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正規教員から非常勤講師に転身して、1か月の変化5選

2024年3月に正規教員を退職し、住まいからほど近い小学校で非常勤講師を始めたしまうさです。
非常勤講師をしながら自分で稼ぐ方法を模索中、「生き方改革」をしています。
退職の理由を一言でいうと「自分の時間、家族の時間を大切にしたい」というもの。それが叶っているのか、およそ1か月が過ぎての近況をお伝えしたいと思います。

時間の余裕→朝と夕方の家事育児にゆとりあり


昨年までは起床後、自分の支度や子どもの持ち物チェック、朝食準備しかやることができませんでした。
5:00に起きてもぎりぎりで、(6:40出発のため)子どもを出発前に起こすことで精いっぱい。起きる前に出発することもありました。

次男は「行かないで~!」とよく泣き、後ろ髪引かれる思いで、何度次男の手を振りほどいて家のドアをしめたことか・・・。
早く起きない子ども達に私もイライラしていたし、毎日何かしら焦っていました。

それが9:00出勤に変わりました。
起床時刻は変えずに5:00としても、朝食の支度は6:00からでよくなったため、1時間の自分時間ができました。
その時間では手帳を開いて昨日の振り返りをしたり、今日のタスクを整理したり。もうすこし有効に使いたいけど、とりあえずコーヒーを一杯飲む程には落ち着いた朝を過ごせています。

家族4人で一緒に朝食がとれるのも夢のよう。朝食後も子ども達をせかすことなく広い心で受け入れることができるようになりました。

今まで夫に頼りきりだった保育園の送迎も担い、上の子にいってらっしゃいを言う生活を送ることが出来ています。
保育園に預けるまでの道中は「今日は歩いていきたい」「今日は人形と行きたい」という次男の要望にも沿える時間的余裕があります。

夕食作りにも変化があります。

今まで18:30帰宅からの夕食作りで、どんなにがんばっても19:00。どうしても無理な時は帰りに買った惣菜をならべるだけの夕食でしたが、今は17:00頃から取り掛かり始めることができています。
野菜を切っておくとか、お米を炊いておくとか。それだけしておけば随分スムーズだということを学びました。

保育園に迎えに行って、子ども達にお風呂に入ってもらっている間に夕食を作ってしまえば、19:00にはお風呂も夕食も済む、という生活になりました。

19:00からは各々好きなことをして(タブレットなどのゲームも可)、20:00からは家族みんなで遊ぶ時間にしています。

1人でも、みんなでも思い切り遊べたという充実感をもって就寝時間を迎えることができるようになり、下の子の「もっと遊びたかったのに~!」と泣くことがなくなりました。満足感が大事だなと実感。

子どもとの時間、宿題もゆっくりみてあげられている

学童に通わなくなり、15:00には帰宅する長男。今までは18:00に学童から帰ってきて、疲れた体で宿題やら明日の支度やらの面倒なタスクに向かうのに大変な労力がかかっていました。
それが、15:00帰宅になって変化。「よし、宿題やるか」「音読聞いて」と少しずつですが自分でやるようになりました。
今までは「少ない家時間でゲームがしたい。なのにやらなきゃいけないことが多くてゲームまでたどり着かない。すぐ寝る時間になっちゃう。やだ!」と思っていたんでしょう。
私も宿題を横で見てあげられるようになり、漢字をていねいに書くことや、計算の仕方をアドバイスできるようになりました。
「早くやりなさい!」と言わなくていいなんて、お互いの為に良すぎます。

スキルアップについて学ぶ時間がとれるようになった

今までやってみたいけど時間がなくてできなかったことに一つずつ取り組んでいます。
何からやっていいかわからず、手を付けては中途半端になる状態ではありますが、何事もやってみないとわからない、そんな精神で取り組めています。
それもこれも時間と頭に余裕があるからです。
頭の中に「やらないといけないこと」があると、新しいことを組み入れるのは難しいです。
今までは自分に半日自由があったとしても「新しいことを始めるよりもまず、明日の授業について考えなきゃ」となっていましたから。
まだまだ効率が悪く、成果が形になっていないけど、取り組む時間と余裕ができたことは本当に大きいです。
環境はまだまだ悪いけど・・・。リビングテーブルとイスしかなく、ずっと座っていると腰がしんどいです。いい姿勢保つのって大変。

明日の不安がなくなった

精神的にこれはかなり大きいです。
「明日の授業どうしよう」
「今日保護者に電話いれなかったけど、大丈夫だったかな」
「昨日の女子同志のトラブルを今日は解決させなくちゃ」
などなどなどなど、
無限の不安にいつも押しつぶされそうになっていました。
寝る前に不安になり、目が覚めてもすぐ不安になる生活でした。
「あれもやってない。これもまだできてない」と追われてばかり。
自転車操業状態で、自分からクリエイティブな取り組みをするなんて夢のまた夢。
楽しい授業どころじゃなく、まずは時間内に教科書を終わらせることだけに必死な毎日。
それが、今は自宅で非常勤講師として仕事のことを考えることが大幅に減りました。
そもそもの仕事内容が授業だけ。
児童指導も保護者対応も校務分掌も手放した今、持ち帰る仕事は一切なくなりました。
本業の授業についても、今年度は4年生6クラスの音楽を担当しています。
週に1~2時間分の授業を行うので、教材研究にも余裕があります。
余裕があるからこそ、勤務時間内でしっかりと教材準備ができるようになりました。
時給制になったこともあり、勤務時間内に仕事を済ませることを第一に考えて働いています。

間食が増えた&歩かなくなった→太った。お腹周りのお肉が・・・ズボンがきつい

最後にあんまりよくないことを一つだけ。
今までは毎日15000歩程歩いていたのですが、今は勤務日で10000歩、勤務しない日だと5000歩程しか歩いていません。
また、家で作業していると小腹が減ったり、減ってなくても口寂しくなったり。間食がずいぶん増えました。
そのせいでしょう。体重が増えました。

まず、ズボンがきつく感じるようになりました。
ズボンの上に横腹の肉が乗っている感じになりました。
数値にして3キロ程増えました。
これが由々しき事態です。
この生活が始まってまだ1か月しかたっていないのに、この体のたるみはいかんです。
間食しないためにお菓子を家の中からなくすとか、
強制的にフィットネスを取り入れるとか、
その辺はこれから整備していかないとだめですね。
学級担任ってカロリーかなり消費していたんだなと実感しました。

おわりに


非常勤講師に転身しての変化を振り返り、おおむね想像通りの理想の生活が送れていることが確認できました。
私が正規教員を退職した理由がきちんと改善されているなと。
健康面はこれからの課題ではあるし、このまま自分学びだけしてそれが収入にならないのはよくないので、学んだことを活かして稼げるようになる。
まだまだ始まったばかりの生き方改革ですが、もっともっと自分本位に生きて、未来の自分が今の自分を褒めてくれるような、そんなチャレンジをしていきたいです。


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