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喜ぶな負けたやつにも親はいる

先週末から、テレビ観戦していた「東京オリンピック2020」。
1週間以上経ち、応援の仕方、楽しみ方が少し変わった。
アナウンサーがメダル獲得の時に絶叫する騒々しさに疲れ、
静かに、そして淡々と進む戦いに、シフトしていった。
今日(8/1)、朝からテレビに釘つけとなった「男子ゴルフ」などは、
そのいい例だった、と思う。
金メダルを獲得しても、試合会場ではガッツポーズをするわけでもなく、
涙を流すこともない、そんなアスリートがかっこいいな、と思っていたら、
ネットの記事で「そう、そう。私が言いたかったのは、これこれ」と感じ、
その場でメモして、今こうして書いている。
記事の前後で、柔道の安部一二三選手、大野選手の立居振る舞いを褒め、
「作家の須藤靖貴さんから聞いた言葉を思い出した。
『喜ぶな負けたやつにも親はいる』。
故・横綱隆の里がよく口にしていたという」とまとめ、
大相撲・白鵬関の立居振る舞いは、誰の共感もえない・・と締めた。
会場では飛び跳ねたり、抱きついたりすることもせず、
戦いの場を離れてから、やっと喜びを噛み締めながら涙する。
それが美しい・・と私も思う。
どんなに厳して戦いでも、負けた相手を思いやる気持ちの大切さを、
子供たちはオリンピックから学んで欲しい。
もちろん、大人の私たちもであるが・・。

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