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【心理学】

ジークムンド・フロイト1856→1939(83)
(オーストリアの精神科医)
精神分析学の創始者
原因論→人間は、過去の経験が原因となって今の行動が規定される
夢分析

エディプス・コンプレックス理論

ユング1875→1961(85)
(スイスの精神科医)
集合的無意識と呼ばれる「人間に共通する無意識の存在」を提唱
夢分析

アルフレッド・アドラー1870→1937(67)
(オーストリアの精神科医)
アドラー心理学
人は目的のもと生きている、幸せになるには勇気を持つ

「嫌われる勇気 : 自己啓発の源流「アドラー」の教え」定価: ¥1,650-
岸見一郎と古賀史健の共著

エーリッヒ・フロム1900→1980(79)
愛について
自分の持てるものを相手に与えることに
喜びを感じること
見返りを求めない

自己愛
自分自身を愛せない人は誰も愛せない

ヴィクトール・エミール・フランクル
1905→1997(92)
(ドイツ語: Viktor Emil Frankl, 1905年3月26日 - 1997年9月2日)は、オーストリアの精神科医、心理学者、ホロコースト生還者。著作は多数あり日本語訳も多く重版されており、代表作は『夜と霧』。患者が自ら生きる意味を見出す手助けを施すことにより、精神障害を克服する心理療法「実存分析」(のちにルートヴィヒ・ビンスワンガーによりロゴセラピーと改められる)を提唱した。
ロゴス(意味)

河合隼雄1928→2007(79)
日本の心理学者。教育学博士。京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。文化功労者。元文化庁長官。国行政改革会議委員。専門は分析心理学、臨床心理学、日本文化。 兵庫県多紀郡篠山町出身。
日本人として初めてユング派分析家の資格
を得る。

著書
母性社会日本の病理
中空構造日本の深層
日本人の心のゆくえ
日本人という病
日本文化のゆくえ
◎ユング心理学と仏教

河合隼雄著作集 全14巻セット
定価: 各3500円(5,6,10巻は3400円)
岩波書店
1. ユング心理学入門
2. ユング心理学の展開
3. 心理療法
4. 児童文学の世界
5. 昔話の世界
6. 子どもの宇宙
7. 子どもと教育
8. 日本人の心
9. 仏教と夢
10. 日本社会とジェンダー
11. 宗教と科学
12. 物語と科学
13. 生きることと死ぬこと
14. 流動する家族関係

【日本の心理学者の有名な人】
元良 勇次郎(もとら ゆうじろう)
松本 亦太郎(まつもと またたろう)
●河合 隼雄(かわい はやお)
大山 正(おおやま ただす)
岸見 一郎(きしみ いちろう)
岸田 秀(きしだ しゅう)


【心理学の発展に影響を与えた心理学者39人】
研究者 アプローチ内容

ジークムント・フロイト
(Sigmund Freud)
1856年-1939年 オーストリアの精神科医、心理学者であり、神経症研究、自由連想法、無意識研究を行っています。精神分析の創始者であり、無意識の影響や心の構造についての理論を提唱しました。

メラニー・クライン
(Melanie Klein)
1882年 – 1960年 イギリスの精神分析家であり、児童分析の分野で特に有名です。「幼児の内的対象関係」に注目し、早い段階からの感情や内部の対象関係が個人の発達に与える影響を研究しました。

バラス・スキナー
(B.F. Skinner)
1904年-1990年 アメリカの心理学者で行動分析学の創始者です。行動主義の重要な人物であり、強化学習や条件付けの研究で知られています。

ハインツ・コフート
(Heinz Kohut)
1913年 – 1981年 アメリカの精神分析家で、「自己心理学」の提唱者として知られています。アイデアは、自己の発達と健全な心の形成に焦点を当てており、自己の自尊心と自己評価の重要性を強調しました。

イワン・パブロフ
(Ivan Pavlov)
1849年-1936年 ソビエト連邦の生理学者です。パブロフの犬の実験など条件反射の研究で知られ、行動主義の基盤を築きました。

カール・グスタフ・ユング
(Carl Gustav Jung)
1875年 – 1961年 スイスの精神分析家であり、心理学者です。ユングは分析心理学の創始者の一人であり、個人の無意識とその中に存在する普遍的なシンボルやアーキタイプに関する研究で知られています。

