農本主義者の地域再興論

北関東の田舎町で暮らす、古希のジイさんです。 生涯の目的は、農業・農村の再構築! 三年…

農本主義者の地域再興論

北関東の田舎町で暮らす、古希のジイさんです。 生涯の目的は、農業・農村の再構築! 三年半前に、街づくりを目的に6名で一般社団設立。 今年は、「畑作公社」 後に8名で法人化をした。女性5名。代表者も女性(*^^)v https://www.rakuen-farm.com/

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  • 農本主義者の地域再興論!

  • 「やがて農場は楽園になる❣」

    10回ほどのシリーズで、農業と農地の持つ、魅力を活かすことを書いてみます。 実現は、不可能!と仰せの皆さんが多数ですが、そう云われると燃えたりします^_^ 生きてる間に実現したい! 動ける間に実現したい!と考えてますが、叶わない時は、遺言として・・・^^;

  • 上妻地区農業再生協議会「畑作公社」

    相続もあり、故郷に三十数年ぶりにUターン。 そのつもりは無かったが、あえて、困難な路を選択することになった。 三年間で出逢った農家さんは多数いるが、稲作農家6名の集団と一昨年から関わり、昨年からは旧村の若手農家さんたちと関わっている。これが人生最後のご奉公になりそうな感。

  • 大東亜戦争と戦後史

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地域主義に徹すれば路は拓ける!

世界は陰謀と理不尽に満ちている。 知った不幸、知らない幸せとか云いますね。 さしづめ、ジイさんは知った不幸派。 知らないでいれば、素知らぬ体を決め込んでいれば、もっと穏やかな人生だったかと(^^) が、知ってしまった以上は、子孫が残されているかぎりは、路をつくらないといけないと念じている。 むろん、誰彼構わず、持論を振りかざすことは無い。 通じないよな~  こちらは何十年も、何百回も触れてきて辿り着いてるからね~と。 古希を過ぎて以降に書き連ねていることは、すべて遺言のつ

    • 生涯現役と公私

      日本人四人に一人は65歳以上だそうだ! 父親は牛飼いだった。 15歳で満鉄に入り、17歳で海軍飛行兵に志願し、終戦後田舎にいやいや帰郷したようだ。 昭和30年代に、乳価が高価な時代。 酪農家は一日も早く子牛を離したいと考えてた時代があった。 そのことに目をつけ、(主に牡)肥育を始めた。 当時は、子牛一頭に酒二升とか醤油4本とかでもらい受けてきてたようだ。 ようだと云うのは父親に同行していたから知っている。 ホルスタインのオスは氣性が激しい。 数か月も育つと、それこそ、夜中に

      • 将門公の命日。ジイサン73歳の誕生日でもある

        将門公は37歳で戦死した。ジイサンは73歳。生き永らえている。 故郷は北関東。大本家の過去帳が逸失しており、先祖がどこから来たのか不明。が、大本家の五輪の塔が室町時代と伝わることからその時代に何処からかやってきたものであろう。 20年ほど前、新潟のとある町に同姓が並んでいた。 ひょっとしたら、この一族だったのかも知れないと感じている。 農に戻る!と決めてから40年が経過した 当時、8年半勤務した農協内のゴタゴタに嫌氣がさして退職し、不動産やでも始めるか?と弟子入りする先を探

        • 食糧確保と絶滅危惧種・百姓!

          いつまでもあると思うな主食の米 先日、アホ会議(ダボス会議ともいうらしい)のスピーカーの一人が稲作をやめさせようとして、温暖化の主因のひとつ!とやり玉にあげてたようだ。 稲作は、水がイノチ。当然、アジアモンスーン地帯が稲作の主要国。 以下は少々古いが稲作主要国。 最大の生産国である中国は、水不足が常態化しており、揚子江沿岸地帯が稲作地帯。北京以北は、小麦などの雑穀生産地。 輸出余力のある国は、インド、ベトナム、ミャンマー、タイあたりではなかろうか? いずれも、長粒種生産国家

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          村で生きるということ!

