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ストーリーが人を動かす| KUROBEアクアフェアリーズ

先日、アナリストの先輩方とお食事しました。

2022/23Vリーグ男子優勝チーム、ウルフドッグス名古屋の藤本さん。
2022/23Vリーグ女子準優勝チーム、東レアローズの草柳さん。

同じ1996年生まれ。
しかし、学年は一つ上の先輩。
僕が大学受験で浪人したため、お二方とも先輩です。

大学1年生の頃からの付き合いなので、かれこれ7年目です。

左:草柳さん(東レ)、中央:藤本さん(ウルフドッグス名古屋)、右:僕(KUROBEアクアフェアリーズ)


3,4時間語りました。笑

同業者の集まりなので会話の9割がバレーボールについてです。

その中でも印象に残っているのが、
「プロの世界は結果がすべてなのか?」という話について。

結果より過程が重視されるのか。
それとも結果が全てなのか。

昨シーズンからKUROBEアクアフェアリーズに携わって感じた私の考えを綴ります↓↓

プロの世界は、結果がすべてなのか?

現状、「結果がすべて」だと私は感じます。

結果をもとにチームは評価されます。
また、選手・スタッフも評価されます。

結果を残すことで観客を喜ばせることができます。
また、スポンサーの皆様にも勇気を届けることが可能です。

実際、KUROBEアクアフェアリーズは2022/23シーズン、前シーズンより成績をアップさせました。

2021/22シーズン:3勝30敗 / 12位
2022/23シーズン:10勝23敗 / 10位


成績が向上することで多くの方々から心温まるお言葉を頂戴しました。

中には、「KUROBEの勝利が私の頑張るモチベーションです」と声をかけて下さる方もいらっしゃいました。

その方のためにも、「なんとしてでも結果を残したい」
そう心に誓い、昨シーズンは戦っていました。

現状、結果が重視される


勝利至上主義について


ここで疑問に感じる方もいらっしゃるかと思います。

「本当に結果がすべてなのか?」

近年、日本のスポーツ界では、結果を極端に重要視する「勝利至上主義」が問題視されています。

勝利に重きを置きすぎて、選手が結果思考に陥ってしまう傾向があります。

現状、結果を残せないチーム・選手がSNSで非難されるといった心痛まる出来事があることも事実です。


結果に至るまでの過程にも魅力はたくさんあります。

目標に向かって日々努力するアスリートの日常は、素晴らしいものです。

その日常、つまり結果に至るまでの過程を伝える必要があると私は思います。

スト―リーを発信する


人はストーリーに惹かれます。

トライアウトでVリーグのチームに加入。
しかし、膝の大怪我で1年間リハビリ生活。
社業とリハビリを繰り返すだけの日々。
1年の時を経て、遂にスタメン入り。
その後、スタメンに定着しチーム初のファイナルラウンド進出に貢献。

仮にこのような選手がいたとします。

この選手の復帰に至るまでのストーリーを知ったら自然と応援したくなるのが人間です。

その人にしかないストーリー

人は皆異なる過去があります。
そして、異なるストーリーがあります。

私は、その人にしかないストーリーを発信することが大切だと考えます。

自分の強みに合ったツールを選択


「目標への過程をSNSで発信する。」
「本を出版する。」
「自ら自己PRし、メディアに出演する。」

どんどん自分のカラーを出し、ストーリーを知ってもらう工夫をすればその人の魅力は増します。

結果、コアファンの獲得・選手の知名度向上・バレーボールの活性化にも繋がります。

私が勝利至上主義について考える理由

私は大学時代、スポーツ社会学を専攻していました。

その中で最も印象に残っているテーマが「勝利至上主義」についてです。

中澤篤史教授のもと、「部活動の在り方・プロスポーツチームの在るべき姿」について学びました。

https://twitter.com/naka_AT_sushi

私自身、勝利至上主義が良いor悪いという偏った考えは持っていません。

ただ、勝利という結果以外にも私達が伝えられることは山ほどあります。
それを伝える工夫・努力が必要です。


「ストーリーを発信する」

応援して下さる皆様に結果以外の部分もお伝えできるよう、私にできることは積極的にしたいと思います。


※いつも最後まで拝読いただきありがとうございます🙇‍♂️
SNSのメッセージ等で「いつも読んでます!」といったお言葉をいただく機会が増えてきて非常に嬉しいです!
今後もよろしくお願いします🤲

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https://www.instagram.com/shin_yoshida22/


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