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とある、いち起業家の戦い

思えば、株主環境が大幅に変わってもう丸4年経つ。

大手IT企業にいたのが4年半。
スタートアップを立ち上げて5年。
再び一部上場企業と共に歩んで4年だ。

立ち上げてから今まで、売上もKPIも描いていた未来からは遠いが右肩上がりだ。ようやくビジネスが出来る、と言えるところまでは来た感じである。

私みたいな、人の言うことも聞けず、自らやりたいことを率先してやれないとやる気が出ない欠陥だらけの人間でも、ここまでこれたのは間違いなく関わってくださった方々が寛容で、挑戦にポジティブな大人が近くにいたからにほかならない。名前を出すことは避けるが、本当に感謝である。感謝しかない。

過去の話をだらだらするつもりはなく、今現在進行中で私は戦っている。
負ければ、今後が変わる大きな挑戦である。

ここまでは、会社のバランス立ち位置を考え少しらしくない立ち回りもしながら、スタートアップ時代を一輪車とするならば、二輪にしてタイヤを太くする作業を4年間黙々としていたと思う。

ただ、ここからは空飛ぶ車を目指したい。と堂々と宣言した。これをやりたい。こうしたい。こうすべきだ。こうあるべきだ。と。

今は権威を持つ人間が「ダメだ」「やるな」「何を言ってるんだ」「意味わからないよな」と言って次に進まず諦めてしまう若者が多き環境にこのGrはある。だからこそ自分が派手な失敗(もちろん成功するまでやるつもりだが)をする可能性があっても、挑戦を打って出た形だ。
次に20代や30代、我慢していた同年代のGrの方々が俺も!と手を挙げられるような、そんな挑戦を伝えた。

空気を読めば、剣ヶ峰に立たされている。

それでも、倒れるなら前に。
貫くべきは未来への可能性。

シュートのワンシーンで、神谷篤司が山猫佐野圭太に伝えた、本物のファンタジスタの定義だ。

学生時代のスポーツシーンでも常に思い出し、今でも私の脳裏に強く刻まれているこの言葉を人生で貫き朽ちるならそれも良し。

どんな劣勢であっても、最後まで諦めず現状に満足せず流れを持ってくるために声を出していこうと思う。

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