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マスゴミが隠す製薬会社出身戦争屋の不都合な真実 ラムズフェルド㊤ 生物兵器編①

臆病者のくせにタカ派を気取る米国のエスタブリッシュメント「チキン・ホークス」によってテストされてきた全体主義を押し付けるための「細菌ゲーム」と、生物兵器カルテルに集う連中の醜悪さを、生物兵器編として、「真実のアンソニー・ファウチ」(ロバート・F・ケネディ・ジュニア著)などから明らかにしていきます。
 
初回は、911時に子ブッシュ政権の国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドという人物を取り上げます。実は、コロナ禍中88歳で亡くなっていますので、日本の新聞がどのように伝えたかをまず見てみましょう。米国の要人が亡くなった場合、日本の新聞は米国のリベラルメディアをリライトするだけですから1紙で十分です。
▽2021年7月1日読売新聞夕刊
「ラムズフェルド氏死去 米元国防長官、88歳 対テロ戦争主導」
▽2021年7月2日読売新聞朝刊
「ラムズフェルド氏死去 米元国防長官、対テロ戦争 88歳」
評伝「合理主義貫いた知日派 ラムズフェルド氏 沖縄基地再編尽力」
 
史上最年少の43歳でフォード政権の国防長官に起用され、国防長官を2度務めたのは彼だけ、とのことですので、分量だけはしっかり書かれています。評伝という素顔を知る記者がエピソードを書く特別な欄もありましたが、これらの中で決して触れられなかったのが金に汚い「戦争屋」の顔です。しかも軍事会社出身ではなく製薬会社出身の戦争屋です。
コロナ禍に直面した日本人にとっても重要なことですが、従米メディアは知ってか知らずか、読者に伝えるつもりはまったくありません。
 
これまでもラムズフェルド氏には911前後の尋常でない行動に注目していました。

911前日に訴えたペンタゴンの民営化


「ブラックウォーター 世界最強の傭兵企業」(ジェレミー・スケイヒル著 2014年作品社)では、911前日ラムズフェルド国防長官は自身が抜擢した軍需産業出身の高官を前に演説。「合衆国の安全に深刻な脅威をもたらす敵は、ペンタゴンの官僚主義だ。官僚主義から民間セクターにもとづく新しいモデルへと転換するように」と安全保障にさらなる民営化の必要性を訴えた様子が描かれています。

「近い将来の標的が必要」ーそれはサダム・フセインだった


また、「対テロ戦争株式会社」(ソロモン・ヒューズ著、2008年河出書房)では、
<ツインタワーの崩落から2時間後には、ラムズフェルドの補佐役のノートに国防総省の反応が記されていた。「近い将来の標的が必要になる―やれるだけやれ―何もかもだ、関連があろうとなかろうと」。ラムズフェルドはこの攻撃を彼の考える敵すべてに反撃するためのチャンスと見た。>
初めから証拠など必要なかったのです。911の直後からサダム・フセインを標的にしていました。
 
911後も尋常でない行動が続きます。

タミフル開発企業の元会長兼大株主は、鳥インフル煽る国防長官


「ロックフェラーの完全支配アグリスーティカル(食糧・医薬品)」(ウイリアム・イングドール著)で、金に汚いことを知っていたからです。
「ロックフェラー…」での記述を要約します。
<鳥インフルエンザパンデミックの際、子ブッシュ政権とWHOはスイスの大製薬会社ロシュが単独ライセンスを保有するタミフルを売り込んだ。
しかし、子ブッシュが言い忘れたのは、タミフルを開発したのがカリフォルニア州のバイオ企業ギリアドサイエンスで、ラムズフェルドが国防長官になる2001年初めまで同社の会長だったこと。
国防長官時代の2004年11月国防総省は、「タミフルが治療・予防に効果があるが、供給量は限られる」と指示文書を出し、タミフル購入に殺到させるのに大いに貢献した。
国防長官をしていたときに、彼は前に働いていた会社(ギリアドサイエンス)の株を1800万ドル買い足し、同社の大株主(最大株主かもしれない)になったと言われている。>
 
2005年10月31日のCNN報道によれば、
<鳥インフルエンザの発生の見通しは世界中の人々をパニックに陥れているかもしれないが、ドナルド・ラムズフェルド国防長官や政治的につながりのあるギリアド・サイエンシズの他の投資家にとっては非常に朗報であることが判明している。
ラムズフェルド氏が提出した連邦財務情報開示によると、ラムズフェルド氏は1997年から2001年にブッシュ政権に加わるまでギリアド(リサーチ)の会長 を務め、現在も500万ドルから2,500万ドル相当のギリアド株を保有している。
書類ではラムズフェルド氏が所有する正確な株数は明らかにされていないが、パンデミックへの懸念とその後のタミフル争奪戦により、過去6カ月でギリアド株は35ドルから47ドルに上昇した。これにより、すでにブッシュ内閣の中で最も裕福なメンバーの一人である国防総省長官は、少なくとも100万ドル裕福になった。>
 
アメリカ人の金儲けは日本人には無関係だろうと言う方には、この話を付け加えます。

日本は世界最大のタミフル消費国


2010年4月8日参議院厚生労働委員会での家西悟参議院議員の発言
<日本は世界で最大のタミフル消費国であるということ。正確ではありませんけれども、何か聞く話では、タミフルの世界で消費される四分の三近くが日本で使われるというような実態があるということ。>
 
これらの情報にさらに驚きの不都合な真実を追加したのが、「真実のアンソニー・ファウチ」です。次回ラムズフェルド㊦に続きます。
 

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