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本名の変更許可申請を近々提出します。

さて、私は近々戸籍上の本名を改名する手続きをしたいと思います。

私は、以前書いた記事で2つの事はしないと書きました。

これは「しない」と決めている事ではありますが、
もっと正確に言うなら精神的理由、つまり病気の為、

「出来ない」

といった方が正確でしょう。

ですが、名前を変える事は出来ます。

私はつねづね、自分が出来る限りの事をして

「女性として暮らしたい」

そしてなにより、

「女性と平和的に共存共栄したい」

と考えてきました。

その一環として、今回、戸籍上の名前を
男性名から女性名へと変更する手続きに進みます。

もちろん、裁判所が受理してくれても、
その後の審査が通らなければ否決されます。

ですから、私がお世話になっているクリニックの
主治医とも相談し、診断書を出して頂くだけでなく、
それ以外にも名前変更に必要な証明となる資料を
今いろいろと集め、整理しているところです。

そしてまた、変更した後についても何をしなければならないか、
リストアップして整理しています。

戸籍が変わったら住民票、運転免許証、保険証、
障碍者手帳などなど、ざっと見ただけでも
変更を要する手続きは30個以上に上ります。

それはそうです。
今までの本名で作ったものや登録したもの、
契約したものの名前をすべて変更するのですから。

特に法的効力のある契約などは、
むしろ変更が必須です。

そして私の場合、個人事業主なので
税務署にも改名申請が必要です。

改名が許可されたら、
しばらく手続きに奔走する事になりそうですが、
そんな煩わしい事をしてでも、名前を変えたいのです。

人によって価値観は違うので一概には言えませんが、
私にとって自分の名前は、生き方を左右するものです。

できるだけ自分の名前に恥じないように生きたい。

そう思うのです。

もちろん私も人間ですから、
名前に恥じるような場面にも遭遇したり、
そういう事をしてしまう過ちも有るでしょう。

しかしそれでも、名前に恥じない生き方をしようとする
努力は絶対に必要だと思うのです。

それが私のアイデンティティの一部と
なり得るのではないかなと思っています。

そして、元々親から与えられた名前ですが、
紆余曲折、あちこち寄り道をしながらも、
時には大失敗したり人様に迷惑かけながらも、
私はその名に恥じない生き方をしようと
出来る限り努力してきたつもりです。

そしてその結果、50歳目前という時期に
名前を変えるという選択をしたわけです。

ですから、変更する名前には、親から与えられた
元々の本名の1文字を使っています。

もちろん、両親に対して名前を変える事には
申し訳なさもあります。

きっと考える時は一生懸命考えて
つけてくれたことでしょう。

しかし、今の私の人生、生き方とは、
名前が既に合致しなくなってしまっています。

またそもそも、両親がつけた元々の本名の通りに
生きようと努力した結果、名付けたはずの両親、
特に父親からは、その生き方を
真っ向から否定される様な言動を
長らくかけられてきました。

こういった事もあり今回、
改名に踏み切る決心をしたのです。

つまり、

  • 女性として生きたい希望

  • その上で女性と平和的共存共栄をしたい希望

  • 両親がつけた名前が既に私の現状と合わない

  • 名前の通りに生きようと努力しても否定され続けた

細部を言うとこれ以上の理由がもちろんありますが、
ざっくり言うと、こういった事が
改名を決断するに至った理由です。

まだ、改名手続きには時間を要しますが、
何か進展が有ったら記事にしたいと思います。

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