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「就活イベントの参加特典」だけでいくら稼げるのか挑戦してみた ~就活サイトごとのまとめ情報もあります~

今回は読み易くするために目次を設定しました。内容や詳細を早く知りたい方は「この記事の目的」からお読みください。

この挑戦を試みた僕の背景

就活はお金がかかる。

やれ電車賃が高いだの。やれスーツのクリーニング代が高いだの。やれ企業に訪問すると近くのカフェでコーヒーを飲んで落ち着いてしまうだの。人によって理由は様々だ。

この記事を書いているのは2019年の10月中旬で、僕を含めた一般的な大学生はインターンシップや企業説明会に参加している程度の「まだ選考が始まっていない時期」だと思う。(これで始まってたらかなり焦る)

まだ就活が本格化していない今の時期は、合同説明会やインターンシップなどでなるべくお金をかけたくないものである。

しかし、自分が知っている企業なんてミジンコみたいに小さい規模だと思うし、自分がやりたいことだってまだ決まっていないのだから、企業の話をたくさん聞きたくなるのは当然だろう。

そこで僕は、なるべく多くの企業が集まる合同説明会(キャリタス就活やキャンパスキャリアのイベント)に足を運んだ。出費を抑えたいので、大学の近くで開催している説明会を探して徒歩で行くこともあった。すると、説明会によって図書カードやQUOカードなどの参加特典がもらえることに気付いてしまった。

『合同説明会の後に撮った都庁(疲れた心に突き刺さる美しさだった)』

説明会ごとにもらえる金額は異なるが、基本的な相場は500円や1,000円ほどで、僕のような貧乏大学生にとっては非常にありがたい金額である。

合同説明会に何度か参加し、ありがたい参加特典をいただくにつれて、ここである疑問が生まれた。

これはもしかして稼げるのだろうか。

1か月間頑張って説明会に参加したら、合計でいくら分の特典がもらえるのだろうか。

思ってしまった。チャレンジしたくなった。

もちろん、合同説明会に参加する本来の目的は企業のことを少しでも知り、就活に活用することだ。この目的を理解しながらも、このチャレンジは企業を知れる良い機会だと思って、ここ1カ月は予定がない日に合同説明会を入れた。特にこだわりもなく、いい加減に説明会に参加すると自分のやりたいことが何なのかわからなくなるので、僕は何度か自分を見失った。

さすがに全く興味のないお花屋さんの企業訪問に足を踏み入れた時は、自分の将来に対してどうしようもない不安に陥った。

だが、おかげさまでこの1カ月はプライベートが説明会だけで充実した。説明会充である。超寂しい。

この記事の目的

この記事では、①僕が訪問した説明会の参加特典のまとめ ②就活サイト各社の合同説明会の違い の2つを書いていく。

はじめに、僕が1カ月で得た合同説明会の参加特典をご覧いただきたい。

1カ月の合同説明会参加特典

1カ月間、行ける範囲で合同説明会に参加すると合計で8,000円をいただいた。これは大きい。ほかにも様々な就活用サイトでこのような参加特典付きのイベントがあったので、授業やアルバイトを上手に調整すれば1万円以上の収益が見込めそうだ。就活の情報を得ながら、コツコツ金券を稼げるなんてコスパが良い。僕にとって合同説明会はアルバイトに代わる副業と化した。

それに加え、不定期に文房具をいただいた。詳細は上の画像の通りだが、文房具は企業のブースによってまれに配布される。これは携帯ゲームのガチャでレアキャラを当てるぐらい確立が低いので、もらえたらかなり運が良い。

ここからは就活サイトごとの特徴と参加特典についてまとめていく。

僕が1カ月間で訪問した就活サイトはキャリタス就活、キャンパスキャリア、ダイヤモンド就活ナビの3社だ。特に報酬が良かったのがキャリタス就活とキャンパスキャリアの2社だった。

