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もう一度読みたい”クローズドサークル”ミステリー小説3選(自分ランキング)

本好きですか?

ちょっと驚いたことに、読書好きには当たり前のこともフツーの人にはおかしく思えることがあるそうです。

そんななか、本好きにはたまらないYoutubeチャンネルを見つけてしまい、GWの最終日に見まくってしまったので、念のためご紹介しておきます。

「ほんタメ」

よびのりたくみさんとあかりんさんというMCの掛け合いがとても秀逸なのでグイグイ引きつけられてしまうのはさておき、紹介される本が結構ツボだったりします。

で、たくみさんがミステリー好きというのを聞いて答え合わせみたいに紹介本を確認していってます。(いっつも3つ紹介します。)

ということで、自分も3選シリーズを勝手に開催してしまいます!

もう一度読みたい”クローズドサークル”ミステリー小説3選!!

1.十角館の殺人


でました。

我らが一発屋、綾辻行人先生の唯一のヒット作である十角館の殺人を1番目にあげさせていただきます。

しかも、新装改訂版をおすすめしておきます。

これは、オチを次のページに持っていくために改訂されたとも言われている歴史的に一番意味のある改訂だったりします。

一発屋というのは大変失礼ですが、この後の館シリーズだの、他のシリーズを散々読みました。でも、やっぱりこの作品を超える作品は出ませんでした。やがて、長編にとりつかれて意味のない冗長な文が続くスタイルに変わってしまったり、無駄に装丁が豪華なハードカバーだの、表紙のレイアウトで釣ろうとする書籍が発売されるたんびにうんざりと同時にがっかりしたものです。

今はもう諦めて、唯一のヒット作である十角館をひたすらこすって再読することに決めました。

ということで、改めて、新装改訂版をおすすめするとともに、館シリーズ制覇した方も、もう一度読みたいランキング1位として再読にチャレンジしてはいかがでしょうか。

2.そして扉が閉ざされた

この作品、というか、岡嶋先生本は、他にも有名で面白い作品はあるものの、非常に読みやすいのと設定が昭和な雰囲気が令和の今にぴったりということでおすすめしてみます。

3.そしてそして「そして誰もいなくなった」

もう、すべてのミステリーの原点であり原典でもある『Ten Little Niggers』です。

え?

『And Then There Were None』だろ?

え?

そうなんです。改題してるんですよね。

もう、最初のタイトルはお察し、なんですが、自分が昔買った文庫本に書いてあった英語のタイトルは最初のタイトルだったので、とっても鮮明におぼえています。

あらすじはタイトル通りなのですが、孤島でどんどん登場人物が減っていくというまさに小説が苦手だった少年時代には、覚える登場人物が少なくてすむので、とても読みやすかった記憶があります。

いまでは、すべてのミステリーの元ネタになっていたり、オマージュが尋常じゃないぐらい日本のミステリーファンにはお馴染みすぎるので、かならず新装改訂版をおすすめ(というかもう新装改訂版しか買えないですが)しておきます。

ということで、お気に入りのクローズドサークル3選ですが、何度も読んで覚えるぐらい繰り返していただけると長く楽しめると思います。

GWの最終日に明日から読みたくなるおすすめ3冊でした!

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