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恩、義理、約束を大事にできるか。

おはようございます。小泉です。

小学校の作文のスタートみたいな題ですが、とても大事にしていることであり10周年を迎えて外向けに発信する前に、中に発信したいなと思い本noteを書いています。

代表であるか、経営者であるか、役員であるか、本部長であるか、マネージャーであるか、正社員であるか、業務委託であるか、契約社員であるか。全てにおいての立場で仕事に対しての向き合い方は人によって変わってくるかもしれません。それは敢えて今回は置いておきます。

今回伝えたいのは、人として仕事をしている時だけでなく、普段の生き方においても個人的には重要だと思っております。
今の会社にいるビジネスサイドの話を出すとした時に現COO、CTOや営業、メディアのTOPである人間が私と働こう→現時点でも一緒に会社を大きくしていこうと努力し続けている理由の1つに、私自身がタイトルでもある恩や義理、約束を大事にしていることはあると思っています。(勝手に)

ある一例を話しましょう。

私の友人である会社の代表がいます。
その人間は、エンジェル投資として1,000万円ほどA社に投資しました。
合わせてA社は約1億円ほど調達したのですが、少しして何の連絡もなくサイトを閉じて会社を破産させ飛びました。

B社にも投資していました。B社の社長は売上が1円もないにも関わらず月100万円の港区のマンションに住み、資金調達をしたお金から全てを賄い、誰からのアドバイスも聞かず結果次の資金調達が出来ずにいます。

テキストで見ると、何をやっているんだよ。と思うでしょう。
お金を出してもらった恩、元々支えてくれていた縁、必ず成功して返します。困った時はすぐに相談します。と言った約束、全てを破っているわけですから。

さらには、このA社、B社の社長の名前は世の中には出回らなくてもベンチャー界隈やベンチャー社長界隈には必ず回りますし、このような「不義理」をした人間は大抵その後調達は出来ません。

ここからが本題なのですが、この上の不義理の話と小さな約束を守ることって、結構似ています。
「次、これをやろうな」
「来月、会いましょう」
「必ず、これをします」

この約束を破られた側は、破った側の人間に対して期待することは減っていきます。最初の貯金(期待)が100あったとして、ジワジワ減っていきます。
逆に、約束を守るやつだな。こいつは裏切らないな。と思われれば、100が1,000そして10,000となっていきます。

まさにLink Sportsの3回目、約1億円の調達はそれだけで成し得たものだったなと今になって思います。

この行動1つで、億単位のお金を動かせるようになるか、20万円すら払いたくない人間になるか分かれると思っています。

弊社は売上もKPIもまだまだ足りません。全然足らないのですが、それは現本部長、経営陣そして何より私自身の至らなさです。「稼ぐ仕組み化」が出来ていないのはTOPが原因です。
まだまだ生きていてここにいる限り挽回の余地は無限にあるため、大きなキャンバスに絵を描いています。

その話は今度するとして、10年間経営してきて思ったことは

結局、人。

に尽きます。

どうか、目の前で上司と交わした小さな約束や大きな宣言、友達とした約束、クライアントとした約束。そこに全力で取り組み、正直に(嘘をつかず)いきましょう。

私自身、思っている以上に、10年間経営してみて
・裏切る人
・サボる人
が多いことに少し疲れることも増えましたが、それ以上に
・素直な人
・努力できる(ハマれる人)
に出会えて幸せだなと思うことができる30代でした。

どうか、人を大事にして欲しい。
言わないこと、遠慮すること、嘘をつくことが人を幸せにするわけではなく、しっかりと本音でぶつかることも時には必要。

当たり前のことだけど、大事なことです。
素敵なメンバーと働けているからこそ、改めて伝えておきます。


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