          お不動様の世話人が回ってきた 合計10名。輪番制になっている。 お不動様の土地は、明治の地籍改定の折に、68名の連名になっていると聞いた記憶がある。 お不動様の土地は、名主さんが寄付されたものとも聞く。 三十数年、村を離れ、放浪してきた。 東京~千葉~栃木~福井~福島~沖縄と居宅を移してきた。 6年前に両親の死去に伴い、一時帰郷のつもりが居残ることになって7年目。 大好きなお不動様への参拝だけは欠かしたことが無い。 10名のうち、見知った人物はただ一人だった。息子と同級生で今

          村で生きるということ!

          定住と流転(巨人への便り)

          突然、FACEBOOKに見知った笑顔が現れた。 30年ほど前に訪ねた山形県置賜地方に住む巨人だった。 身長は190cmを超えるから世代としては、異質。 が、巨人と表現しているのは、農の世界、地域にどっぷりと浸りつつも 地域のため、未来のための活動を続けてきていることにある。 とても、おいらには出来ない生き方。 書き下ろし書籍を斜め読みした後に書いた巨人への便りが以下 あと一か月で73歳になる。 いま、手掛けている事業をカタチにして、来年から、3割の時間は行脚の時間に当てよう

          定住と流転(巨人への便り)

          ドイツとイタリアで起きている農業

          ドイツの農民連携(DVB)は燃料補助金削減に怒り、8000名前後の農民を動員し、ベルリンを機能不全に陥れている。 日本でも燃料費軽減措置は存在しているらしく、結構大きな比率を占めているらしい。結果、ドイツ政府は、膝を屈したかたちで、補助金削減の先送りとしている。 ドイツの農業政策は、温暖化対策もあり、脱石油と称して、太陽光発電や風力発電が普及し、農地を浸食していたようだ。 が、目先の問題を先送りしただけで、第二幕が起きるであろう。 EU各国の農業の現状 日本は統計上、専業

          ドイツとイタリアで起きている農業

          縄文時代と『結』と『講』その1

          お不動様の世話人を仰せつかった。 故郷を離れ、30年以上が経過しているから個人的には、30年以上ぶりの、世話人。 いずこの地域にも、神社は残し伝えられてきた。 村の鎮守様として社をお祀りしてきた。 その伝統を受け継ぐのが、世話人の役目。 労力を惜しまず、地域のために活動する。それが結の本質ではなかろうか? 戦後のある時期まで、結と講は、色濃く残されてきたし、現在も受け継がれている。 冠婚葬祭に金銭や米、味噌、人手を出し合ってきたのが、結と講。 農村に農機具(田植え機やトラク

          縄文時代と『結』と『講』その1

          オーガニックの勘違いその②

          大規模化以外に生き残れない? 令和5年。農家の平均年齢は68歳?を越えているかも知れません。 帰郷七年目。周囲を見回すと確かに若手と呼ばれる農家さんもチラホラ見かけるが、集落に一人程度でないかしら? 代わりに年金受給世代が鉄人となって農業を営んでおられる。 規模拡大に邁進しているいわゆる事業法人化の皆さん。 傍らで、適正規模(単独で可能な範囲のこと)で経営しているみなさん。 見回すと、同世代か若干若い世代ばかり。 50年前の農協職員時代。 振り返ると、専業農家と呼ばれる皆さ

          オーガニックの勘違いその②

          オーガニックの勘違いその①

          放置してある温州みかんやサクランボとハイビスカス この子は夏の間は庭先に居られました。 その間に、虫の餌食になり、アブラムシや他の虫に集られて瀕死。 好きでは無いがホームセンターでスプレー式の殺虫剤を購入してきた。 500円前後だったかと思うが、たっぷりかけてあげた。 一枚目の画像は、葉っぱの中の虫さんたち。 アブラムシだけではありませんでしたね。一度使っただけで放置されてる殺虫剤。 多少は後遺症が残っているようですが、新芽を出して光合成をおこない、花も咲かせてます。 た

          オーガニックの勘違いその①

          無限の可能性を秘めた農の世界!

