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ブログを更新するということ。

いま僕は急いでブログを書いている。この後打ち合わせが続くので、朝の移動時間しかない。どうしてこうなったかと言えば、週末めちゃくちゃ忙しくブログを書かなかったせいで、完全にリズムを崩し面倒になってしまったのだ。

何事もそうだが、動き出すにはエネルギーがかかる。マラソンしているときに一度歩いてしまうとまた走り出すのは難しいように。エアコンはヘタに電源に入切するよりもつけっぱなしの方が電気代が安いように。先週毎日書いていたはずのブログも一度更新を止めてしまえば、また筆をとるのは想像以上につらい。

さらに厄介なことは、間が開けば開くほど、再開へのハードルが高くなるということだ。恋人がいない時期が続くほど次の相手に求める条件が膨れ上がるのと似ている。婚活は活動すればするほど相手が見つけづらくなる法則がある気さえする。このブログも3日以上書かない日が続けば、多分もう二度と書かないだろう。

僕はいままで何度かブログを開設し、そしてドロップアウトしてきた。基本的には、3.4エントリー目でバズり、炎上するなどして、自分のブログへの期待値を勝手に上げてしまい、次のエントリを書けなくなってしまうパターンだった。今回も案の定、プチ炎上はあったが、ソーシャルの反応を気にしないタフネスを身につけたおかげで、乗り越えた。

さらに今回はなんとか継続するように、「スマホで書くこと」をルールにしている。スマホであれば、トイレや電車の隙間時間でもさっと書ける。さらにnoteのアプリをiPhone画面の一番下、最もタップしやすい場所に移した。それでも油断すると書くことをサボってしまう。人間とは恐ろしいものだ。

正直言えば、もう書かなくていいかなと思っている自分も30%くらいいた。「量よりは質でしょ」とか「毎日書くなんて現実的じゃないんだから、これを良いきっかけにして見直せば」とか「仕事も子育ても忙しいんだから別にいいじゃん」とか、悪魔のささやきがあった。

それでもまた書こうと思えたのは、この数エントリーしかまだ書いてないブログを読んで、次を楽しみにしてくれている人がいたからだ。FacebookやTwitterで「次も楽しみです」「毎日読んでます」とわざわざ伝えてくれる人がいた。何よりも驚いたのが、社員が楽しみにしていたということ。

人の期待を無視するのは、僕の中で最低な行為だと思っている。だから変に自分の中の期待値を上げてら逃げてしまうのではなく、ヘタクソな文章でも、たまにスベることがあっても、更新することが大事なんだと思う。質はいつも量の後についてくるから。