられている方のイラストがあったり、他のアーティストさんのオブジェや絵が飾られてあったり、とてもアートな空間になっていました。

チョコレートのパッケージも種類ごとに違うデザイナーさんが手がけられており、とても可愛くディスプレイされていました。
また実際にチョコレートを作っているところを、少し覗き見することもできます。

せっかくなので、ここでしかいただくことのできないカカオドリンクとジェラートをいただいて、チョコレートはお持ち帰りすることにしました。
カカオドリンクは本当に風味が豊かでとても美味しかったです。
また山奥にあるので、海と町を見渡しながらゆっくりでき、とても癒されました。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた次の島でお会いしましょう。