カール・ロジャーズ
(Carl Rogers)
1902年-1987年 アメリカの臨床心理学者です。来談者中心療法のカウンセリングで人本療法を提唱し、自己概念や対人関係の研究に貢献しました。

アルフレッド・アドラー
(Alfred Adler)
1870年 – 1937年 オーストリア出身の精神科医で、個人心理学の創始者とされています。個人の行動や心理を、個人がどのように自分自身を位置付け、他者との関係を構築するかに焦点を当てて解釈しました。

スティーブン・ヘイズ
(Steven C. Hayes)
1948年-現在 アメリカ合衆国の臨床心理学者であり、高次の認知行動療法の関係フレーム理論を開発したことで心理分野で国際的に有名であり、特にアクセプタンス&コミットメント・セラピーの創始者として知られています。

アルバート・バンデュー
(Albert Bandura)
1925年-2021年 カナダの心理学者です。社会学習理論を発展させ、ボブ・ドール人形実験などで知られています。

ヴィルヘルム・ヴント
(Wilhelm Wundt)
1832年 – 1920年 ドイツの心理学者であり、近代心理学の創始者とされています。初めての心理学の実験室を設立し、心の研究を科学的なアプローチで追求しました。

ジョン・B・ワトソン
(John ・B・Watson)
1878年-1958年 アメリカの心理学者です。行動主義の提唱者であり、動物学習と人間行動の関連を研究しました。

ウィリアム・ジェームズ
(William James)
1842年 – 1910年 アメリカの哲学者・心理学者で、心の研究における重要な人物です。「心の流れ」や「意識の自己」といった概念を提唱し、実験心理学と哲学的なアプローチを結びつける努力をしました。

アブラハム・マズロー
(Abraham Maslow)
1908年 – 1970年 アメリカの心理学者であり、人間の欲求階層理論を提唱しました。理論は、人間の基本的な欲求や自己実現の重要性を探求しました。

ウルリッヒ・ノイサー
(Ulric Neisser)
1928年-2012年 アメリカの認知心理学の先駆者であり、情報処理モデルを推進しました。情報が感覚登録から始まり、短期記憶、長期記憶へと移動するステージモデルを提唱しています。

エリク・H・エリクソン
(Erik Erikson)
1902年-1994年 アメリカの発達心理学者です。「アイデンティティ」の概念、心理社会的発達段階理論を提唱し、人間のライフサイクルを研究しました。

エルンスト・クレッチマー
(Ernst Kretschmer)
1888年 – 1964年 ドイツの精神科医であり、体型と精神障害との関連性に興味を持ちました。「体型学」と呼ばれるアプローチを提唱し、体の形状と特定の精神障害との関連性を調査しました。

アーロン・ベック
(Aaron Beck)
1921年-現在 アメリカの精神科医です。認知療法の創始者であり、認知の歪みとうつ病の関係を研究しました。

マーガレット・S・マラー
(Margaret S. Mahler)
1871年 – 1939年 オーストリア出身の精神分析家で、乳幼児の発達に関する研究で知られています。母子関係の発達段階や子どもの自己同一性の形成に関する理論を提唱しました。

レフ・S・ヴィゴツキー
(Lev Vygotsky)
1896年-1934年 ソビエト連邦の心理学者です。37歳で亡くなるまで10年で、文化的・歴史的アプローチを提唱し、社会的な学習と発達の関連を探求しました。

アンナ・フロイト
(Anna Freud)
1895年-1982年 ジークムント・フロイトの娘であり、精神分析理論を発展させた精神分析家です。特に子どもの精神分析や児童精神医学の分野で貢献しました。

ハリー・ハーロー
(Harry Harlow)
1905年-1981年 アメリカの心理学者です。モンキー実験で愛着理論を支持し、親子関係の重要性を強調しました。

ヴィルヘルム・ヴント
(Wilhelm Wundt)
1832年 – 1920年 ドイツの心理学者であり、近代心理学の創始者の一人です。初めての心理学の実験室を設立し、心の研究を科学的なアプローチで追求しました。

