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ファンドレイジングの場でのメタファシリテーションを振り返ってみて

8月も終わりの本日、31日夜にオンラインで日本ファンドレイジング協会東海チャプターのツキイチ交流会でした。

日時:8月31日(木)20:00~21:30
場所:オンラインZOOM
参加費:無料
講師:松浦史典さん
metaLink 代表。
愛知県名古屋市生まれ。NPO法人ホープ・インターナショナル開発機構にて一晩で1,000万円以上の支援金を集めるイベントを成功させたり、企業との寄付つき商品の企画や開発を幾つか経験。コロナ禍では初めてクラウドファンディングに挑戦し、目標金額の175%で成功。認定NPO法人ムラのミライのインド事業地でメタファシリテーション®と出会い「支援を仕事とするのであれば、事実を知ることができるこの手法は必須である」と現場で手法を学んだことで実感し、帰国後も勉強を続け、手法の生みの親の1人である中田豊一氏に弟子入り。2015年より認定講師となり、国内外のJICA、企業、行政へ研修を実施。国内でも業種問わず、問題解決や、コミュニケーション手法として本手法を活用した課題解決に取り組んでいる。

【オンライン】8月ツキイチ勉強会〔支援現場だけでない!ファンドレイジングの場でのメタファシリテーション〕

さて、盛りだくさんで今日だけでは消化できなかったことですが、企画の一員というよりは、一参加者としての気づきを。
メタファシリテーションとNPOやNGOとの関係を見た時、次のことが頭に浮かびました。以下は、参加者として聞いていて重要だなと思った部分をメモしています。

1・相手が求めていないアドバイスや提案をしない
相手の興味をもっていることから事実を聞いていく

感情・考え・事実
状況のみの思い込みが事実と異なるニーズをつくってしまう。

メタファシリテーションを活用した支援方法の変化
魚を上げる→釣り方を教える→何が必要か自分たちで判断し行動できるようサポートする

2・聞き手と答えてが「思い込みにとらわれない」
メタファシリテーションのファンドレイジングの活用

・一人ではファンドレイジングはできない
・いくら集めたかより、何に使うのか?
・コーディネーターから答えありきではなく、自ら考えるような促し

<相手に対して>
・成功した時のことを思いだすように促す
・発見することの気付き
etc…

最後に私の浅い経験からの振り返りですが、相手が言う前に先回りして答えを出してしまったり、誘導している行為、実は支援側(中間支援、財団の関係者が団体の支援に入る時や専門職等)がついやったり言葉に発してしまっていることではないかと?
もっと言えば、団体内でも代表やコーディネーターと言われる人が、スタッフやボランティア、参加者に対してつい、社会的な課題の解決に熱くなり、感情的になってしまうことになっていないか?
ここ最近、人の出入りが多かったり、寄付が集まらない団体さんは、一度立ち止まってみると自ずと答えが出るかもしれません。

メタファシリテーションについてもっと知りたい方は、認定NPO法人ムラのミライのメタファシリテーションのページから
https://muranomirai.org/meta-facilitation/

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