詩菜
誰にも言えない気持ちが溢れて 言葉にしたくなりました。
10代の頃に書いた少し棘のある作品に、今の私が手を加えたものです笑
心の休憩・・・と言いつつ、物覚えわるいから記録。
朝焼けと三日月 朝と夜が交じり合った景色を あなたに見せたくて 明日あなたに会いに行ける スーツケースに想いをいっぱい詰め込んだ あなたの腕の中でおやすみって言った あなたの顔を見つめておはようって言った いってらっしゃいもお帰りも ずっと夢みてた ご褒美って言ったらおこがましいけど 許されたみたいな気持ちになれた 真実はどうなんだろう なにが正解なのかな 安堵したことが答えなのに こんなに長い時間あなたと過ごせたから わからなくなる いつも気持ちも身体も半分こ 一
言葉しかない 言葉がある 言葉でしかない 言葉もある 確かめるには十分に温かくて 力強い大好きな声 ちゃんと聴いてる 聴こえてる 言葉を聴いてる 心を聴いてる ただ触れられないだけ
泣きながら眠るとか JKみたい 一番近くて 一番遠いひと 吐き出した言葉は 消えない 消せない 一緒に笑ったの いつだったっけ 答えのない場所を ずっと彷徨ってる
本当の気持ちとか 誰にも言いたくないだけで ふたりだけがわかっていればいいんだって そう思ってる ひとりになったとき? これからのこと? 何を望んでいるかとか 言葉にしていいかわからない あなたが大切だから たぶんあなたの選択に従う 私の願いではなく あなたの進む道が私の答え いつからこんなふうに 弱くなったのかな あなたは私のこと 自信家みたいに言うんだけど 本当はちがうよ あなたとずっと一緒にいたいから 望むこと言えない 苦しくなるのが怖くて 言葉にはできない
金色に輝くその月を 同じ場所で見ることはできなかったけど 受話器越しの声 また次がある そう言ってくれた どうしようもなく苦しくなって あなたを諦める言葉を何度口にしても 結局いつだって ほしいのは あなたでしかない 答えはいつもここにある あの夜も綺麗な月が見えたね どうしたいの? 最初から答えは決まっていたし これからだってずっと変わらない 切なさで染まった空の色を 教えてくれるのはいつもあなただよ ふたりで 同じ空を何回見たかな 次は手を繋いで一緒に見ようね
順番ないとか ちゃんとあるのに 同じくらい大切って ちがう ちゃんと大切にしてるものが あなたにはあるのに バイバイってちゃんと言えた? ずっと愛してるって ちゃんと言えてた? あなたの傍に ずっと そう望んでいいって教えてくれたのは あなたなのに なんで ちゃんと順番あるよ 私じゃない
海を越えた遠い空の下で 同じ月を見た 一緒の月を見たかった 私の言葉と同時に 遠くても 同じ月を見て 同じことできた そうあなたが言ってくれた 私たちは いつも温かくて いつも笑っていて いつも切ない そして時々 刃物みたいな言葉を吐いて 傷つけて 傷ついている 一緒に泣いたときのこと 初めて触れたときのこと あなたが私にくれる時間 声 そして想いとか 愛しさと悲しみは いつも背中合わせで 楽しみに待ちわびている時間は いつも一瞬で でも 触れた温もりは ずっ
もう夜明けってあなたが言った 小さな画面の言葉に 浮かんだのはあの日の会話 冬の夜明け少し前の街灯りのはなし 澄んだ空気と凍ってる月 憶えてる? あの頃は 同じ空を見て 同じ夜を見て ただそれだけでよかったのに 強くいられた頃は できないことなんてないと思ってた 変えられないことなんてないと思ってた たくさんの夢を見すぎたのかな 自分の吐き出した言葉が 全部嘘になる 憶えてる? 伝えた想いも 不器用な言葉も 触れた温もりも 伝えずにいられなかったあの夜のこ
吐き出した言葉の ひとつひとつは真実で だけど何ひとつ表せてはいない 私がどれだけあなた想って 寝て起きて寝て起きて ただそれの繰り返し あなたに触れられる日を 数えて数えて そして眠る夜を あなたは知らない あなたの言葉を ぎゅっと抱きしめて 過ごす時間をあなたは知らない 伝えたい想いを ちっぽけな言葉を 何度繰り返しても あなたに届かない なにも なにひとつ 伝えられない 私の意思と反するところで 言葉になったそれは 真実? あなたに届いた それが私の答えな
朝の色が変わる瞬間を 教えてくれたのは あなただった 満たされないものを埋めるように 少しずつ集めていくけど ただひとつだけ足りない こんなふうにひとりで もし私が消えても あなたは気づかないで きっと笑ってる その景色は あなたに見せたかった景色 あなたと見たかった景色
24時間前は一緒にいたね 大好きなあなたの頬に触れて 唇に触れて 大好きなあなたの 寝顔を見て 寝息を聴いて クスって笑った ずっとあなたを感じていられた そんな幸せな時間を ギュって抱きしめて 24時間経った今も ずっとあなたを想ってる いっぱいキスするって決めてた いっぱい いっぱいキスしたけど 今日になったらもう 全然足りなくて 思い出だけじゃ やっぱりさみしいよ 目の前に 触れられる距離に ずっとあなたに いてほしいの だいすき あなたのことを ずっと想って 私
また夜に。 また明日。 約束なの? 繋いでないと不安な理由は あなたには あなたの場所があるからです 苦しまないでほしい あなたがくれた言葉 並べて 抱き締めて でも くるしいよ 忘れたふりをした 平気なふりをした ずるいよ 消えないよ なんで一番必要なときに 出会えなかったの?
普通に あたりまえに ふたりでしたいこと ふたりで行きたいところ たくさんたくさん思い描いて 楽しいことを 目の前に並べて 行き場のない想いを ごまかしてた でも 何かが違ってる 溢れた気持ちをぶつけたときに 真っ直ぐに受け止めてくれたから 本当のことを見ずに 進もうとしている自分に気づいた 諦めから始まった そう思ったらラクになれるのに そうじゃないって あなたは言う 私の得意な「今」じゃなくて 「この先」をあなたが教えてくれた 私たち ふたりでいっぱい笑って いっぱ
どうしよう くるしいよ 声聴きたい。
気が付けば 窓の外を眺めてた 朝の空の色が変わっていくその瞬間は あなたの瞳にも映っているのかな 月と太陽が交差して また今日が始まる 昨日のふたりを思い出したよ 会って話したいことがたくさんあるのに 触れられることだけで 満たされてしまうから 言葉を忘れたまま その温もりを確かめてた なんでこうして力を込めて感じることが こんなにも難しいんだろう ただ傍にいたいだけなのに 真っ直ぐにあなたをみつめて 大好きなその笑顔を見せてほしいだけなのに ほんの少しの空白で ひねく
青い空に飛行機雲 あなたが見上げた空にも見えたって 繋がってる 大丈夫 頑張れる理由にホッとする 確かなものは 小さな画面の言葉と この手で触れた記憶 精一杯の優しさで 包んでくれるあなたの声 今私が立っているこの場所から 1ミリでもずれたら 何かが変わってしまう気がした 私の毎日は あなたがいてくれる喜びと 寂しさで溢れてる 笑ってってあなたは言うけど ちゃんと触れられる距離にいてくれたら いつだって私はそうしていられる 手を伸ばせば触れられる距離に お願いだからいて