年明けからお話ししていた「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案」が本日、閣議決定されました！

背景

国土交通省発表資料には、下記のように記されています。

概要

・所有者の責務強化
管理の努力義務に加え、行政の施策に協力する努力義務が追加
・空家等の活用拡大
建て替えや住宅以外の活用などさまざまな空き家の活用を促進
・空家等の管理の確保
放置すれば特定空家等になるおそれがある空家等を管理不全空家等として、指導、勧告。勧告を受けた管理不全空家等の敷地は固定資産税の優遇措置を解除。
・特定空家等の除却等
行政の空き家管理における権利を強化

一部、意訳した部分もありますが、大きくは上記の変更が行われました。
やはり大きいところは「管理不全空家等」という言葉にはっきりとした意味を持たせ、固定資産税の軽減対象から外されることでしょう。
今後「管理不全空家等」に認定されてしまったら、固定資産税が最大6倍になってしまうことも十分考えられます。

ますます空き家の適正な管理が必要な時代がやってきました。