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育脳に良い!?ビタミンCの知られざる効果

今日はみんな大好きビタミンCが、脳にとってどのようにいいかをまとめてみました。

ビタミンCは、美容や健康の文脈でフィーチャーされることが多いと思います。
強い抗酸化作用があり、シミ、シワ、動脈硬化、抗がんなど、酸化作用による悪影響を防ぐ役割があることはよく知られた話ですね。

また、ストレスが多いとビタミンCの消費量が増えるため、ビタミンCを十分に補充する必要があるともいわれます。

このように、様々な面でその有効性が取りざたされて、みんなの人気者へとのし上がった ビタミンCですが、脳にも様々な効果があるのを、ご存知ですか?

1.IQとの相関性

いきなり芯をついてきましたが、ビタミンCを摂取するとIQが上がるという研究結果があります。

米国の幼稚園~大学生の子ども351人を対象にした実験で、血液中のビタミンCレベルに応じて2群に分けると、高ビタミン群の平均IQは低ビタミン群よりも4.51高く、統計的に有意な差が認められた。
また、両群の被験者に6ヵ月間オレンジジュースを飲んでもらい再度IQを測定した結果、高ビタミン群ではIQの増加がごく微量(+0.02)だったが、低ビタミン群ではIQが3.54増加した。
Kubala and Katz(1960)の研究、ナカムラクリニックHPより

この研究では、

「柑橘系、あるいはビタミンCを含むその他の栄養分がIQに影響している」「ビタミンCの摂取が減少することで、頭の切れや鋭さが低下する」

と結論づけています。

IQは知能レベルを測る指標として一般的ですので、
ビタミンCがIQ向上に一定程度関係するというのは押さえておきたい効能の一つです。

2.脳内の鉛のデトックス

以前、ブログでも記載しましたが、鉛などの重金属は食品などを通じて体内に蓄積されています。

農林水産省によると、鉛中毒によって、子供の認知発達、知的行動への悪影響が懸念される、と言われているので、脳への影響を考える上では重要な点です。

特に、脳に入ってしまった鉛は除くのが難しいと言われていますが、ある調査では、ビタミンCの摂取による脳内の鉛濃度の減少が報告されています。

(詳細は、以前のブログ「鉛デトックスで脳のパフォーマンス低下を防ぐ!」をご覧ください)

ビタミンCは、鉛のほか、ヒ素やカドミウムの除去にも有効と言われています。
血中の重金属を捕らえて、自らとともに体外に排泄されていくという勇敢な一面も持っています。


3.鉄の吸収を助ける

鉄分は、脳の情報伝達を行う物質が作られる過程で必要になります。
また、脳の神経系は4歳までにほぼ90%が完成するため、この時期に鉄を十分採り、酸素をたっぷり脳に送り込むことが重要と言われています。

この鉄分の吸収を促進するものの一つがビタミンC!
脳の発達に必要な栄養を陰で支えるサポーターの役割も果たします。

4.ビタミンCをどう摂取したらいいの?


そもそもビタミンCは体内で作られるものなのでしょうか?

答えはNo。

ただし、これは人間を主語にしたときの話。
実はたいていの哺乳動物は体内でビタミンCを合成できます。

体内でビタミンCを合成できると、あまり病気にかからず、かかったとしてもビタミンCの合成量を増やして対処できると言われていますが、
人間はこれを食事など外部からの摂取によって補うことで初めて発揮できることになります。

なんとも便利なこの機能。進化の過程でそぎ落とされていったのでしょうか。。

とにもかくにも、我々人間はビタミンCを、食事やサプリメントなど外部からの摂取する必要があります。

また、ビタミンCは水溶性で、体内に吸収されない余剰分は対外に排出されることになるため、何回かに分けて摂取するのが効果的です。

2000mg摂取する場合は500㎎×4回のように4時間おきに摂取するのがよいされています。

なお、自然界のビタミンCは アスコルビン酸とバイオフラボノイド(ポリフェノールの1種)の複合体ですが、合成されたビタミンC(デンプン⇒ビタミンCのように分子構造を変化させて製造されたもの)はアスコルビン酸のみが含まれています。

バイオフラボノイドは体内でアスコルビン酸の有効性を2倍にする言われているので、ビタミンCの効果を期待してサプリメントで摂取する場合は、
合成されたものではなく、可能な限り自然な状態をキープした天然濃縮タイプのサプリメントがよいとされています。

当社のモリンガは、100g当たり356mgのビタミンCが入っており、なんとその量は オレンジの約6倍!(日本食品標準成分表2020年版より)

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