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汚いところほど、きれいにすると喜ばれるよね

なんと、柿田川公園内のトイレで耳にした台詞。
観光客だと思うけれど、2人の中年と思われる男性が、
私の横で、小便をしながら、会話していた。
「トイレ、きれいになったんだね。前は酷がった」と話かけ、
「そうそう、臭かったし、汚かったね」と返す。
どうも初めての来園者じゃなさそうだな、と思っていたら、
「汚いところほど、きれいにすると喜ばれるよね」と、
公園整備の根本をついている発言が、気になった。
「ここは、一番目立つところにあるし、明るくていいね」
自分事のように、嬉しくなったことを付け加えたい。
私の知る限り、公衆トイレのほとんどは、汚いイメージがある。
いまだに、和便器しかなかったり、どれか一台は故障中も多い。
はたまた、意味もない落書きのオンパレードの場所もある。
日陰の場所で暗かったり、アンモニアの匂いがこもったり、
何か、使いたくないな、という不潔感さえ漂う。
一方、民間施設のトイレは、清潔できれいだから、
トイレ休憩に寄りたくなるようなトイレが多い。
実は、この差は予想以上に大きいらしく、
あそこはトイレが汚いからイヤ、と行き先の決定に繋がるらしい。
まずは、汚いところをきれいにする、を意識したい。
だからって、トイレ使用上の注意がいっぱい貼られているところも、
嫌なんだよなぁ、落ち着かなくて。(笑)

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