見出し画像

ノートで、わたしを整える モーニング編

こんにちは! コミュニケーションを学んで、日本の幸福度ランキングを上げたい、しんちゃんと申します。

コーチングセッションの中で、よく聞かれるのが、

「スケジュール管理ってどうしてますか?」

「セルフコーチングを日々どうやって取り入れてますか?」

といった、日々のセルフマネジメントに関することです。

わたしも流行りのノート術や、メモの活用方法など、たくさん試してきました。なので、「もっといいやり方はないかな?」は、いつも気になっています。

改善に改善を繰り返し、約10年くらいかけて現在の形になりました。まだまだ試行錯誤は続いていますが、最近のモーニング・ルーティン&ナイト・ルーティンをご紹介したいと思います。

まずはモーニング・ルーティンから。参考にしていただければ幸いです。

全体像

日々のスケジュール管理や、備忘録、todoなどなど、すべてにおいてデジタルがいいのか、アナログがいいのか、がまず悩むところではないでしょうか。

わたしはハイブリッド型で、スマホのアプリとスケジュール帳を併用しています。

ただ、こうした「スケジュールを管理する」ことを目的にしていると、落とし穴に落ちるな……と気がつきました。

アプリも手帳も、そこに書かれるのは、大きく分けると「未来の予定」と「やること」の2つです。どちらも「時間」という流れの中で、姿を変えてしまうんですよね。

・未来の予定 → 予定を過ぎると過去になる
・やること → todoとwishの境目があいまい

そこで「今」のことが抜けないように、振り返りに力を入れるようにしてきました。現在の全体像は、こんな感じです。

わたしの場合、一番モリモリと時間をとって「ひとり会議」をしているのは、朝の時間です。朝一番で予定がないときは、1時間以上、ノートに向かっておりますね。

① モーニング・ページ

これはご存じの方も多いのではないでしょうか。ジュリア・キャメロンさんの『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で紹介されているワークのひとつです。

本の中で「A4サイズのノート3ページを埋めること」と書かれているため、めちゃタイヘン……!というイメージがあるかもしれません。

ただ、これは英語でのサイズのこと。日本語の場合はどうしたらいいの?と思ったYouTuberさんが、著者に直接質問したのだそうです。

「日本語なら、ノート1ページで十分よ!」

こんな回答だったと報告されていたので、まずは1ページを目標にしてもいいと思います。わたしは慣れてしまったので、大学ノートに3ページ書いてしまいますが。

それなりに時間がかかるため、1ページで終わることもあれば、考えたいテーマがあるときは「A4メモ書き」にすることもあります。

② セルフコーチング

こちらも話題になっていたので、試してみたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はセルフコーチングには、パワフルクエスチョン型とフレームワーク型があるそうで、最初の頃はパワフルクエスチョン型=決まった質問に答えていくほうが、断然やりやすいと思います。

わたしが3年くらい続けているのが、馬場啓介さんの本『3000円のトマトはなぜ売れた? ~未来を決める「1日10分」奇跡の習慣』にある問いです。

すでに大学ノートに3ページも書いているのに、まだ何か書くの!?と思われるかもしれませんが、これは問いに答えていくだけなので、1~2行くらいで終わりますよ。

③ グルノート

なんだか変わった名前ですよね。こちらは佐野直樹さんの本『インド式「グルノート」の秘密』を参考にしています。

トマトのセルフコーチングが「視点を変える」問いかけだとすると、グルノートのほうは「感情に着目」した問いかけといえるかも。

昨年の秋から書き始めて、とても自己受容力が高まったように感じています。こちらも各項目に1~2行くらいしか書かないので、5分もかかりません。おすすめ。

④ アファメーション

アファメーションとは、自己宣言のことです。

「今日、わたしは笑顔で○○さんにあいさつをします」

こんな感じで、苦手なことも、理想も、すべて叶った状態を肯定文で書くものです。

これはいろんな本や映画から集めて、自分なりのアファメーション集を作っておき、ピンときたものを10個くらい書いています。

お気に入りの万年筆とインクで、できるだけゆっくり書きます。脳内に染みこむように……。

母艦手帳へ転記

モーニング・ページのいいところは、とにかく頭の中が空っぽになることです。その状態になるまで書き続けます。

なので、このとき、今日やることや、SNSのネタにできそうなこと、調べておきたいことなんかが浮かんできます。これを、見返さないノートに埋もれさせておくのはもったいない……。

ということで、「これは!」と思うものには☆印を付けておき、3ページ書き終わった後で、プランナー手帳(スケジュール帳のこと)やアイディア帳に転記します。

同時に、セルフコーチングやグルノートで書いた「今日のテーマ」も、手帳に書いたり、付せんに書いたりして、目に入るようにしておきます。なぜなら、すぐに忘れてしまうからです……。

日中の枠にある「持ち歩き手帳」は、外出中に思い出したtodoや、本を読んで気になった一文、おもしろい広告を見たときなどにメモしておくもの。この中から残しておきたいものだけを、それぞれのノートへと転記します。

アイディア帳に書いた内容は、noteやSNSのネタになったり、講座の事例として使ったりしています。

実は表の中には書いていないのですが、読書ノートやアイディア帳に書いた中でも、「これは覚えておきたい!!」というものだけ厳選して、一軍ノートにまとめているのです。

つまり母艦手帳は、
・スケジュールと目標管理=フランクリン・プランナー手帳
・一軍ノート=モレスキン
の2冊。ここにすべての情報が集まってくるようにしているのです。


朝やっていることだけでけっこうな分量になったので、ナイト・ルーティンは別記事にすることにしました。笑

もともとはフランクリン・プランナー手帳だけを使っていたのですが、この手帳の唯一残念なところが、「振り返りの欄がない」ことなんですよね。todoのチェックボックスしかないのです……。

そこで、こういうことを書ければいいかもと改善するうちに、さまざまなワークを取り入れるようになり、いまの形になりました。

どれかひとつやってみるだけでも、自分の状態を知る手段にできると思います。

落ち込んでいるとき、怒りがあるとき、うれしいとき、感謝したいとき。ノートに綴られる言葉が変わっていくことがあります。逆に、3日くらい同じことを書いていることもあって、そんな時はインプットが足りてないんだなーと気づくこともできます。

ノートを使って、自分を整える術。参考になるところはあったでしょうか……。どうぞお試しあれ!



この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?