ジョージ・ミラー
(George Miller)
1920年-2012年 アメリカの心理学者です。情報処理モデルに基づく短期記憶の容量に関する「マジカルナンバー7±2」を提唱しました。

スティーブン・ピンカー
(Steven Pinker)
1954年 -現在 カナダ出身の心理学者であり、言語、心の進化、認知の分野で広く知られています。著作は、言語と心の機能に関する洞察を提供しています。

レオン・フェスティンガー
(Leon Festinger)
1919年 – 1989年 アメリカの社会心理学者で、「認知的不協和理論」を提唱しました。研究は、人々が矛盾する信念や態度にどのように対処するかを探求しました。

エリザベス・ロフタス
(Elizabeth Loftus)
1944年-現在 アメリカの認知心理学者です。記憶の概念が変容する記憶の歪曲と虚偽記憶の研究を通じて、証言心理学の分野で影響を与えました。

スタンレー・シャクター
(Stanley Schachter)
1922年 – 1997年 アメリカの社会心理学者で、「二要因理論」を提唱しました。感情と生理的反応の関係性について研究し、社会的な要因と生理的な要因が感情の形成に影響を与えることを示しました。

ダニエル・カーネマン
(Daniel Kahneman)
1934年-現在 アメリカの心理学者・経済学者です。認知科学を統合した判断と決定の心理学の研究における貢献であり、行動経済学の分野に影響を与えました。

ニール・ミラー
(Neal Miller)
1909年 – 2002年 アメリカの心理学者で、生物的なプロセスと行動の関係性に焦点を当てた研究で知られています。「バイオフィードバック」やストレス反応の研究で貢献しました。

エドワード・ソーンダイク
(Edward Thorndike)
1874年 – 1949年 アメリカの心理学者で、「法則学習」や「操作条件づけ」の研究で知られています。研究は学習理論の基礎を築く上で重要な役割を果たしました。

ジャン・ピアジェ
(Jean Piaget)
1896年-1980年 スイスの心理学者です。認知の発達と系統発生を考察する発生的認知論を提唱しています。発達心理学の大家で、子供の知識と認知の発展を研究しました。

マーティン・セリグマン
(Martin Seligman)
1942年-現在 アメリカの心理学者です。学習性無力感の理論で有名です。ポジティブ心理学の創始者であり、幸福や達成感の研究を推進しました。

ジョセフ・レドキー
(Joseph Ledoux)
1949年-現在 アメリカの神経科学者であり、特に恐怖と情緒の脳基盤に関する研究で知られています。「恐怖回路」の発見や、恐怖と情緒の神経メカニズムに関する重要な貢献を行いました。

ダニエル・レヴィンソン
(Daniel J. Levinson)
1920年-1994年 アメリカの心理学者であり研究によって提唱された「ライフストラクチャー理論」は、成人のライフコースにおける段階的な変化を探求し、多くの人に影響を与えました。

ジェローム・ブルーナー
(Jerome Bruner)
1915年 – 2016年 アメリカの心理学者であり、認知心理学と教育心理学の分野で重要な役割を果たしました。業績は主に認知発達理論や教育のアプローチに関連しています。

アルバート・エリス
(Albert Ellis)
1913年 – 2007年 アメリカの心理学者であり、合理的感情療法(REBT)の創始者として知られています。心理療法の分野において特に重要で、REBTは現代の認知行動療法(CBT)の基盤となるアプローチの一つです。

ミルトン・エリクソン
(Milton H. Erickson)
1901年 – 1980年 アメリカの精神医学者であり、催眠療法の分野で特に有名な人物です。催眠療法の新しいアプローチを開発し、コミュニケーションと意識の力を活用して個人の変容を促進する方法を模索しました。

ハンス・アスペルガー
(Hans Asperger)
1906年 – 1980年 オーストリアの小児科医・心理学者であり、アスペルガー症候群の初めての記述者として知られています。自閉症スペクトラム障害(ASD)の一形態であるアスペルガー症候群の理解に大きな影響を与えました。

フレデリック・パールズ
( Frederick Perls)
1893年-1970年 ドイツの精神分析医であり、通称フリッツ・パールズ(Fritz Perls)と呼ばれていて、ゲシュタルト心理学の考え方を独自の治療アプローチに取り入れ、ゲシュタルト療法の創始者として知られていています。

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