「シエラレオネってどうやって行くんですか？」
という突然の質問が寄せられることが、増えてきました。
コロナ禍でも、海外旅行が日常に戻りつつあるんですね！

毎日のように、いろんなSNS経由で問い合わせがきて、お一人お一人にお答えしていると、業務に支障をきたすため、完全ガイドとしてまとめました！有料noteで1,500円です。ぜひ、このnoteを読んでください。

このnoteを読んで、少しでも安全にシエラレオネへ渡航していただければと思います！なお、コロナ感染症関連の情報は逐一変わるため、情報が誤っていた際の、苦情等はお控えください。

シエラレオネ共和国とは

シエラレオネ共和国は、日本から約12,000km離れた西アフリカに位置する共和制国家です。人口約800万人と、アフリカ諸国の中では比較的小さな国で、1808年に奴隷制から開放された奴隷の移住地となり、その後イギリスの植民地時代を経て、1961年4月27日に独立しました。2002年まで11年間続いた内戦の影響により、2016年まで「世界で一番命の短い国」と言われていました。

シエラレオネ基本情報
人口：約800万人
面積：71,740㎢
首都：フリータウン
公用語：英語（クリオ語）
宗教：イスラム教6割・キリスト教3割・伝統宗教1割
民族：クリオ族・ティムニ族・メンデ族

言語

言語：英語とクリオ語（地方では、メンデ語・ティムニ語など）
奴隷解放地としての歴史があり、多言語の民族を一つにまとめるために、クリオ語が生まれ、現在でも9割の人々が、クリオ語話者です。
30歳くらいまでの方は、学校で英語を習っているため、文字の読み書きや、英語でのスピーキングができる方が多いのが印象的です。

尚、英語にはかなり訛りがあります。

例えば…
Thank you→テンキュー
33→チャーティーツリー
Husband→オズバンド
Ask→アクス
Money→モネ

クリオ語での挨拶「クシェ（Hello）」や「オウディバディ？（How are you？」なども覚えていってもいいかもしれません。

国民性

国民性を私が語ってよいのかわかりませんが、過去何か国も出張や滞在を経験してきた国連職員の方は皆さん「シエラレオネ人は優しい、楽観的、控えめ」とおっしゃります。

私は、シエラレオネしか出張していないので、比較できないのですが、観光業が発達していないせいか、シエラレオネの皆さんは、何か物を買うときに押し売りせず、値段交渉のしやすい方ばかりだなぁと感じることが多いです。

治安・防犯

治安は比較的よいと言われていますが、時たまデモが過激化したり、選挙時（5年に1度、次は2023年）には政治的暴力が増し治安が悪化するため、渡航はおすすめしません。

• 持ち物リストを作っておく。（何が紛失しているか把握するため）

• 海外保険を適用させるために、購入したもののレシートは必ず保管しておく。

• 携帯電話にはカバーをかけ、必ず首から紐でつるす。

• リュックに鍵をかけておく。

• キャッシングできるクレジットカードは2枚を別々の鞄に所持しておく。

• 小さいお金はぱっと出せるようにポケットに入れておく。（お財布をリュックから出さない、道端でもたもたしない）

• バイクタクシーには乗らない。

• パスポートを求められる際は、コピーした紙を渡し、絶対回収する。シエラレオネに日本大使館はないため、パスポート原本は死守する。

• タクシーに乗る際には、ナンバーを撮影させてもらう。必ずシートベルトを締める。（シートベルトの取り締まりはかなり厳しいです）

• 早朝・夜は絶対に出歩かない。必要があれば信用できる人と一緒に行動する。

• 銀行で両替する（ストリートで両替しない）

• 道端で出会った人に名刺を配らない、連絡先を教えない（どうしてもしつこいときは、嘘の番号を教えて回避）

• 指輪をはめておく。

• 緊急電話番号：Police: 019／Ambulance: 999／Fire: 999　全部暗記する。通話料金は十分購入しておく。

等も時には必要だと思います。

特に、夜中、空いている窓から、長い棒を室内に入れ、棒の先についた粘着物でいろいろ盗まれる…という手口が多発しています。

貴重品は、すべてスーツケースに入れておき、ロックしておきましょう。ロックしたあとのナンバーはいつでも「123」のように同じ番号にしておくと、いじられた後にわかるので、ぜひ防犯を強化してください。

うちのオフィスにはセキュリティーを雇っていますが、メイドやセキュリティーの不正は窃盗はよく聞くので、上記を徹底しています。