澁澤栄一とロスチャイルド・ロックフェラーとの相違
新一万円札をみて、ふっと思った。

在京時代に、旧丸ビル内にあった澁澤事務所を尋ねる機会があった。
当主は澁澤寿一氏。
流石に、澁澤栄一氏や敬三氏は知識として持っていたし、敬三氏が生涯面倒を観ていたと云う、民俗学者・宮本常一の本も読んでいた。
面識があった作家の佐野眞一さんが描き下ろしている書籍。
佐野さんの書籍は、たぶん、全部読ませていただいている。
40代に知遇を得て、何度か一緒に彷徨いたことがあったが、シャイで寡黙な人物・作家さんでしたね。どうされてるかしら？
とググってみたら、昨年亡くなられていた。75歳。
ちと、若いな・・。ご冥福をm(_ _)m
機会をつくって、墓参りしないといけませんね。

500社？
生涯で関与した法人は500社を越えたと云う。
澁澤の冠を付けた会社で遺されているのは、澁澤倉庫くらいしか知らない。
澁澤倉庫も戦後の公職追放とかいうGHQのそれによって、一族から遠い位置に追いやられているようだ。
現在の株主構成から澁澤家の影は見当たらない。もっとも最近の株主は信託が多いので不明な点が多々あるが・・・。
ちなみに、昭和の時代に廃線になった、筑波鉄道の創設にも深く関与されていた様子。
財閥解体がGHQにより行われたのは、財閥が日本国の力の源泉であることを知っていたGHQが日本弱体化を狙ったものであろう。
岩崎弥太郎に始まった三菱グループも名称は遺されているが、岩崎家の関与は、ほとんど無い。
戦前に岩崎本家はブラジルにその資産を移し、Coffee園を経営し、現存している。また、岩手の小岩井農場も岩崎家。元々は設立時に関与した3名の名前だったようだ。「本鉄道会社副社長の小野義眞（おのぎしん）、三菱社社長の岩崎彌之助、鉄道庁長官の井上勝の三名が共同創始者となり3名の姓の頭文字を採り「小岩井」農場と名付けられた。」
一度だけ、仕事で関係のあった小岩井農場の偉いさんに、農場内にある、岩崎家の母屋を拝見させていただいたことがある。
まぁ驚愕の二文字でしたね。使われている木材も（記憶は薄らいでるが）四方柾目の無節。伊那？方面から運んだと聞いた記憶があるが、定かではない。廊下のガラス戸も建設当時のままに遺されて居た。なるほど、金をかけるとはこういうことなんだな・・・。家の寿命は樹の年輪に正比例するとか聞いたことがあったが。
爺の文章は脇道のそれがち！
本題に戻る！

