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育休ライフ 41週目

いつも閲覧ありがとうございます。
半径5mの人を幸せにしたい、シムラトモタカと申します。
8年間中学校教員ののち小学校へ異動して、今は育休取得中です。
ここでは、育休取得中に感じたことや娘の成長、仕事を離れることで見えてきたことなどを中心に書いていきます。


保育士試験まであと3か月
前回の保育士試験で不合格だった2教科の試験が、気づいたらなんとあと3か月に迫っていた。受験申請手続きも1月中だったので、忘れずに申請できてよかった。初めての保育士試験の3か月前といえば、ちょうど7月ごろ。毎日娘を昼寝させてから、自分も睡魔と戦いつつ勉強した思い出がある。今は…全くと言っていいほどその危機感がない。これはとてもよくない!のんびりしていたらあっという間に時間が過ぎてしまう。試験直前は復職後なのでほとんど勉強なんてできないはず。今から少しずつ学び直して、余裕をもって試験に臨みたい。
それにしても、保育士試験、9教科受けるのも、2教科受けるのも同じ受験費用がかかる。当たり前だが、検定料払うのがばかばかしいので、次こそしっかりと合格して免許を取得する。むしろ、次だめなら仕事をしながら資格を取れるほど器用ではないので、あきらめざるを得ない。これが背水の陣、というものか。がんばろう。


広がりすぎた食の学び
育休当初から、娘の食事について考え学んでいくうちに、様々な食のアプローチの仕方に出会ってきた。

オーソモレキュラー栄養医学は、食生活改善と高容量サプリによる食生活の立て直し。ここでは、現代人がいかに低栄養であるか、いかに糖質依存で低血糖症であるかがわかった。現代人のイライラは、きっと食事の変化も一因がある。糖質制限や高たんぱく食、ビタミンD、ミネラル摂取については今でも必須。特に糖質制限は意志が弱い私にとっては最大の敵。つい甘いものを食べてしまうので、まずは自分から甘いものを買わないようにする。もらいものや出てきたものはOK!とする。笑 オーソモレキュラー栄養医学の祖、溝口先生の本にも「少しずつやっていこう…」と書いてあったので。

最近見たドキュメンタリー映画で出会った菌ちゃん先生からは、発酵、酵素の力について学んだ。腸内環境を良くして免疫力を高めていくアプローチは、オーソモレキュラーにも通じるものがあり、ストンと腹落ち。手段は「昔ながら、日本の伝統的な和食を中心とした食養生」で、これは、とても賛成している。食とは直接的に関係ないが、ある国のおかげで、日本の食文化は壊されてきたから、それを取り戻したい気持ちが大きい。和食には代々発酵食品や魚、野菜中心の胃腸に優しい食材が多い。これだけだと現代人は物足りないかもしれないが、日本人の体にはこの食生活がなじんでいると思う。だって、現代の欧米食になったのはたかだか70年前で、日本人としての食文化は何千年前から続いているのだから、原点回帰でいいと思う。ただし、これではたんぱく質がやや不足するため、プラスで肉製品、特に良い肉を少量のスタイルがいいかなと思っている。
また、菌ちゃん農園の本も買ったので、我が家の家庭菜園でも菌ちゃん畑を作りたい。これは今年の夢でもある。

そしてこれは今年、新たに学ぼうと決めたこと「薬膳」
中国発祥の食文化らしいが、まだまだ学んでいないので何もわからない。一見、薬膳とみると漢方薬や独特な味を想像するが、どうやらそれだけではないらしい。季節に合った食材を色別に示していたり、不調がある部分ごとに効く食材があったりと、基本を押さえたうえで食事を作るだけでも効果があるそう…。そういった知識を知っているだけでも、きっと気持ちが前向きになると思うし、もっと食事が楽しくなると思う。

とにかく、育休中の学びの大きな柱の一つである「食」は、まだまだ広がりを見せそう。…心配なのは、いろいろな知識を入れるだけでごちゃごちゃな食生活になってしまうこと。そして、気を付けているが、食の学びを他人に押し付けないこと。家族のためにしている学びではあるが、かなり妻には大目に見てもらっている。逆の立場なら、かなり厄介な存在だと思う。学んでいることが変わると、言うことも変わってくるのだが、そんな私の変化も柔軟に受け止めてくれる妻には多大なる感謝をしている。そして、今後もしばらくはこんな感じが続くので、引き続きよろしくお願いいたします。笑


応援する文化は気持ちがいい
「これからは何を買うかではなくて、誰から買うかだ!」
と思い始めて数年。
我が家でも、妻と買い物するときには
・野菜はできるだけ地元産、または千葉県産。
・肉、魚はできるかぎり国産
・スーパーより地域の直売所、農園
など、徐々に買い物が変わってきた。

先日、市内の農園の創業祭で、農園に遊びに行ったとき。
野菜の詰め放題や餅つきなど面白いイベントもあったが、なにより
”農作物を作った人の顔が見えること”
にとても安心したし、応援したい気持ちが芽生えた。
販売している農家さんに野菜について質問したり、食べ方を聞いたりすると一生懸命答えてくれて、そこでもまた応援したい気持ちが大きくなる。売買することで、モノだけではなく人とのつながりもいただいているんだと感じた。妻も似たようなことを思っているようで「作った人の顔が見えるっていいね」「来年もまた行こうね」と言ってくれた。

ちょっと脱線…
妻には怒られるが、妻と付き合った当初(10年前)は、妻は包丁を握ったことがないくらい食に対する関心がなかった。実際に野菜を切ってもらおうとすると、両手で包丁をもって野菜を切ろうとしており、慌てて一緒に野菜を切る…といったところから、今では料理は苦手ながらも作ろうとしてくれるし、ちゃんと野菜は切れるようになったし、農作物の買い物の関心まで高くなってきた。かなり私のペースに巻き込んでいるが、それについてきてくれてうれしい。


ということで、応援する文化は我が家のベースになりつつある。
食品以外も「どこで買う?」と考えることが多い。例えば「家電はどこも大体同じ値段だから、接客の安心できるヤ〇ダ電機にしよう。」とか…。外食もチェーン店より地元のお店が好きである。(これは安全な食という観点もある)基本は食品中心だけれども、応援することはこちらも気分がいい。

応援する文化その2


”買い物は投票”

という言葉も、オーソモレキュラーを教えてくださった矢部先生から初めて聞いた。そして食を学ぶうちに、どの方も「買い物は投票」という言葉を合言葉のように話していることが分かった。私たちが何を買うかで、今後生き残る食品は決まる。日本の食料自給率はずっと低い。

「安かろう、悪かろう」の海外産、誰が作ったかわからない食品を買うことでどんな未来があるのか、これは復職後、子どもたちに伝えたいテーマの一つでもある。確かに私も学生の頃は安い食べ物ばかり食べていたが、それが日本の畜産農家を苦しめていたと思うと後悔する。だからこそ、私のように知らないまま育つ子供を減らしてしっかりと買う物を選んで買える人を育てたい。

「私たちは食べたものでできている」
最後はここに尽きる。作った人の顔が見える食品で作る食事には、見えない愛情や物語がある。そういったものも含めて食べるのが本来の食事だと思う。農薬まみれの食品や遺伝子組み換え食品には愛を感じない。でも、それを知らないで食べている人がたくさんいる。体に入れるものは、安心できて、愛情があるものでありたい。

だから私はこれからも地場産食品を買うし、それ以外でもできる限り減農、有機にしていきたい。それが伝統ある日本食につながるし、海外の脅威から日本を守ろうと戦ってくれている人の応援にもなると思う。小さなアクション、はじめてます。


長文失礼しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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