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育休ライフ36週目

いつも閲覧ありがとうございます。
半径5mの人を幸せにしたい、シムラトモタカと申します。
8年間中学校教員ののち小学校へ異動して、今は育休取得中です。
ここでは、育休取得中に感じたことや娘の成長、仕事を離れることで見えてきたことなどを中心に書いていきます。


妻と娘のリトミック


最近はやりのリトミック。リトミック研究センターによると、リトミックとは

「楽しく音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的にも、これから受けるあらゆる教育を充分に吸収し、それらを足がかりに大きく育つために、子どもたちが個々に持っている”潜在的な基礎能力の発達”を促す教育」

とある。つまり、音楽を通した教育法である。リトミックは、なんと100年以上前にダルクローズさんによって開発された教育手法であり、歴史ある教育法だということは保育士試験の時学んだ。

今では様々なところで習い事やイベントでリトミックを耳にする。私も興味があって何度かイベントに参加したこともあった。しかし、イベントに参加して思ったことは
「これは妻が娘と一緒になって楽器を使う遊びとほほ同じだ!」
ということ。


なんと妻は自然とリトミック教育をしていた。さすがすぎる…

妻は自身が小さいころからピアノを習っていたので、絶対音感を持っていてピアノもめちゃくちゃできる。だから仕事から帰った後も、さらっとピアノで童謡や娘の好きな歌を弾いてくれる。私が育休をとるまでは、ピアノや歌のある日常だったのだろう。そういった環境で育った娘は、ピアノで曲を弾けば自然と体を動かして踊りだす。リズム感もばっちりで、リズムに合わせて手拍子もする。曲のテンポをゆっくりに変えれば、ゆったりとした動きになり、テンポアップすると素早く駆けまわる。
私は今まで、娘が音楽に合わせて活動する様子を「元気がいいなあ」と思うくらいだったが、改めて考えると、様々な音楽的な刺激にしっかりと反応していることがわかる。そして、その力をつけてくれたのは妻なんだと思うと頭が上がらない。私にできることは娘と一緒に遊ぶことくらいだが、妻はそれ以上に遊びの中で娘の力をつけていたのだと思う。おそるべし妻…

娘の表現豊かなところ、全身で感情表現するところ、独特のリズム感(純和風)、はおそらく妻が行っているリトミックのおかげだと思う。家でのリトミックで十分だけれども、世の中にはいろいろなリトミックがあると思うので、それを体験しにいくのもいいかもしれない。妻は自分の育児に自信をもっていないようだが、私から見たら十分すぎるほど娘をのびのびと育ててくれていると思う。感謝感謝!


娘の遊び、いろいろ

①ホームセンター
私の家から徒歩数分の所に超大型ホームセンターがある。娘はそこが大好きで、自分からキックスクーターに乗ってでかけている。娘の遊ぶ順序は決まっている。
まずは、外構館。何個もある門柱をひたすら開け続けたり、ウッドデッキに乗って踊ったり、玄関周りの展示品を使って「いらっしゃいませ~」「おじゃましました~」「ちょっと失礼」と誰を真似しているのかわからないが、まねっこ遊びをする。そしてサンルームやミニハウスなど大型の展示品に一通りおじゃまして、満足して次に行く。
次はペット館。小動物、魚、猫、犬と順番に見ていく。大体このあたりで娘に疲れが見え始める。生き物を見るのは大好きなので、楽しい気持ちはあるのだが集中力が欠けてくる。最後のほうには抱っこ~となる。
最後に駐車場を爆走する。朝だと車がいないのでのびのびやらせられるが夕方は危なすぎる。なぜかキックスクーターに乗ると元気が出るらしい。そして、ホームセンターから我が家に帰るまでに通る公園で一通りの遊具に乗り、帰宅。
正味1時間。娘は楽しそうだから飽きないのだが、このサイクル通りいかないと機嫌を損ねるので、ホームセンターに行くのは1時間以内に予定がない場合に限る。


②暗闇の公園
最近、日が落ちるのが早くなり、17時前には外は真っ暗になる。しかし、夏場は18時過ぎまで遊んでいた娘が17時に遊びを切り上げるはずもなく、暗闇で遊ぶことになる。意外と同様の事情の方が少しいるので、暗がりから人の気配を感じる。「みんな大変だなあ」と感じながらも、娘の遊びに付き合う。
やっと娘も抱っこ癖がおさまってきて、一人で走り回れるようになった。今まではすぐに抱っこだったので、もっと動いてほしいと思っていたが、いざ一人で動けるようになると勝手にどっか行ってしまうので危ないなあとも思う。幸い娘はビビりなので、ある程度一人で行っても常に親のいる場所を把握しながら活動するからこちらも安心して一人遊びをさせられる。
暗闇でする遊びは、どんぐり拾い、追いかけっこ、滑り台、お店屋さんごっこなど。明るいうちにやってほしい。あとは暗くなるとテンションが上がってしまうのか、急に「やっほ~!」と大声を出す。近くが住宅街なので、自分の声が良く響くのが楽しいらしい。真っ暗な公園から「やっほ~」「あ”~」「ほぅ~」「お~い」と聞こえてきたら、うちの娘か、うちの娘と同じ感性をお持ちの子だと思う。ちなみに娘の声は同年代に比べて大きい。普通に近所に響く。いつか通報されないかだけ心配。


③お参りとお水かけ
ちょっと前に近くの神社へ行ったとき。
神社には二礼二拍があると教えると、神様に向かってお参りする行為が楽しいのか、神社を通るたびにお参りをしている。また、お地蔵さんにお水をかけることを教えたところ、気に入ったらしく、神社やお寺に行くと決まって手桶とひしゃくをもって「お水やる~」と要求してくる。
娘は2歳なのでお参りやお水をかける意味は知らないが、神様を大切にする行動や心を清める作法を小さいころから経験することはとても良いと私は思っている。娘に多くのご加護があるといい。
先日、寝室にある観葉植物に娘が水やりをし終えたとき、急に「パン!パン!」と二拍、お参りを始めたのは面白かった。水をかければ何でもいいわけではない。でも、きっと我が家にもいたるところに神様がいるのだと思う。娘にはそれが見えるのかもしれない…


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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