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【プロ野球】WBC準決勝の感動が蘇った!~CSロッテ・ソフトバンク戦


最近のスポーツが熱すぎる件

ここ最近、スポーツが熱すぎると思いませんか?春先のWBC(いや、その前にサッカーもありましたね、そして昨年12月からの「THE FIRST SLAMDUNK」公開も!笑)、そしてプロ野球のペナントレースも盛り上がりましたし、夏にはW杯男子バスケ、ラグビーW杯、そして五輪切符を勝ち取った男子バレーボール。

さらに最新情報としては、サッカー男子が強すぎる。競合相手に連戦連勝。これだけ日本代表チームが活躍してくれると、私のような「にわかファン」も増えているんじゃないかと思います。純粋に嬉しいですよね、母国チームの活躍は。古来からスポーツにはそうした国威掲揚のような力もありますから。ま、そんな難しい話はナシにして、スポーツ観戦を楽しみましょう!

ドラマは10回表裏で起こった!

さて、今回は10月16日(月)の「ロッテ・ソフトバンク戦クライマックスシリーズ」です。すでに内容はご存じの方も多いと思いますので、ここではサラッとした解説になります。ぜひここはYouTubeやインスタグラム、X(旧ツイッター)等でもたくさんアップされていますので、そちらをご覧いただきたいと思います。

9回裏まで0ー0の均衡が破れず、口火を切ったのが10回表。1番打者のソフトバンク周東選手のヒットが流れを作り、一挙3点。これで決まりかと思った10回裏。ロッテの藤岡選手が同点3ランを放ち、最後は安田選手がサヨナラ打!有り体なフレーズを使うと「スポーツは筋書きのないドラマ」などと言われますが、まさにその通り。いや、もしかしたらWBCの準決勝メキシコ戦の最終回と重なるくらいの劇的な幕切れだったように思いました。

歓喜のマリーンズ!佐々木朗希選手の表情は必見!(笑)

実は、ラストのサヨナラ打によるバックホーム時に、ビデオ判定タイムが入り、一旦試合が止まったんですよね。そして判定は覆らず、そのまま「セーフ」に。審判がセーフのジェスチャーをした瞬間に会場は一気に大歓声に包まれ、大盛り上がり。ホームですしね、テンション爆上げですよね。そこで面白かったのがYouTubeでしたかね、佐々木朗希選手の表情を捉えている動画があり、WBCの準決勝とは異なり、どこか要領を得ていないような表情で「え?勝ったの?どうなってるの?」とでも言いたげな顔つき。どうやら状況を飲み込めていないようで、一瞬、間がある絶妙な瞬間を切り取られていました。

判官贔屓としてはソフトバンクの今後に期待したい!

典型的日本人を自認している判官贔屓な私としては、勝者ロッテはもちろんのこと、力一杯戦い抜いたソフトバンクの選手たち(そして藤本監督も!)にも最大限の敬意の表したいと思います。特に最終回に結果として打たれてしまった津森投手と大津投手。私からしたらまだまだ若い(当然ですが)二人が、チームを背負い、ここ一番の大事なところで、結果としては戦いに敗れてしまったわけですが、正々堂々と勝負した心意気、そしてこの悔しい経験を絶対に糧にして、来シーズン以降の活躍を期待したいと思います!

頑張れー、津森投手と大津投手ー!!!

特にTV中継では津森投手が、うなだれる様子を捉えていたのが印象的でした。そしてその傍らで斉藤コーチがそっと手を差し伸べ、肩を寄せるとても微笑ましいシーンも映していました。配信ニュース等によると、かつて斉藤コーチの現役時代にも同様の経験をしているそうで、そうした「痛みが分かる」からこそ、こうした寄り添いが自然にできたのだと思います。大津投手も若手の有望株とのこと。ぜひともお二人には来シーズン、さらにパワーアップして他球団を(いい意味で)苦しめる投手になってほしいですね。

ソフトバンク藤本監督にも心からの労いを!

そして翌日17日に監督退任を発表されたのが藤本監督です。常勝ソフトバンクの全盛期、工藤監督の後を引き受けて2年。なかなかトップに立てず、契約満了と言うことでの退団ですが、途中、涙を見せながらの記者会見にはこちらも感極まってしまいました。これはWBCの栗山監督の後釜がなかなか決まらなかったように、圧倒的強さを見せた工藤監督率いるホークスを引き受けるのはなかなか難しかったことと思います。

これって私たちでも同じですよね。たとえば、ちょっと傾いた店舗(事業所、部署など)を担当するなら、気が楽ですが、前任者が圧倒的パワーで成績(実績)を上げてきた場所を引き継ぐとなったら、ちょっと(いや、結構?)気が引けますよね。どうしても前任者と比べられてしまいますし。

ですから、藤本監督もいろいろ思うところがありながらも、引き受けたからには全力で2年間を走り抜けたのではないかと思います。結果としてはご本人も納得できない面があるかもしれませんが、きっと監督が2年間で育ててきた選手たちが今後芽を出してくるのではないかと思います。王さんもいらっしゃいますしね、やっぱりソフトバンクには常勝軍団、西の強豪であってほしいと思います。

ロッテの女神?谷保さん!

そしてこれも配信ニュースネタなのですが、ロッテの名物場内アナウンサーの谷保さんが今季いっぱいで引退を発表。しかしCS出場と言うことで急遽引退延長。こうしてCSも谷保さんによる場内アナウンスが響き渡る・・・というロッテファンには嬉しいサプライズが。ネット上では「谷保さんを日本シリーズに」とか「谷保さんのためにも、マリンに戻ろう」というような声が上がっているとか。試合終了後、谷保さんによる「ファイナルステージ進出でございます」のアナウンス。これを現地で生で聞けたファンの方々はどれだけ嬉しかったことでしょうか!美談好き、そして若干こうした奇跡話好きな私としては、「谷保さん効果」を信じたくなってしまいます。

まだまだ目が離せない、ファイナルステージ!

セ・リーグは阪神・広島、そしてパ・リーグはオリックス・ロッテという、胸熱なカード。WBCに始まり、今年はどうやら「神がかり」な一年になっているように思います。となると、このステージにもドラマがありそうですし、その後ろには日本シリーズも控えています。いやー、なんだかこうして書いているだけで、ワクワクしてきています。にわかのパワー炸裂中です。

そして来シーズンへの種まきと旅立ちの時

一方で、すでに来シーズンに向けた準備もスタートしています。秋季キャンプで身体作りを始める選手たちもいますし、その中で残念ながらユニフォームを脱ぐ決断をする選手たちもいます。プレーはもちろんこと、こうした選手ひとりひとりのドラマも見所だと思います。本当にいろいろな面においてドラマチックな展開を繰り広げるプロ野球界。にわかファンではありますが、日本代表侍ジャパンのファンとしては今後に注目です。


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