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【バスケW杯】日本一丸、パリ五輪へ「さ・・・、行こーか!」

おめでとうございます!アカツキジャパン。48年ぶりにオリンピックへ自力で出場を決めました!そして今日のカーボベルデ戦もドラマチックな展開となりました。細かなプレー等の解説はプロの方にお任せするとして、にわかファンが勝手に「日本代表愛」満載で書き綴っていこうと思います(笑)。


来たー!富永選手伝家の宝刀!

ベネズエラ戦では不発に終わり、試合後のインタビューでも悔しさを語っていた富永選手が、今日は本領発揮。フィンランド戦を彷彿させる勢いで3ポイントを量産。前の試合の比江島選手ばりに「もう落とす気がしねー」状態でした。なんといってもシュートが決まった後のパフォーマンスがいいですよね、賛否両論あるようですが、私はアリです。周りを鼓舞するあの強気、シューターに欠かせない武器の一つだと思います。それにプロの世界は「勝てば官軍、負ければ賊軍」の厳しい世界。少しでもシュートが入らなければ、一気に掌返しが当たり前。そこを見事に文字通り、自分の手で黙らせたあのパワーに圧倒されました。


鷹ちゃん!あなたがいてくれて本当によかった!!

ということで、新「日本の守護神」、有り体な表現ですが「碧い目のサムライ」、ジョシュ・ホーキンソン選手!彼がいなければ、この日本チームの快進撃はなかったといっても過言ではないと思います。ゴール下のディフェンス&シュート、リバウンド、パス回しに加えてさらには3ポイント・・・と本当のオールラウンダー!しかもこの試合では40分フル出場!どれだけのスタミナの持ち主なのか・・・。特に第4クォーターは流れに乗れず、しかもリングにも嫌われ、絶体絶命まで追い詰められた時にジョシュのフリースローや、最後のダメ押し3ポイントでチームが復活!かっこよすぎでした!

もう一人の鷹ちゃん?吉井選手のガッツに拍手を!

吉井裕鷹選手が鷹ちゃんと呼ばれているかは分かりませんが(笑)、素晴らしい令和の「すっぽんディフェンス」を魅せてくれました。4ファイルとなっても全く引くことなく、果敢に向かっていく姿は花道そのもの。前の試合で激しく身体をぶつけてしまった馬場選手に代わり、勇猛に立ち向かう姿、本当にカッコよかったです。そして原選手もまた、要所要所で技巧派プレーを魅せてくれましたので、きっとこの後のBリーグの試合内でどんどんレベルアップし、来年のパリ五輪では今以上の戦力としての活躍が期待できる、そんな熱いプレーでした。

やっぱり司令塔のWユウキはスゴかった!

富樫選手、河村選手、奇しくもお二方とも「ユウキ」というお名前。スタイルは異なりますが、クレバーなプレーで相手を攪乱して見せ場を作ってくれていました。試合後のインタビューで河村選手は「第4クォーターではあまりいい試合展開を作れず、ガードとしての未熟さ」を語っていました。しかし俯くことなく、これは「今後の課題点」とし、パリ五輪までにもっと成長したいと抱負を述べていました。もはや、恐るべき22歳!そして富樫選手においては前回の五輪の悔しさもにじませていましたから、次に向けてモチベーション高く、またきっと何かをやってくれると期待大です。

まだまだ引退できませんよ、雄太さん!

・・・と、きっと河村選手が声を掛けているような気がします(笑)。ということで、「この大会で五輪に出られなければ、代表は引退する!」と宣言していた渡邊選手。自ら背水の陣で臨んだ今大会。きっとチームメイト以上ん背負う「覚悟」が違っていたことと思います。試合後のインタビューではあふれる感情を抑えられずに涙ぐむ姿も映し出されていました。本当の意味で「腹を括る覚悟」というのは、こういうものなんだな、と痛感しましたね。そして見事結果が実った、という解放された瞬間だったのでしょう。見ているこちらまで貰泣きしてしまうような瞬間でした。


名将トムさん「第4クォーターは『思い出したくないね」

いやー、今回もまたまた激しい檄を飛ばしつづけたトムさん。解説のエブリンさんはきっと東京五輪で慣れっ子になったのでしょう、「またトムさんが熱いコメントしてますねー」といった感じで涼しく話していたのが印象的でしたが、そのトムさんが言うように、第4クォーターは大惨敗。河村選手も触れていたように、チーム全員が今後の課題と認識できたということと、結果的に勝利したので、今回は「プラスの課題点」というところでしょうか。全5試合を通じて、第3クォーターまでで勝ち越す、という展開はこのカーボベルデ戦が初。しかも20点近く勝ち越していたので、本人たちは思っていなくても神経が勝手に「緩む」状態だったのかもしれません。トムさんの必死の檄もなかなか通じず、そこはジョシュがなんとか「細い糸」をつないでくれた、という感じでしたね。

エブリンさんの解説が今回も温かかった!

今回も馬瓜エブリン選手の解説が前回に引き続きとても良かったです。なんといってもプレーヤーであり、トムさんの教え子でもあるので、トムさんのプレースタイルを身をもって体現している方。それだけに解説が非常に的確。しかも決してマイナスなことを言わずに、まだまだ大丈夫、どんどんシュートは打たなきゃダメなんです、と、とにかく前向き。とはいえ第4クォーターはヒヤヒヤしましたけどね・・・笑。TV放映最後のリポート前後では会場に合わせて踊ってましたね(笑)。こういう明るさ、本当に優しさを感じることができて非常に良かったですね。(ただ、実況中継は・・・ちょっと賑やかすぎましたかね、あの絶叫系は・・・DAZNの公式中継の方がクールで好みでしたかね、正直。)

雰囲気がWBCと被る気がするのは私だけでしょうか??

試合後にコートでチーム全員とコーチ陣が集合して、渡邊選手が国旗を持って全員集合の写真撮影をしているシーン、これってWBC優勝のシーンとカブって見えてしました。また、日本バスケ協会の公式YouTubeでは試合前後のシーンや、練習のシーンなども配信されているのですが、あの明るい雰囲気がどことなくWBCの日本代表チームのものと重なるんですよね。チームスポーツですから、目に見えない「空気」って本当に重要。きっと全員が同じ目標(パリ五輪出場)に向かって、一糸乱れず立ち向かっていくことができたからではないでしょうか。こうなるとパリ五輪に向け、これから始まるBリーグ、そしてNBAなどそれぞれの戦いから目が離せません。

(おまけ)「第ゼロ感」で会場大熱唱!!

試合後の放映時のこと。おそらく会場で10Feetの「第ゼロ感」が流れていたんだと思います。「うぉーおおおーおー」の所で会場から大熱唱が聞こえてきました。ここでもやはりスラムダンク効果が(笑)。ちなみに今回、井上先生も毎試合前にツィート(改めX)し、日本チームへの熱いエールを送ってくださいました。そして1日の朝日新聞朝刊には、映画終映の挨拶とリョータのイラストというサプライズプレゼントまで。そして翌日にあたる9月2日に日本代表がパリ五輪出場を自力で勝ち取るという・・・。これまた一つの流れが。ということで、今回の題名には私が一番好きな仙道さんの名フレーズ「さ・・・行こーか」を使ってみました。これから1年間ずっと楽しめそうでワクワクしています!日本代表、おめでとうございました!

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