じしんのはなし④
こんばんわ。
今日はお稽古帰りです。
21歳の転機の話、ですね。
僕の転機はいつでも演劇が関わってます。
この歳の春、西田大輔さん率いるAND ENDLESSに入るため、最後の大勝負に出ます。
券売でトップをとることです。
これは、今でも自分の誇りとなる出来事なのですが100名の集客を目標にかかげて集客を行いました。最初の5.60人くらいは恐ろしいスピードで増えました。
そこから先もたくさんいろんな人に営業をかけてなんとか数字を伸ばすも、なかなか伸び切らず窮地を迎えました。
そこから先、力を貸してくれたのは当時の友人達でした。
所謂二次拡散ですね。
チケットをたくさん売ることは自信になります。
だけどそれ以上に、自分のために沢山の友人や、親族や、仲間が力を貸してくれたこと。
これが一番、自信をくれました。
きっと自身の内側から溢れる力よりもなによりも、たくさんの手が背中を押してくれることの方がよっぽど力をくれる。
それを、実感しました。
そこから怒涛の巻き返しが起こり126枚でフィニッシュ。二番手にダブルスコア以上、劇団研修生の中でも未だに破られてないんじゃないかな。この記録は。
真偽はわかりませんが、わかりやすくその成果を認めてもらい、入団します。
自分の内側から絞り出した自信なんか本当に大したことないんだな、とこのときに思いました。
せいぜい5.60人の人を集めるのは個人では限界だけど、そこから先は自分の為に5.60人の人が動いてくれた。
それに足る付き合いをして、それに足るスキルを身につけて、それに足る想いを抱くこと。
自分じゃない誰かに力を貸してもらうこと。
それが正しく自信を得る方法の一つなのではないかと思いました。
ただ、デッドプールも言ってるとおりで、しあわせな瞬間は短いです。テレビのCMみたいに。
次のターニングポイントです。
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