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失敗続きのmRNAワクチン(一目でわかる一覧表つき)を強引に推進したワクチン優先審査制度と言葉の定義変更という規制緩和 コロワク不都合な真実①

新聞広告を切り抜いてずっと気になっていた
「コロナワクチンその不都合な真実 世界的権威が明かすmRNAワクチンの重大リスク」(2024年3月第3刷、詩想社)を読んでいます。
著者は、遺伝学者でRNA研究の第一人者、アレクサンドラ・アンリオン=コード博士です。日本にも大勢いる利権医者と違い、「極右」「陰謀論者」呼ばわりされながら、発信するコロナワクチンの効果や安全性についての不都合な真実に、ただ圧倒されます。
当ブログで何度かに分けてお伝えすることになると思いますが、まずは、そもそもメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンはずっと前から知られ、使われているのは本当か?を一目でわかるように年表にまとめました。

1960年代~2013年のmRNA医療利用
2014年~2020年のmRNA医療利用
2020、2021年のmRNA医療利用 結果は隠す方向のようです


 

どう控えめに言っても、mRNAワクチンの臨床試験は失敗の連続です。


過去の話でも何でもなく、つい最近まで失敗続きなのに、なぜ世界中の人たちがmRNAワクチンである新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種するはめになってしまったのか。
同書は失敗続きのmRNAワクチンを強力に押し上げたワクチン規制緩和の二点を指摘しています。
 
一つ目は、優先審査制度の「ファスト・トラック」。
本書によれば、
<これはアメリカ食品医薬品局(FDA)と欧州医薬品局(EMA)による、必要性の高い新薬の審査を優先的に行う制度。医薬品の検査を軽減し、製薬会社が製品化したい医薬品について1000もの質問が免除されることを意味する。結果として、承認までの期間が大きく短縮される。>
<どういうわけかファイザー社とモデルナ社はいとも容易に試験の第1段階と第2段階を超え、それから意気揚々と第3団塊へ移っている。なぜ、そんあことが可能なのか? 各国政府が規制を緩和し、各製薬会社が異例の速さで臨床試験をできるようにしたからだ。要するに、前述した「ファスト・トラック」である。>
※ファストトラック (FDA)のウィキペディア英語版によれば、
<1997年のFDA近代化法によって導入されました>とあり、
FDA近代化法のウィキペディア英語版によれば、
<アル・ゴア副大統領の政府再発明プログラムに基づいて近年行われた多くのFDAの取り組みを制定するものである。成文化された取り組みには>
いわゆるワクチンなどの規制緩和を認める法律ということです。
※法案を提出した共和党の上院議員は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック中のインサイダー取引疑惑に対するFBIの捜査のさなか、2020年5月15日に情報委員会委員長を一時辞任したという騒動もあり、トランプ弾劾に賛成したRINO(ライノー、名ばかり共和党)のようです。
この点については今後深掘りする必要がありそうです。
 
もう一つは、ワクチンという言葉の定義の変更です。
本書によれば、
<2021年9月、アメリカ疾病対策センターが「ワクチン」という言葉の定義を変えた。もう免疫については触れず、もっぱら予防―それも範囲が定められていない。これが従来のワクチンとの1番目の基本的な違いである。>
※言葉の定義を変えただけですが、旧ワクチンと新ワクチンはまったく別物となってしまいました。
接種者には不利なことしかない重大な相違点の数々も本書でまとめられていますので、次回紹介するつもりです。

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