澁澤事務所と澁澤栄一

東京駅前に、丸ビルがあった。
壊されて近代的なビルに変わっているが、それはそれは重厚なビルだった。
上京したての頃に案内されたのがビル内に事務所を構えていた澁澤事務所。
当主は澁澤寿一氏。
名門にふさわしい温厚な人物でした。
ハウステンボスの建設・設計に関わり、日本初？の循環型施設を提唱したようだ。全体の設計は、日本設計の社長だった池田武邦氏。他にも関わった人物は多数あったろうが、澁澤氏は、土壌改良、環境改良の提言と実践をされ、現在のハウステンボスの基礎をつくられている。
後に、池田氏を理事長に迎え、環境NPO｢聚｣の設立、運営をされている。
そのご、特定非営利活動法人 樹木・環境ネットワーク協会と名称と組織を変えて、理事長に就任されていたが、現在は顧問に退いている。
彼らが提唱した千年の森事業に関わらしていただいたが、貴重な体験だった。澁澤栄一翁が関わった会社は５００社を超えると云う。その過半は非一族に受け継がれてる。澁澤の二文字を冠した法人は、澁澤倉庫くらいでは無かろうか？　こちらも大企業ですが・・・。
翁は埼玉深谷？の豪農の産まれでしたね。
幕末の黎明期に活躍の場を江戸～京都と駆け巡ったようだ。幕末の混乱期であったこともあろうが、人柄を見込まれた末に、一橋慶喜公の家臣となり、幕臣になっている。地域からは、同様に慶喜公守護の名目で敦賀まで行き、最後は切腹や鰊藏で鰊包丁で殺戮された皆さんが居る。
水戸天狗党とか筑波天狗党とか呼ばれている。水戸藩の侍と地域の突破者が中心になっていた。
この違いは、江戸や京都に居て、中枢と近かった所為なのか？
ふと疑問を感じたが主題から離れるの止めておく。
維新後、洋行し、会社法を会得したとも、資金元を確保してきたとも伝わるが、真意は不明。
勝手な推測に過ぎないが、彼は深谷の百姓の長男で妻帯者でありながら、尊王攘夷思想で江戸に出ている。
そもそもが、維新以降の彼の活躍は、尊王攘夷思想＆百姓思想（一人勝ちは決してしない）だったんだろうか？
ゆえに、設立した企業群をそそくさと権利を埋め込まず、他人に経営を委ねている。
ロスチャイルド＆ロックフェラーの勃興
巷間伝わる噂話と（たぶん）事実であろう話題。
陰謀論からすれば、米国の通貨発行権を持っているのは、三社＋α。
ロスチャイルド、ロックフェラー、モルガン・・・と伝わる。
米国政府は、FRBから金を借りていることになっている。
いわば、私企業が通貨発行権を持っていることになる。
表向きは、FRB（連邦準備理事会）と呼ばれているがその実は株式会社であると・・。これは事実であろう・・。
脇道へそれるが、１６代大統領エイブラハム・リンカーン。３５代大統領JFKは共に通貨発行権を国家に取り戻そうとして暗殺されている。
（陰謀論者の世迷い言ですから）
７代大統領アンドリュー・ジャクソンが通貨発行権を國に取り戻しているが、後に、1913年、第28代大統領のウッドロー・ウィルソン(1856〜1924)の民主党政権下でFRBが創設されている。
失念していた。もうひとり、この人物もリンカーン、JFKと同様に通貨発行権絡みで暗殺されたと伝わる、第20代大統領のジェームズ・ガーフィールド。
またまた、脇道へそれた。
ロスチャイルドの勃興のきっかけは、英仏戦争。まぁ英仏は長い間、休んではまた戦争、の繰り返しをしてきたようだが、起こりは、１８１５年のワーテルローの戦い！　ナポレオンのフランスとイギリスの決戦が行われている。仔細は省くが、この折の英国債の売買で莫大な富を得たのがロスチャイルドの勃興の始まり！キーワードは戦争と相場。
一方の旗頭・ロックフェラー。
こちらも相場で勃興した一族。違いは、ロックフェラーは石油事業で、ほぼ寡占状態にあり、（スタンダード・オイル）それを大統領令で３０社に分割されたのが勃興の始まりと云う。なぜ？
分割された各社の株価が暴騰に次ぐ、暴騰を重ね、数千倍に膨らんだとされている。こちらは、相場と石油事業。
例によって、脇道へそれまくったので、このあたりにしましょうね？

トランプ前大統領はなにゆえ、民主党＆ビッグファーマ、マスコミ、GAFAMに目の敵にされている。

TVも新聞も、ほぼ観ない！（時折、ネットに情報が流れているから観る）
もう１０年になるだろうか？
３１１の後に観るのを止めた。
福島で現実と報道の違いを観すぎたからだが・・・。
トランプ大統領は、前回選挙でも連続で当選していたことはいずれ歴史が証明することになろう。
米国発のマスコミ報道とSNS上にあふれる情報から、不正のオンパレードだったことは衆目の一致するところ。縷々、書いてきたことから類推していただきたいが、コングロマリットというか権力を握った集団が恐れているのは通貨発行権を米国に取り戻されること！
それは先にも書いた。トランプはそれをやろうとしている。最近もTV・新聞ではトランプ起訴の話題が溢れていることかと思うが・・・。
大嘘です！　逮捕、弾劾されるべきは、売電大統領、オバマ、クリントン元大統領＆クリントンの奥方です。
この連中こそが、マルクス主義に基づいた専制を行おうとしている集団です。

なにかしら、行き詰まったり、苛ついたりすると、BLOGでも書いて心を鎮めるか～が変わらぬ性向ですね(*^^*)

そんなわけで澁澤家（日本人）とロス茶・ロックフェラーとの差異を個人的に分析？してみた夕刻。
いろいろありすぎる昨今！
日本人もバージョン２．０にならんといかんかも知れませんね。
ぼちぼち、今宵も、フクロウ姉妹が来てくれる時間ですね！
今朝は、地面から飛び立つ姿を観させてもらいましたからね(*^^*)