          一本のメール 数年前になるが、在京の知り合いからメールが届いた。 孫が生まれたんで記念植樹しようとしたが、高いし、条件が細かくて・・。 どこか無いかしら?と。 農地に紅葉を植えさせてあげた。 苗木は傍らにあった樹齢五年ほどのもの。 カネはイラン!と断ったが、お願いしたのでと数万円を置いて行かれた。 時折、観に来ているらしいが、いつも逢えてない。 が喜んでもらえて嬉しいかぎり。 来年は筍堀りに来ても良いか?との連絡。 いつでもおいで!とだけ返しておいた。 この季節になると

          無限の可能性を秘めた農の世界!

          HV太陽熱加温システム公開!

          11月18日 認識できてない皆さんが多数かと思うが・・・。 冥土へ旅立った北陸の人物の声掛けで5年前に試験を始めている。 昨年は、当地で試験をおこなった。 簡単に書いてるが、悪戦苦闘の連続で、昨年は身体を壊した。 石油系燃料を燃やすことで、食卓には、旬でない野菜が並んでいる! キュウリ、トマト、ナス、ミョウガ・・・・ 過半は、加温ハウスで育てられている。 その燃料費は、生産費の三割を超えることもママある。 上記、人物は、農業・農村が人生のテーマだったことで深いお付き合いをさせ

          HV太陽熱加温システム公開!

          ハイブリッドのハウス加温施設を公開!

          11月14日学園記者クラブでの会見原稿!

          ハイブリッドのハウス加温施設を公開!

          SDGs、年金受給者、ボランティア

          ボランティア=自らすすんでやること!volunteerなる英語は妖しさがいっぱいある。 西欧社会では、功なり名を遂げた皆さんが、資金を提供し、公益財団を設置するのが常と伝わる。 国内でボランティアといえば、滅私奉公やら奉仕やらが主流の考え方であろう。旨いこと使っているのが、政党と宗教団体。 在京時、東京駅近くに居住していた。 事あるごとに、八重洲口には、募金を募る皆さんが、それも結構若い子たちが並んでいた。 実を言えば、一度も募金に応じたことは無い。 だって、妖しすぎるからね

          SDGs、年金受給者、ボランティア

          4000万人の年金受給者!と🐯さん!

          一昨日、昨日とメンバーさんと会合。 『畑作公社』設立時に現役農家は動けまいね~どうするか?と考えた折に脳裏に浮かんだ皆さんが居た。 65歳を過ぎて、人生を謳歌していると感じる皆さん。且つ、得意技をお持ちの皆さん!今では八名になった。思いつきでこれしないとな~とLineに流すだけで集まってくれる。のみならず、知恵を発揮してくれる!壱号氏は生憎結婚45周年とかで草津温泉への旅との由。そりゃそうだ。決めたのは一昨日ダカラね(^_^;) 7名+代表理事が参加して2時間。最近の持論は

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          温故知新!

          72歳で知った新事実の縄文遺跡 地域の歴史を幼児期から追い続けてきた人生だったようだ。 たぶん、幼児期に、ジイさん子だった所為でもあろうが、明治生まれのジイさんと連れ立って歩いていたことを記憶している。 お不動様、畑の境界争いの仲裁、後に、牛小屋に連れて行かれ、背中に集ったダニを捕まえてはいつも同じ話しをされてきた。 小学生になる前ゆえ、5歳、6歳だったと思う。 ◯お不動様ではお願いはするな! ありがとうございます!だと。 ◯境界争いと牛の背中のダニ。  彼らに境界は無いと