キャリタス就活

キャリタス就活が開催するイベントは集まる企業が30社前後と比較的多く、業界を問わずブースごとに企業紹介を行ってくれるので、なるべく多くの企業を知りたいという人には向いていると思う。しかし、これはキャリタス就活に限らないのだが、ブース訪問の特徴として、1社の紹介時間が30分と短時間になることが多い。これだと早口で企業説明を終わらせてしまい、説明が終了したときは企業を知ったつもりになっても、後で振り返るとあまり企業について理解していないと気づく。時間がないから、僕は質問したくてもできないことが何度かあった。ブース訪問だけで企業の理解を深めるのは難しいと思う。ブース訪問は「こんな企業があるんだ」と知る機会だと、割り切って参加するのが良いのかもしれない。

参加特典は企業のブースを周り、参加したブースでスタンプシールをもらった後、集まったスタンプの枚数に応じて500円分か1000円分の図書カードがプレゼントされる仕組みだった。13時までに来場すると500円多くもらえるので、早めに会場へ行ってなるべく多くの企業に訪問するのが理想である。

図書カードの引き換えは17時頃に始まる。13時から17時まで企業説明を受けるのは思っていたよりも疲れた。体力に余裕がある日に参加するのを勧めたい。

キャンパスキャリア

キャンパスキャリアはブース型と少人数セミナー型の説明会に参加した。ブース型はキャリタス就活と同様に業界を問わず企業が集まり、30分の制限時間内で企業の紹介を行っていた。少人数セミナー型は男性限定や女性限定、有名私大限定などに人数を絞って開催している。自分と似ているような人がどんな質問をするのか、就活の軸を何にしているのかを知れる良い機会だと思う。

説明会とは少し異なるが、キャンパスキャリアではNIKKEI STYLEというインターン攻略の講座も開催している。ここでは2,3社の企業が集まり、参加者同士でグループワークを行って適切なフィードバックがもらえる。講座は3週連続で開催されるので、全部参加すると業界研究とグループワークの力が付く。僕も参加したが、この講座は満足度が高かった。

気になる参加特典だが、キャンパスキャリアは特典を得る方法が2つある。一つはブースを訪問してビンゴを集める方法だ。これはキャリタス就活とほとんど同じである。キャリタス就活がスタンプの個数で特典が変わったのに対し、キャンパスキャリアはビンゴによって特典がもらえる点で少し異なるが、ほとんど大差ない。結局は訪問したブースの数が大切になる。

もう一つはLINE連携の特典だ。キャンパスキャリアはLINEの公式アカウントがあり、これを友達追加すると500円分のスターバックスカードが手に入る。さらにLINEの機能には、キャンパスキャリアのイベントに参加するごとにスタンプが貯まり、3回目と5回目で特典がもらえる。キャンパスキャリアは参加特典とLINE連携で2通りの特典をもらう方法があるので、ここは十分押さえておきたい。

ダイヤモンド就活ナビ

最後に紹介したい就活サイトはダイヤモンド就活ナビである。この企業のイベントに僕は一度しか参加していないので何とも言えないが、参加したイベントは各企業が45分間で自社の紹介を行うものだった。参加して思ったのは、ダイヤモンド就活ナビはゴリゴリの大手企業が集まるという印象が強いということだ。メガバンクはもちろん、伊藤忠商事などの総合商社も多数集まる。参加企業がゴリゴリだから、参加している学生もゴリゴリで、少しだけ自分が優秀な学生になれたように錯覚する。就活の意識を高めたい学生にはおすすめの就活イベントかもしれない。

追加の情報を記載すると、ダイヤモンド就活ナビはSPIの対策を無料で行える。これは問題が毎週更新されるので、週ごとのトレーニングで成長を実感できそうだ。僕はまだこの手の問題を解いたことがないので、そろそろ始めたいと思っている。

参加特典は図書カード(500円)だった。これはイベントに参加するだけでもらえるので、ぜひ押さえておきたい。

まとめ

今回は僕が参加した就活サイト各社のイベントをなるべく詳しくまとめたつもりだ。ここではマイナビやリクナビなどの知名度が高い就活サイトのイベントについては述べていないので、もし参加する機会があれば同じようにまとめたいと思う。就活はお金がかかるが、イベントを有効活用すれば、できるだけ出費を抑えられる。就活性の皆さんが、より良い就活ライフを送れることを心から願っています!


就活サイト各社のリンク

キャリタス就活

キャンパスキャリア

ダイヤモンド就活ナビ






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