見出し画像

Leica M4というカメラのこと

note始めた割に全然書けてないです…。
何か書こうと思った時に目の前にある相棒の自慢をしたくなったのでよかったら読んでください♪ヾ(´︶`♡)ノ

・なぜM4なのか
・ノクトンが好き
・小心者の強がり


なぜM4なのか


フィルムカメラを始めてから僕も御多分にもれず「いつかはライカ」と思い始めるようになりました。
そしてどうしてM4を買うに至ったか、それは…。

バルナックもかっこいいけどM型ライカの操作性とかピント合わせと構図確認のファインダーが一緒なのがいいなぁと。

普段AEのカメラを使ってるんですが写真を撮りに行った先で電池が切れて撮れなくなってしまい、どうせなら露出計も入っていない完全に機械式のカメラが欲しかった。

M3は王道だけど35mmのレンズが使いたかったこと、そしてファインダー周りの額縁がなんとなくゴツくて微妙だなぁと思ってしまったこと(もちろんM3も素敵なカメラです!)
M2はフィルムカウンターが手動なことに不便を感じた。

そうなると選択肢はM-AかM4になってくるわけで。
M-Aかっこいいけど高いんですよ!
60万払える財力は僕にはありません笑

そんなわけで消去法的にも選ばれて手元にやってきたM4。
もうほんとうに大好きです!
完全機械式だから修理が可能な限り生涯のパートナーになって一緒に写真を撮ってくれます。


ノクトンが好き


さてそんなわけで我が家にM4をお迎えすることになったのですが次に悩むのはレンズをどれにするかです。

玄人さんに言わせればライカのカメラには純正のレンズなのでしょう。
summicronかsummiluxか。はたまたsummaronか。
残念ながら僕には最初から純正のライカレンズの選択肢はありませんでした。

なぜかって?

たまたまネットで見かけたnokton classic 35mm f1.4の作例がすごく素敵だったんです!
http://rangefinder.yodobashi.com/lens/voigtlaender/nc35.html

ほんとフォトヨドバシの作例って素敵ですよね。
実際に自分であんな写真が撮れるのかってことは棚の上に放り投げておきましょう。

ノクトンの敢えて収差を残した写りや35mmという万能な焦点距離。
もうほかに選択肢はありません。

ファーストロールのこの写真を見て震えましたね。
盛大なフレアとゴースト。コーティング由来のオレンジとか赤紫のような色合い。
はぁぁぁぁもう好き!

素敵な素敵なノクトンですが僕は病気なので純正レンズに浮気したくなってしまうのです。

そんなこんなでelmar 5cm f2.8をお迎えしてしまいました。

さすがはライカ純正。
作りの良さはコスパとか度外視の美しさです。

写りもオールドレンズとは思えないほどシャープで高解像度です。

あれ?現行のノクトンより写り現代的じゃない?

僕は病気なのでシャープでゴリゴリに写る現代レンズよりフレアやゴーストが盛大にでるふわふわなオールドレンズが好きなのです。

あーー。これはノクトンの方が性に合ってるな。

そんなわけでエルマーは1週間程で手放しました。さよな、エルマー。


小心者の強がり


はい。僕は小心者です。
美術館とか洋館のような静かな場所で爆音のシャッター音を鳴り響かせる勇気などありません。

普段使っているNikon F3の比較的な静かな1/125のシャッタースピードでさえバコンッと鳴るとビクッとしてしまいます。

その点レンジファインダーはめちゃめちゃ静かです!
オペラハウスでライカだけがシャッターを切ることが許されたという逸話があるほどですよ。

この写真なんかはこのカメラでないと撮れなかったろうなと思います。

このカメラ、シャッター音だけでなく見た目もお淑やかなんです。
ザ・カメラな見た目をしていてメーカー名の主張がない。
軍幹部にさりげなく筆記体でLeicaと書かれているだけ。

なんだろうこの主人の一歩後ろを歩いている感じ
まさに大和撫子!(ドイツ生まれだけど)

だけどわかる人にはわかるってやつです。


だから小心者の僕は首からライカを下げてささやかに周囲を威嚇しつつ静かなシャッター音で大切な一瞬を切り取るのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?