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ベルーナドームで行われたウマ娘4thイベントでの、ビジョンの使い方に感銘を受けたお話

埼玉の所沢にある『ベルーナドーム』にて、11月5日(土)と6日(日)に行われた

ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT「SPECIAL DREAMERS!!」
EXTRA STAGE!

両日とも見てきましたが、とても良かったです!
出走者の皆さんのステージングはもちろんですが、安心沢さんの登場更にアストンマーチャンとの絡み……オグタマ、更にはシングレ組……楽しメール……パマヘリ……カノープス……テイマク……シリウス、そしてまさかのマクサト……

挙げればもうキリがないのですが、そんな出走者のステージングとは別の部分で僕が見入ったのが、ベルーナドームにあるビジョンの使い方です。


1.野球場にあるビジョンは非常に横長

どの野球場にも外野席センターに非常に横長のビジョンがあると思います。
(ベルーナドームのビジョンはLビジョンって言うんですね)


 ↑はあくまで一例ですが、野球の試合が行われている時には横長である特性を利用して様々な情報が表示されています。

大きい会場なほどにビジョンの使い方は凝ったものになると思いますが、そんな中でも野球場にあるビジョンというのは相当に横長ですね。

野球に限らず、ウマ娘イベントでもその超横長ビジョンの特性を駆使して様々な映像の出し方をしていてそれがとても印象的だったので、いくつか紹介したいなと思いました。

※便宜上、ムービーカメラ映像は『カメラ』。曲中に流れている様々な映像だったり告知映像や画像などなどは全てまとめて『VTR』と表記いたします。
(VTRと言って、若い人は分かるのかな……?)


2.様々な映像パターン

パターン①

イベント開始前だったり、開始直前だったり、時には曲中だったり……カメラ映像一切無しの全面VTR映像!

パターン②

VTR映像が超横長サイズでないものが流れる時は、左右に黒が入ってる時もありました。

パターン③

曲中で一番多かったんじゃないかと思う映像パターンです。
左右に同じカメラ映像を出すって普通はしないと思うんですが、ベルーナドームのような巨大な会場の場合だと左右にあったほうが、1塁側観客も3塁側観客もどちらも見やすいからそうしてるのだと思います。


パターン④

左右で別々のカメラ映像を使ってた時もありました。
例えばカメラ①ではAさんの1ショットで、カメラ②ではBさんの1ショットだったり。


パターン⑤

この映像パターンは、ベルーナドーム中央に組んだ円形ステージで歌っている時に多かった気がします。
中央に映るカメラ②で円形ステージにいる全員を映して、左右に映るカメラ①&③でそれぞれ1ショット。

ちなみに

こちらのファミ通さんの記事内の写真を見て頂けると分かりますが、今回のイベントはかなり特殊なステージの作りになっています。

今回のステージは競技場のトラックを模しており、センターステージからは花道が四方に伸び、そこからアリーナ席をぐるりと囲むという『ウマ娘』ならではの構成。

ファミ通.comより


パターン⑥

この映像パターン好き!!
例えば関係性が深いウマ娘6人で歌う時とかはこの形になっていました!
全員の顔のアップがずっと見られて尊い!尊い!!!
(横幅が非常に狭くなるから、カメラマンは間違いなく大変)

パターン⑦

パターン⑥とちょっと似たような映像パターンですが、こちらはなんかオシャレですね!通常の四角でなく、丸な形はなんかオシャレ。


パターン⑧

これは見てておおっ!となりました!!!
ちょっと記憶が曖昧ですが……この映像パターンに行く前は

この映像パターンだったんですが、それが

こんな感じで斜め線が入り、それがくるっと円を描くかのように動いてからのパターン⑧へと!!
この映像パターンの流れは確か両日とも1回だけ出てきたかな……?
曖昧だ!もう一回イベントの日に戻りたい!!


パターン⑨

僕の拙いなんちゃってイラストだと伝えづらいですが……この時、VTR映像はうっすら光る鉱石みたいなものになってて、なんていうか……鉱石の中に出走者が写っているみたいに見えて、見てて幻想的な気持ちになりました。


パターン⑩

何度か、真っ黒になった時もありました。
この真っ黒は映像出しのミスでは決して無く、例えば『イントロは抑えめで、イントロ終わりからバンッて弾ける!』みたいな曲調の時に、あえてイントロ部分を真っ黒にしていました。

何も写っていないからこそ、そこから映像が映し出された時の高揚感はヤバい!!
「こういうやり方あるのか!」と、自分にとって勉強になりました。

他にも様々な映像パターンありましたが、この辺で。


3.大きな会場だと、ビジョンが僕らの第二の目になってくれる。

僕が見ていたのは両日とも1塁側で、特に1日目は最後方だったと言うのもあり肉眼だと出走者の皆さんは「人がいるな」くらいにしか分かりませんでした。離れた位置にいる人は豆つぶ状態。

特に今回、特殊なステージというのもあり会場のあっちこっちに設置されたムービーカメラ達があったからこそ僕はアップの出走者の皆さんを見ることが出来ました。
VTR映像があったからこそ更に高揚感増しました(特にうまぴょい伝説!)

イベントを見に行った一番の目的はもちろん、僕がウマ娘というコンテンツが好きだからですが……ベルーナドームというとんでもなくデカい会場で、僕らの第二の目となってくれるビジョンを変幻自在に操るプロ中のプロの皆さんのその匠の技の完成を生で見られる……

極端な話、それを生で見られただけで、僕はもうチケット代以上に得るものがあったんじゃないかと思っています。

一体あれ、何の機材を使ってるんだろう?現場はどんな空気感なんだろう?
映像パターンは色々話し合って決めたのかな?セトリ決まった後に討論したのかな?……色々気になる!!

……5thライブでまたドーム公演があって、客席とは別に『ビジョン操作している人の真後ろ席』と言うのがあったら、僕はその席を購入したいです😆

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