見出し画像

【バスケ】髙田姉さんのカッコよすぎる「名言」~女子バスケも応援したい!


まずはBリーグから

先日開幕したBリーグ。ワールドカップ効果で大盛り上がりだったということで、そうした報道記事や試合結果を見るだけでワクワクしています。日本の司令塔、富樫選手所属の千葉ジェッツがまさかの連敗。一方、横浜の河村選手は見事な技を連発して、ファンを沸かせたようです。そして鷹ちゃんことホーキンソン選手は移籍先でもパワフルなプレーを見せたり・・・と、全国各地で熱狂が継続しているようです。この流れ、ぜひとも続いてほしいですね。

Bリーグの気になるチームのインスタやX(旧ツイッター)をフォローしているんですが、ファンサービスが「初々しい」(笑)。プロ野球やJリーグよりもファンとの距離が身近で、いい意味で地元密着な交流会を行っており、こういうのもいいよな、と微笑ましく見ています。まだまだこれから未来有望な発展が期待できるプロスポーツリーグだと思うので、こうした地道な取り組みを重ねていくことで、ゆくゆくは大きなムーブメントになっていくのでは(いや、なってほしい!)・・・と思っています。

今回は女子バスケの話

一方、ファンサービスといえばBリーグだけでなく、女子バスケ(Wリーグ)も負けていません。中でも日本代表キャプテンを務めた髙田真希さんのショーマンシップには頭が下がります。今日はそんな髙田姉さんの話をしていきたいと思います。(にわかファンですので、ところどころ記憶違い、事実誤認等、あるかもしれませんが、お手柔らかにお願いします!)

すでにスーパースターだった髙田選手を知ったのは、東京五輪でした。カッコよかったですね、銀メダル獲得!このときは今回のワールドカップ男子バスケのように、女子バスケが輝いていました。トム・ホーバス監督の下、3ポイントをどんどん決めていく、日本スタイルで上り詰め、王者アメリカとも「いい戦い」ができたという点で、「日本も世界と戦えるんだ!」ということを証明してくれたと思います。

あの貴さんとコラボ!

特筆すべきはその後。明るいキャラクターの髙田選手は自ら率先して「広告塔」?いや、「客寄せパンダ」と言っては語弊がありますが、そうした大活躍をされています。自らプロ選手でありながら、会社社長も務め、さらにはWリーグ活性化のために取り組まれているという活躍ぶり。もちろん実力は折り紙付き!

中でも印象的なのが、とんねるずの石橋貴明さん(以下、貴さん)をWリーグの「応援団長(アンバサダー)」として招待し、リーグの開幕セレモニーを盛り上げ役をお願いした際のエピソードです。たまたまYouTube(貴ちゃんねる)で見ていたのですが、髙田選手がWリーグのプロ選手たちをいい意味でいじりまくる(笑)。そして髙田選手自らも被り物をしてパフォーマンス。このノリの良さ!(だって、モジモジくんですよ!あの髙田選手が!)

スポーツ好きかつ、当然お笑いのプロである貴さんですから、こうした実力もあり、なおかつお笑いもノリよくこなしてくれる髙田選手のようなキャラクターが気に入ったのでしょう。本来であれば畑違い(なんといっても貴さんといえば野球がメインですよね)のスポーツのアンバサダーとして一肌脱ぐという「男気」も髙田選手の人力があったからだと思います。

歴史に残るアジア大会のエピローグ

そしてそんな髙田姉さんの「男気」(という言葉もポリコレ的にNGな気がしなくもありませんが、最大のリスペクトを込めて、あえて使わせていただきますので、お許しください!)が炸裂したのが、先日の杭州アジア大会でのエピソード。すでにニュース配信等でご覧になった方も多いと思いますが、改めてご紹介させてください。

中国・杭州で行われたアジア大会で、日中韓3カ国の女子バスケットボール代表が見せた友情が話題となり、日本代表の髙田真希も自身のXに3カ国の選手が仲良く肩を組んで撮った集合写真を投稿。「そこには必ずリスペクトがあります」と綴り、反響を呼んでいたが、これにトム・ホーバス元HCが反応し「よく言った、キャプテン」と称えた。

THE ANSWER 10/12(木)配信より抜粋

このシーン、それこそXの投稿で流れてきて、「いいなー、こういうの」と思ってみていたのですが、そういう方が多かったようですね。いいじゃないですか!ラグビーの「ノーサイド」ではないですが、試合は互いに正々堂々、国を代表して戦う、でも終わったら互いを称える・・・ちょっと照れくさいというか、いい歳して青臭い感もしますが、スポーツの持つ「力」を改めて確認できたな、と思います。そして髙田選手は次のようなコメントを残しています。

「ライバルは時として憎らしく壁となって立ちはだかる。だからこそお互いに切磋琢磨し成長し合える。そこには必ずリスペクトがあります。スポーツの枠を超えても世界が平和である事を望みます。」(髙田真希)

THE ANSWER 10/12(木)配信より抜粋

いやー、これまた痺れる「名言」です。ちなみに日本代表は決勝戦で中国に惜しくも僅差で敗れ、準優勝でした。そこで優勝した中国、さらには3位になった韓国の選手と共に「集合写真」。歴史問題云々は一旦横において、共に正々堂々と戦い抜いたことをたたえ合う・・・そんな一瞬だったのではないかと思います。これはぜひとも実物をご覧いただきたいのですが、いやー、本当に素晴らしい「笑顔」であふれています。

ちょっと横道にそれますが、男子サッカーの北朝鮮チームのラフプレーとマナー違反が話題になる中、女子バスケはこうしてトップ3チームが互いを称え合うという全く真逆の構図。単なる「正論」でしかありませんが、やっぱりスポーツはこうありたいものだ、というお手本を見たような気がしますね。実際、スポーツは「国威掲揚」という一面があることも事実なので、それこそ事実上の「疑似戦い」。しかし、異なるのが「その後」。試合が終われば、今回のように互いに称え合う。何回見ても素晴らしい写真です。


Wリーグもいよいよスタート

さて、Bリーグ同様にWリーグもシーズンが始まります。世界相手に戦うという意味では男子バスケよりも「先輩」である、女子バスケ。もちろん、男子同様、プロリーグとしてはまだまだ発展途上であり、先述のように髙田選手だけでなく、リーグのチームのみならず、選手たちも含めた「普及活動」が必要だと思いますが、ここは男子同様、ファンを増やす、楽しませる、そして何よりワクワクする、興奮する、感動するリーグになっていってほしいと思います。髙田姉さんの活躍にこれからも期待しています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?